日本の文学賞

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放課後のウォー・クライ

日本ラブストーリー大賞

放課後のウォー・クライ

藤崎真生

『放課後のウォークライ』は藤崎真生による作品で、日本ラブストーリー大賞で大賞に選ばれた。単行本または文庫として刊行された書籍で、受賞作としての位置づけと刊行形態の双方が確認できる。

恋愛青春関係

作品情報

『放課後のウォークライ』

『放課後のウォークライ』は、日本ラブストーリー大賞の受賞作として読まれる藤崎真生の作品。刊行情報が確認できるため、受賞履歴から作品へたどれる書籍として扱える。

書籍情報

出版社
宝島社
発売日
2009-02-19
ページ数
244ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784796669726
ISBN-10
4796669728
価格
1257 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品/日本文学

第4回日本ラブストーリー大賞受賞! 京大卒・美人作家が描く感動の恋愛小説! 高校2年生のリカは、数学教師の高木と誰にも内緒でつき合っている。友達の真希は、処女なのに妊娠を恐れてピルを持ち歩く。「空の上に、すごい大きな神様がいてね。毎日、手からいっぱい針をまいて、地上に降らすの。その針に刺さった人間は不幸になるの。それで、運が悪いと死んじゃうの」真希の救いのない話は、あとに続く事件を暗示していた――。

レビュー

  • 泣ける

    私は泣き虫なので悲しい場面があると直ぐに泣いてしまうのだが、この小説は別の意味で泣けた。 学園ものだからフィールドが狭いのはしかたないが、頭を机の角にぶつけて気絶したのに病院行かなくていいのか? とか、いろいろ読んでいて疑問にぶつかった。中でも、死にたいはずの主人公が途中、死ねなくなった私たちは云々、と考える。これは他の人にも意見を聞いたのだが突然すぎて何故そうなるに至ったかわからない、という事で一致した。 オリジナルな表現が全く無い。どこかにある表現を繰り返すだけ。 第七章青空はすんなり終って欲しかった。ラストはさっと終るのが望ましく、私は読みながら、あーもう墓の水とかオバサンの金歯なんてどうでもいい、早く終ってくれ、と祈って我慢して読んだ。 仮谷が大きな欠伸をして、つられて主人公が欠伸をする。そして主人公は眠かった、ひたすら眠りたかった、と考えるのだが、実際、読者である私が一番そう思っていた。 読後、うおーつらい! と叫んだのが私だけならば良い。

  • 先生と生徒

    『先生と生徒』という設定にひかれて購入。 思ったよりドライな雰囲気で、 最初のうちはあまりラブストーリーっぽく感じなかったが、終盤に来て納得。 あー、ここでそうなるのかーという感じ。 ラスト近くの先生のセリフにはぐっときた。 私もあんなこと言われてみたい。

  • 物語に乏しい

    さくさく読めるし、主人公の冷めた造形やあやふやな人間関係など、 それはそれで現代の青春小説としては良い出来なのかもしれないと思う。 とはいえ、先が気になるような物語的展開や人物の心理動向もなく、 つまりはリーダビリティに欠けるため読み進めるのが少々きつい。 もしかしたら急に面白くなるかもしれない、という雰囲気は漂っており なんとか読了にこぎつけるが、けっきょくそこに何かがあったわけではなかった、 というのが感想となる。 文章や人物描写が良いだけに残念、べつの作品はまた違うのかもしれないが。

  • ライト系

    読みやすい文章で、あとくちすっきりです。 良く言えばシンプル。最近の小説によくあるような凝った造りや技巧はなし。 ストレートです。 悪く言うと軽い。希薄。 登場人物がそれぞれ何らかの不安を抱えているのですが、あまり踏み込まない。 先生が改心した理由も分らないし知ろうともしない。 ウオー・クライへの思い入れもあまり感じられない。

  • 良かった

    文章が読みやすく、引き込まれるように一気に読んだ。 思春期の不安や苛立ちが繊細に描かれていて、「自分もそうだったなあ」と懐かしい気持ちになりました。 「神様の針」は今も降っているんだろうな・・・ 途中泣かされたけれど、読後感が良かった。 新聞を投げつける最後のシーンがとても好きです。

  • ラブストーリーと思って読んだら

    ただの青春小説だった。ストーリーが淡々としていて、正直眠くてリタイアしそうだった。 評価できる箇所を挙げると… 文章は読みやすく、ティーン向けだろうか。淀みなく読むことができた。 高校生なりの死生観を、幼かった頃の自分に照らし合わせて懐かしむことができた。 真希の異性に対する、理想と現実の葛藤にとても共感を持つことができた。 あとは残念な点が多く… 仮谷がスタンガンを持ったり真希がピルや避妊具を持ち歩いたりする理由を、もっと深く掘り下げてほしかった。設定がいかしきれてない。あらすじを読んで作品を購入した人は肩透かしを食らうんじゃないだろうか。 主人公の性格だからといっても、あまりに淡々としている一人称。退屈だった。 あとは肝心の、主人公と先生の恋。先生は何故、主人公を好きになったのか。どこが魅力だったのか? 主人公も主人公で自分から先生を好きになって告白したのに、ずっと冷めた印象を受ける。 恋愛ものだと思って読んだけど、ドキドキもワクワクもないまま終了…。 残念です。

  • 読みやすい文章はいいのだけれど

    問題は内容だ。審査員たちも言っていたようだが、今回、ラブストーリー大賞に集まった原稿は不作だったのだろう。 この作品が大賞を受賞したことで、はっきりとわかる。 主人公リカは自分の存在に現実感が持てずに生きている。そして男友達、関係を持っている男性教師が、いつだってリカを支えてくれる。 実に都合の良い存在が周囲にいるものだな、やはり美人は得なのだろう、と思ってしまう読者も多いのではないだろうか? 現代の高校生たちに共通するらしい、どこか希薄な自分自身の実在感みたいなのは描けていると思った。それが本当かどうかは、私がオッサンなので、よくわからないが。

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