ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! (ファミ通文庫 た 8-1-1)
『ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!』は、恋愛アドベンチャーゲームのヒロインたちが現実に現れるという願望を軸にした学園ラブコメです。主人公は理想の物語を現実化したはずが、ゲームと現実のずれに振り回されます。
作品情報
ゲームの選択肢では片づかない現実が、ヒロインたちとの関係を揺さぶります。
第10回えんため大賞優秀賞受賞作の刊行版。ギャルゲームへの愛着を出発点に、願望充足の楽しさと、その裏で生じる責任や違和感をテンポよく描きます。
レビュー要約
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設定の分かりやすい楽しさとテンポのよさを評価する声があり、ゲーム的な約束事を現実へ持ち込む発想が読みどころです。
書籍情報
- 出版社
- エンターブレイン
- 発売日
- 2009-01-30
- ページ数
- 328ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784757746466
- ISBN-10
- 4757746466
- 価格
- 1 JPY
- カテゴリ
- 本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル
Zapping上等? トゥルー・エンドへのルートを掴め!! ある日突然に世界改変の機会を得た都築武紀は、躊躇なくその願望を具現化した。そう、恋愛ADV『エターナル イノセンス』を現実化である! 発売からこの方幾度も繰り返しプレイし、全ての選択肢・イベント、そしてキャラの台詞までも記憶するほど愛したゲーム、そのヒロインたちが現実に降臨するのだ。もちろん主人公は俺! 夢のハーレム人生が今始まる――と思いきや、まさかのイベントフラグ総立ちの同時攻略ルート突入! そしてゲームにはないリアルイベントも発生! はたして俺と愛するヒロインたちはトゥルーエンドを迎えることができるのか!?! 選択肢無限の真世界を奔走する恋愛ADVストーリー!
レビュー
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最高傑作!
平凡な高校生武紀は、ある日メールを受け取る。 「あなたの世界を変えてみませんか?」 軽い気持ちで同意したところ、武紀の世界は、 大好きなギャルゲーの設定がされた世界へと変わっていた。 最初、表題を見て、これもどうせ萌えを狙った、軽い内容の ハーレムものなのだろうと思っていた。 しかし、そんな事はなかった。 確かに当初は、オタクが喜びそうな萌え&ハーレム展開であったが、 物語が進んでいくと、序々にシリアスな内容に変わっていく。 先が読めない不透明感は、読者の不安を煽っていく。 妹のいじめ、不登校、姉の怪我、幼馴染の嫉妬と彼女の両親の離婚問題、 クラスメイトへの凄惨ないじめ… かなり重い内容になっている。 そして、病で倒れるクラスメイト… ストーリー展開はテンポも良く進み、最後まで読者を引き付けて離さない。 そして、ラスト… それは、本当に納得のいくラストであった。 これ以外は、あり得ない(許せない)、素敵なラストシーンであった。 ヒロイン達のキャラが全員立っていた。 これは、私が読んだライトノベルでは、初めての事だ。 それほど、キャラの動かし方は上手かった。 主人公の心理も良く描けており、感情移入できた。 この作品は、ライトノベルとしては完璧であり、最高傑作だと思う。 読み終わった直後は、作品の内容と比較して表題が軽いのは残念だ、と思っていた。 しかし、しばし考えて、この表題以外はあり得ないだろうと思うに至った。 それは、こんな理由… 読み終わり、改めて当作品のタイトルを見て思った。 あれ? 表題は、「ギャルゲヱの世界へ」ではなく、「世界よ」だったんだ… そこで、物語のラストシーンを思い出した。 そして、得心した。 ああ、たしかに… この物語のラストは「ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!」だった。
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ギャルゲーをやったことある人にオススメ!
タイトル通り。 ギャルゲーをやったことがある人なら一度は思う願望 「自分もゲームの主人公のような生活をしてみたい」 可愛い幼馴染が居て、なぜだか血のつながっていない兄弟が居て、学園のアイドルが居たり…… そんな羨ましい世界に、自分も行ってみたい! その願望が叶った主人公。 ただし、自分がギャルゲーの世界に行くのではなく、自分の世界にギャルゲーのキャラ達が突然現れ始めた。 もちろん、ゲームのシナリオ通りに進んでいくのだが、現実世界にゲームの設定が全て適応されるわけではなく。 それが思わぬ方向に進んでいくのだが…… という感じでお話は進んでいきます。 本書の見どころは、ゲームが現実になったことによるリアルさだと思います。 例えば、ゲームでは立ち絵として眺めるだけだが、実際は触れたり、選択肢以外の会話をしたり、現実の生活を一緒に共にすることのリアルさ。 そんなリアルさが描かれており、読み手として引き込まれました。 そして、非常によく出来た作品で、久々に面白い小説に出会えました!! ギャルゲーをやったことがある人なら、共感する部分も多いはず。 自分も色々なギャルゲーをやっていたので、読みながら夢が叶った主人公を羨みました。 ただ、ゲームはゲームであり、現実は現実。 その2つが合わさった世界で生きていきたいか? 本書を読み終わった時、必ずしも全員が「はい」とは言えない気がする。 その理由は本書でご確認下さい!
