作品情報
秦郁彦『明と暗のノモンハン戦史』。
秦郁彦の『明と暗のノモンハン戦史』について、受賞記録と書誌情報を照合した作品データ。書誌識別子はNDL OpenSearchで『明と暗のノモンハン戦史』と著者名『秦郁彦』を照合し、単行本または文庫のISBNを確認した。日本の紙書籍としてISBN-10とASINを相互補完した。
書籍情報
- 出版社
- PHP研究所
- 発売日
- 2014-07-11
- ページ数
- 437ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784569816784
- ISBN-10
- 4569816789
- 価格
- 3950 JPY
- カテゴリ
- 本/歴史・地理/日本史
1990年前後から、ノモンハン戦史に関する旧ソ連軍側の第一次資料が利用できるようになったことから、在来のノモンハン戦像が大きく揺らいだ。著者が本書を執筆しようと考えたのも、この動きが進んで、日露(ソ)双方の資料がほぼ出そろったと見定めたからである。従来までの日本側資料中心の研究では、「日本軍の人的損害はソ蒙軍の約二倍」「ソ連の圧倒的勝利、日本の惨敗」という「既視感」が定着していた。しかし、旧ソ連側の資料が公開されるにつれ、ソ連側の人的損害などが日本軍を上回っていたことが判明し、「日本が勝っていたのではないか」という議論が盛んにされるようになってきた。著者の今回の研究では、数字だけを見ての判断ではなく、「何を目的に戦われたのか」「その目的をより達成しえたのはどちらか」というような視点から、新たにノモンハン戦を掘り下げてゆく。戦史研究の上で見落とせない一冊である。
現代史家
レビュー
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生粋の日本人なら是非読んで欲しいです
大変、参考になりました。生粋の日本人として真実が知りたいので、歴史書等を読んでいます。ソ連が崩壊しソ連側の情報謀略分野を除く第一次資料が利用できるようになり、この本が発行されたため購入しました。両軍の損害等の数字がいまだはっきりしない部分があり、今後の調査に期待したいと思います。関東軍の情報収集能力と分析力、科学に対する優先順位の低さが、多くの戦死者を出した要因と思いました。
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辛い本
ノモンハンについて、ここまで細かく書かれた本はあまり多くはない。貴重な本である。最新の情報もフォローしている。当面ノモンハンについて詳しく知りたければ、これ1冊で足りるだろう。 しかしである。著者の強い関心の表明だろうが、細かすぎて正直読んでいてつらくなった。こちらには、そこまでの関心がないのである。半藤一利のレベルが丁度いい。もし本屋で手に取っていたら、買わなかっただろう。著者のブランドとタイトルの巧妙さにやられてしまった。 立派な本だが、読み物としては辛い本である。
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謎に包まれたノモンハン戦役の真実が少しわかる
謎に包まれたノモンハン戦役の闇を照らす力作です!
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真実
真実を知りたかった
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より実証的な内容
従来の同種の本よりもかなり新資料に基ずく、実証的な新事実を含めた本事件の従来からの認識を改めさせてくれる本で良書と思う。やや学術性の高い内容なので、ノンフィクション的な読み方からすると添付内容の資料数字が多く、やや読みにくい印象だが、総じて一読の価値ありと思います。
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ノモンハンが可視化され、理解が進む
肝心な事象が具体的に理解できます。ソ連側の資料も多く挿入され、今まで曖昧にされていた点が、明らかとなっています。
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昔陸軍、今官僚
概略を知りたいのに、詳細な戦記であったので買って失敗したと思った。しかし敗戦(失敗)の責任を下級将校に押し付けて何の責任も取らない幹部の姿勢等現代にも通じる話かと暗澹たる気持ちにさせられた点は良かった。
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正しい歴史認識の大切さが判る素晴らしい書籍でした。
私の従兄がノモンハンで日本軍の自動車隊?の1員として参戦し命からがら還ってき、とても日本軍の対戦車砲はT34戦車には 歯が立たなかったと良く話していました、日本軍の完全な負け戦で、、自分のトラックは遺体収容の為に走り回っていたと言っていましたが、 この本を読んで決してそうでは無く互角に戦って?いたことが良くわかりました。亡き従兄の墓に報告します。
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- 毎日出版文化賞 第68回(2014年) ・受賞