日本の文学賞

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トーキョー・クロスロード (teens’best selections)

坪田譲治文学賞

トーキョー・クロスロード (teens’best selections)

濱野京子

高校生たちの思いが交差する青春小説。母である少女、ジャズ喫茶のバンドマン、素直になれない同級生たちが、東京の街でそれぞれの感情と向き合う。

青春小説高校生東京恋愛

作品情報

秘めた想いは、東京の交差点で少しずつ行き先を変えていく。

濱野京子のYA小説。複数の高校生の視点を通じて、恋愛、友情、家族の事情が交差する現在形の青春を描く。

レビュー要約

  • 十代の迷いや揺れをリアルに感じられるという反応があり、児童書の枠を越えて読める青春小説として受け止められている。

書籍情報

出版社
ポプラ社
発売日
2008-11-01
ページ数
273ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784591105900
ISBN-10
4591105903
価格
250 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品/日本文学

『トーキョー・クロスロード』が 第25回坪田譲治文学賞を受賞しました! 「別人に変装して、ダーツに当たった、山手線の駅で降りてみる」これが休日の栞の密かな趣味。そこで出会ったかつての同級生、耕也と、なぜか縁が切れなくて…。 秘めた想いは、 いったいどこへ行くのだろう。 一児の母、ジャズ喫茶のバンドマン、 甘えん坊の美少女、辛口の秀才、 そして、彼女が絶えないアイツ・・・・・・。 今見てるこの景色も、 同じものにはもう二度と出会えない――高校生活 「別人に変装して、ダーツに当たった、山手線の駅で降りてみる」 これが休日の栞の密かな趣味。 そこで出会ったかつての同級生、耕也と、なぜか縁が切れなくて・・・。 高校生の「今」を鮮やかに描く、フレッシュで切ない青春ストーリー!

レビュー

  • 面白い

    中学生の娘に買いました。 面白いと言っています。

  • 大好きな1冊です。

    小学校高学年で始めて読んでから小、中、高と図書室で借りて読んでいました。進学先の図書室になかったので、これを機に購入しました。高校生という子どもと大人の間の期間の複雑な心情がとてもよく伝わってくる本です。多くの人に読んでもらいたい1冊です。

  • 青々しい

    青春って感じだけど ちょっと高校の頃が昔過ぎて共感できねぇ〜 キャラの名字がみんな大江戸線の駅名なのに すぐ気づく大江戸線ユーザーなのでした。 新海監督のあとがきも良かった。

  • 何度も読み返しています

    作品の持つ雰囲気が最初から最後までずっと統一していて好きです。 また、舞台が実際にあり知っているところが多いのも、場面を想像しやすくて良いところです。 恋愛っていいな、って純粋に思える作品だと思います。

  • 新海誠のあとがき

    卒業して連絡先もわからなくなった中学のクラスメート。みんなで一緒に過ごしたあの最後の春休みの1日。高校生活になれてきて、気が緩むにつれて、彼のことが気になってくる。でも、そんな間柄ではなかったし、好きだったわけでもないし、いまさらどうにもできない。そこで始めたのが環状線ダーツ。新海誠のあとがきのお題がこの小説のすべてをあらわしている。「手の届かない誰かをみている」。

  • 濱野さんの最高傑作

    優等生なんだけど周りからの自分像に、自分自身はちょっとなじめないというような主人公の性格設定は、『その角を曲がれば』『フュージョン』と、わりと似通ったところがあり、物語の大枠の雰囲気も似ている。『その角を曲がれば』では、あの年頃の複雑で微妙な人間関係をたんたんと描き、『フュージョン』はそうした人間関係のキャラをさらにたててメリハリをきかせつつも、設定をすべて生かしきれずに終わっていた。そして『トーキョー・クロスロード』では、『その角を曲がれば』の静かな淡いトーンを生かしつつ、クライマックスに向けてじっくり物語を熟成させ、感動のラストにすべりこむその技は実に見事。ここでさらに進化した濱野ワールドを見せてくれている。設定はだいぶ違うんだけれど、子どもの頃だいすきだった『四年三組のはた』という児童小説を思い出した。

  • リズムの良い高校生のラブストーリー

    山手線の路線図をめがけてダーツを投げ、当たった場所に降りてみる。 別人に変装して、みかけた風景にカメラを向けてみる。 そこはかとない寂しさと、淡い喪失感を抱えたまま日々を過ごしている。 女子高生の恋バナなんて、気恥ずかしくなりそうで、もどかしく感じて、素直になれない登場人物にイラッときて、で、感動ではなくほっとする。 短い会話で繋ぐ文体が苦手な人もいるかもしれませんが、リズムが良くて個人的には好き。

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