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満点評価が相応しいラノベ!!
アマゾンのレビュー件数と評価の高さ故に以前から目をつけていた作品。 実際に読んでみてなぜ満点評価ではないのかと疑問に思うほど物語に入り込めました。 ギャルゲーの世界に入るのではなくヒロインたちが現実世界に現れるという設定も面白かったし、何より終盤の展開が秀逸でかなり感動します。 ラノベで泣いたのはこれで二冊目です。 少しでも興味があるのなら是非とも手にとってみてください。 後悔はしないはずです!
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アンチテーゼへのアンチテーゼ
ここのところ数巻は1巻ほどには感じなくなっている、というより多少違うベクトルを向き出してる気もしないではないですが、「もしもギャルゲーの登場人物が現実世界に表れたら……そんな都合のいい話なんてねェよ!」的なある種のアンチテーゼ性がこのシリーズの見どころなわけですが、そういう意味ではこの短編集は「アンチテーゼへのアンチテーゼ」ですねい。 これでもかといわんばかりの「ファンディスク的」かつ、「ギャルゲーらしい」ストーリー展開に、目眩すらしてきそうです。もちろん褒め言葉として。(笑)
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中盤からはけっこう面白かった。
序盤はありがちなギャルゲーといった感じ。しかもテキストだけのギャルゲー。日常シーンのキレがいまいちで、正直読み進めるのが大変だった。 しかもいきなりヒロイン四人とか、多過ぎてお気にのキャラとそこまでイチャラブできないし、無駄に登場キャラ増やしてるな、とか思ってしまったけど。 しかし中盤からは、作品に引き込まれました。 物語の主人公ほど強くない、情けない自分。そんな自分に葛藤しながらも、頑張って乗り越えていく様子。 ありがちな題材ですけど、この舞台では生かされてますし、見せ方も下手ではなかったと思います。 ヒロイン多過ぎなところにもちゃんと意味がありましたし、舞台を生かした仕掛けやギミックが出てくる所なんかは、ギャルゲユーザーなら面白さを感じられると思います。 ただ、舞台を生かした大元の仕掛けが終盤に何回かくるので、一つ一つの盛り上がりに欠ける感じだったのは惜しい気がしました。上手く集約されていれば、歴代の名作ギャルゲーと肩を並べられる程のカタルシスや感動を感じられたのでは、と思います。 まぁ実際にお話し作るのは大変なんでしょうけどね。楽しめた作品だから余計にそう感じてしまうのかも。 どんな作品もそうですが、主人公に感情移入できるかで評価が随分と変わる作品だと思います。 自分ちょっとヘタレだけど主人公になりたいお、とか、ギャルゲの世界に行ってみたいお、みたいな事を考えてる人なら、感情移入もできるし面白いんじゃないかなぁ? この作品の最大の魅力が、タイトル通り「ギャルゲヱの世界よ、ようこそ」だし。 というか、ソレしかない。 そこに魅力を感じられないと面白くないし、逆に魅力を感じるなら面白いと思います。 まぁダメ出しもしましたが、ダメ出し部分がそこまで気にならないなら十分楽しめると思います。 ギャルゲーユーザーなら買って損はないと思いますよ。という事で★四つ。 ギャルゲを一度もやった事がない人だと★下がるかも?
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タイトルにだまされては、いけない。
軽いタイトルから、軽い内容だと思ったら、裏切られた。印象を一言でいえば、「フィールド オブ ドリーム」である。内容は、孤独な主人公が、ある日、世界を改変する機会を得たとき、主人公は、ギャルゲーの世界の主人公を選び、姉と妹と幼馴染と学園のマドンナを得た。まるで夢のような生活の中で、やがて主人公は、現実の生活がゲームのように都合よくいかないことに直面し、血をはくおもいで這いずり回り、己を成長させていき、彼女らと自分の生活を守っていく。しかしほんの小さな不注意で、彼女らが、一人、また一人と別れを告げて、去っていく場面は、不覚にも涙してしまった。そしてその後の結末は、賛否両論あるとおもうが、読後感がいいので、いいと思う。
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主人公が外道でヘタレ
ギャルゲーのヒロインが現実世界に現れて主人公がムフフとするわけではなく、現実のイレギュラー要素に振り回されながら問題を解決していく話。 正統派ラブコメなギャルゲーによって癖のあるラブコメ小説となっている気がする。 主人公に関してはヒロインの悩みを知ってるうえで放置するヘタレ、その悩みを抱えてる一人の幼馴染に喝を入れられて、すごいかっこよく普通の事をし始める。 姉に関してはぜんぜんハッピーな解決じゃなかったのも切ない。 次巻へと続くラストでもまた繰り返すのかって突っ込みたくなるね。
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ジャンルが違う
テロップに騙されました。 良くも悪くも熱血です。 そして主人公はオタクに排他的で自分のオタクという個性を捨てます。 巷に溢れる小説のような普通の展開です。 コメディ要素は中途半端で少ないですし、ヒロインとの絡みも適当です。しかし、熱い展開になりそちらがメインになります。 ギャルゲエは、適当に付け加えた感覚にもなります。 そういったものを求めていない人は読まない方がいいです。