作品情報
無限のリンケージ ―デュアルナイト―は、あわむら赤光の受賞歴と結びつくライトノベルとして読まれている。
受賞時の題名から改題され刊行された、絆と戦いを軸にしたファンタジー作品。対になる騎士の関係性を通じて、力と信頼の結びつきを描く。
レビュー要約
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題材の個性と文体の手触りを評価する声があり、ジャンル性や詩的な密度をじっくり味わう作品として受け止められている。
書籍情報
- 出版社
- SBクリエイティブ
- 発売日
- 2009-05-15
- ページ数
- 328ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 10.7 x 1.5 x 15 cm
- ISBN-13
- 9784797354850
- ISBN-10
- 4797354852
- 価格
- 682 JPY
- カテゴリ
- 本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル
「ロバートさんは――無敵です」 自らの立てた戦術を理解し、完璧に体現するロバートの姿を見て、メカニックの少女サクヤはつぶやく。 宇宙時代の決闘競技Battle of Triple Ring。特殊な力場を武器に戦うこのプロスポーツは、その刺激と危険性ゆえに、高い報酬が約束される人気競技でもあった。 ロバートに密かに憧れるサクヤだが、当のロバートはどこかとらえどころがなく、二人の距離はなかなか縮まらない。そんな中、ロバートのトップリーグへの昇格を懸けた重要な一戦が近づいて……!? 第1回GA文庫大賞・奨励賞受賞作!
レビュー
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珍しいメカニック視点
騎士と天才メカニックと決闘競技と。 遠距離戦あり、空中戦ありの決闘競技において 近距離戦しかできない騎士様と、天才メカニック(防具専門)が コンビを組んで勝ち抜いていくバトルものです。 オススメできる方 ・サポートするの大好き ・高潔な騎士が好き ・制限のあるゲームが好き ・読みあいのあるバトルが好き ・シリアスな設定が好き オススメできない方 ・物語は主人公視点のみがいい ・守りよりは攻めだろう! ・勝つためには手段を選ばないのが好き ・天才設定が苦手 全巻読破後の感想です。 ごちゃごちゃ設定はあるのですが、非常に読みやすかったです。 遠距離ができない騎士様なので、基本地味な防戦一方になる 戦いについては好みが分かれるところ。 真面目な騎士と不器用なメカニック、それを見守る大人達という 人間関係は見ていてほほえましく、ほっこりしました。 正直「う〜ん」という設定も多いのですが、今ならお安く購入 できるということもあり、星4つとしました。
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ガジェットの楽しい、SFラノベであります。
この作品の面白さをどう書いたらいいか悩むところなのですが・・・。物語内の人気スポーツ、Battle of Triple Ringでの、「試合に持ち込める装備は3種類まで」「それぞれの装備は長所と短所をあわせもつ」といった設定を活かした戦闘シーンの描写、交互に描かれながらやがて一本に結ばれていく現在と過去の世界などといった物語の仕込みの部分と、一見よくありがちに見えながらも「それだけじゃない」キャラクターたちによる物語の展開は、読者をぐいぐいっと本書に引き込んでいきます。お魚的「真の主人公」であるメカニックのサクヤも、ベタと見せておいて・・・という展開がたまりません。読めば読むほど、前に気づかなかった仕込みに気づく、そんな形の良作だと思います。
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無敵なんです。
宇宙時代の決闘競技Battle of Triple Ring。通称BTR。 特殊な力場を武器に戦うこのプロスポーツは、その刺激と危険性ゆえに、高い報酬が約束される人気競技である。 そのBTRのプレイヤーは通称でFTRと呼ばれる。 天才メカニックの少女サクヤとトップリーグへの昇格が近づいているFTR・ロバート。 二人の距離感と現在と過去との時間の交差。 この作品、「ロバートさんは――無敵です」 この言葉に尽きる。 物語の中で現在と過去が交差していくのですが、このやり方では大抵の場合、読者が混乱してしまい物語どころじゃなくなります。 それでも巧く混乱しないよう物語としてまとまっていても、多くの場合で現在の話が進んでいく中で、 登場人物の背景が分からない一巻ではさして興味がない過去編をだらだらやられると読者は飽きやすくなる場合が多いです。 往々にして作家さん自身は登場人物に愛着があり、過去編を嬉々として書いているんでしょうけど、一読者としては興味のない過去編ほど苦痛なことはないです。 まぁその二つの問題を巧く解決している今作は、とても面白い一冊に仕上がっていると思います。 「試合に持ち込めるリングは3つまで」 「リングの種類は千差万別」 「それぞれのリングは長所と短所を併せ持つ」 「3つのリングの総出力は1000jpまで」 「ただし規定の出力内で、より強い力場を発生できるリングを開発することはルールの範疇」 ざっとですがBTRはこのようなレギュレーションの元で進められていきます。 これにより選手であるFTRの能力だけでなく、メカニックの腕やリングのチョイスといった作戦面も試合に大きく影響します。 そういうこともあり、強い武装はあっても最強の武装はなく、能力の高い装備は総じて大きくjpを消費し総出力制限で引っかかることになります。 なによりリングの組み合わせ次第での相性により勝敗つかず引き分けもあります。 そんな中でのサクヤによる、「ロバートさんは――無敵です」 この言葉の意味をあなたは物語の中で知るでしょう。 簡単に説明しましたが、これで少しでも興味を持たれたなら一巻だけでも試しに購入してみてはどうでしょう。 普通に作品として面白いですし、私個人としては最近損することの多いライトノベル購入で、珍しく得したと感じましたからオススメです。
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読み応えのある娯楽作品
久々に読み応えのあるラノベを読んだ気がします。 歴としたSF作品である所も好みですが、削れるべきところは削り、 また、近づいていく過去と現在の構成が巧かった。 以前、似た構成で明らかに失敗していた作品を読んだ事があるだけに、 評価が高いです。 最後の最後、個人的好みとして、もう少し余韻が欲しかったので☆4つ。 次作も期待します。
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難しい
面白い。 SF的要素がそんなにあるかといわれたら特に無い。それが逆にとっつきやすくなっている。肝のバトルは三つの利点と欠点をどう利用するかというところで、なにも難しいものはなく想像もしやすい。文章もスラスラと読める。良作。だけど、欠点もある。 構成が、現実と過去が交差していきやがて一つになるというものなのだが、そのためにもう一人の主人公のキャラがよく掴めない。きっちりと書き込まれていて、性格の変化もよくわかるのだが、違和感が拭えないのは確かだった。あとは、好みによるのだろうけど、戦闘の迫力が今ひとつ。これの原因は、視点が選手ではなくスタッフ、外側からなので、いまいち入り込めない。 惜しいなあと思ってしまった。
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