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巨石運搬!海をこえて大阪城へ

産経児童出版文化賞

巨石運搬!海をこえて大阪城へ

鎌田歩

瀬戸内海の小豆島で切り出された巨大な石が、船で海を渡り、大阪城の石垣になるまでを描く絵本。石工たちの工夫と力仕事を、観音開きの大きな画面も用いて躍動感豊かにたどる。

大阪城石垣瀬戸内海ものづくり歴史絵本

作品情報

海を渡る巨石の旅を、迫力ある観音開きで描く絵本。

大阪城の石垣に使われた石が、どこで切り出され、どのように人の手と船で運ばれたのかを伝える歴史絵本。巨大な石を扱う現場のスケールと、当時の仕事を支えた人々の姿を、見開きや観音開きの構成で体感的に描いている。

書籍情報

出版社
アリス館
発売日
2025-01-08
ページ数
36ページ
言語
日本語
サイズ
21.8 x 0.8 x 26.4 cm
ISBN-13
9784752011217
ISBN-10
4752011212
価格
1760 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

ここは瀬戸内海の島。石の名産地です。高くそびえ立つ崖から大きな石を切り出すと、船にのせ、大阪へ。 運びこまれた石は、大阪城の石垣に使われるのです。 観音ページを使った、迫力ある構成です。

ここは瀬戸内海の島。石の名産地です。高くそびえ立つ崖から大きな石を切り出すと、船にのせ、大阪へ。 運びこまれた石は、大阪城の石垣に使われるのです。 観音ページを使った、迫力ある構成です。

レビュー

  • 活き活きとしてスケール感がある傑作絵本

    2024年、鎌田歩さんの知識絵本です。 監修は、同志社大学文化遺産情報科学調査研究センター長・津村宏臣さん。 産経児童出版文化賞 タイヘイ賞受賞。 今から400年ほど前、大阪城をつくるために、 瀬戸内海の島から、たくさんの石が大阪に運ばれました。 この絵本は、人々が岩だらけの崖から石を切り出し、舟着き場へ運び、 海を渡って大阪城へ運んでいく過程を描いたものです。 石垣の石、舟、石切り場跡など、”点”で捉えることはよくありがちですが、 これらを繋がりをもって見ると、新鮮味があって面白い。 まるで、人の手による一大公共事業といった感じで壮観です。 それも、小豆島から大阪城まで繋がっていきますから、スケールも大きいです。 そして、本書の内容を際立たせてくれるのが観音ページ。 本書は仕掛け絵本で、 ”普通の見開き2P”→”観音ページ(見開き2Pで右ページが外側に開きます)” →”普通の見開き2P”→”観音ページ”・・・という順でページが組まれています。 観音ページは、まずは右ページを閉じたままで絵を見て文章を読み、 そして右ページを開くと、”閉じた状態の後”の絵・文章に変わります。 右ページを開くことで、景色にグッとパノラマ観が増し、 人々の動きや表情が活き活きと感じられてきます。 横広になった絵は、まるで絵巻物の一部を見るかのよう。 ついつい、”昔の人も、絵巻物に同じような魅力を感じていたのかな?” なんて考えてしまいます。 内容と工夫がうまく噛み合った傑作絵本です。 対象は【小学校低学年】が中心ですが、 子どもから大人、おじいちゃん・おばちゃんまで一緒に楽しめます。 大阪城に行ったことのある人はもちろんのこと、 城好き、歴史好き、社会科好きなら、より一層楽しめるでしょう。 ”子どもの頃の自分に読ませてあげたい”と思わせてくれる、いい絵本です。

  • 人気の作品だけど

    図書館で予約が詰まっていたので買ってしまいました。 構造上 仕方ないとは思いますが、ページ数は少なく、あっという間に終わっちゃいます。

  • 大阪城の巨大石垣が運ばれるまでの壮大な話

    オススメです。 大阪城の巨大な石垣が小豆島から運ばれるまでのお話です。 こんな大きな石どうやって運んだんだ?という問いの答え合わせです。 巨石を運ぶ作業はただただ重労働のイメージだったのですが、当時の人は半ばお祭りのようにして一大事業として楽しんで働いていたのではと思わせてくれます。この点、作者の方もすごく取材されたのか、当時の空気感を濃厚に感じる事ができます。絵も凄く上手いので迫力も伝わってきます。

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