作品情報
青春ラブコメへの憧れが、全力の黒歴史へ変わっていく。
第6回HJ文庫大賞奨励賞受賞作。男子校に通う黒須龍騎が、青春ラブコメの夢を叶えようと出会い探しに全力を注ぐ。著者のもう一つの受賞作『魔王なオレと不死姫の指輪』と同じく、刊行書誌で受賞歴が確認できる。
レビュー要約
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軽いテンポの学園ラブコメとして、主人公の暴走と空回りを楽しむ読み方が中心になる。設定のばかばかしさを笑えるかどうかで印象が分かれやすい。
書籍情報
- 出版社
- ホビージャパン
- 発売日
- 2013-05-31
- ページ数
- 257ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 10.8 x 1.3 x 14.8 cm
- ISBN-13
- 9784798606033
- ISBN-10
- 4798606030
- 価格
- 681 JPY
- カテゴリ
- 本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル
俺の学校が男子校に! 恋愛チャンス0%の俺の前に現れた、美少女の秘密とは!? 学校再編のため、不幸にも男子校に通うハメになった高校生・黒須龍騎は、憧れの青春ラブコメライフをものにするため出会いゲットに全力投球中。 ある日、偽のメールに騙された彼の前に完全無欠の美少女が現れ、龍騎にデートを申し込むのだが――。 はたして龍騎は恋愛チャンス0%の暗黒時代から脱出できるのか? 第6回HJ文庫大賞・奨励賞受賞作!
レビュー
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おもしろい
最近現実味を帯びた作品が恋しくなり探していましたが、この作品は探していたそのものでした。 しかし、主人公らしい主人公を想像してこの本を買うと幻滅してしまいます。 私事ですが、わたしも男子校だったのでこの主人公の思っていることに度々共感できる部分がありました。
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ヒロインの魅力がなかった
とにかくヒロインササラの魅力がなかった。
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思春期特有の「痛み」をリアルに描いた傑作…になれたかもしれないのに
「特に大きな理由なく勝手にフラグが折れたり立ったりしていくのが、リアルな男女恋愛ってやつだ。 いつの時も現実はクソゲーである」 思春期の男子にとって、とりわけ学生生活において男子校の生徒のような女子との巡り合いに絶望的に恵まれない 少年たちにとってはリアルに過ぎる「痛み」に満ちた現実を描く作品がHJ文庫で出版されるとは思わなかった この作品は女性との距離の取り方が分からない男性が手に取る際には覚悟が必要になる作品である。ラブコメ系の ライトノベル作品を期待してこの本を手に取ると心がギリギリと音を立てるぐらいに痛みを感じる 思春期男子の悲しくなるぐらい滑稽な無力さと、それでいて切実な現実が描かれている 成績は良くても出会いに恵まれない有名校の男子高生がニコ生の様な中継動画にハメられ、偽ラブレターの誘い出しに乗ってしまい 「出会い系に引っ掛かった男」として大恥をかき絶望した所で救いの手を差し伸べてくれたお嬢様学校の女子高生に一目惚れ…ところが彼女も 男子に縁が無い自分を恥じてお嬢様学校では話に聞くだけだった「合コン」に付き合ってくれる男子を求めていただけというイタい展開に とにかく主人公もその悪友たちも通常のラノベの男子と違って女性相手のスキルがゼロなものだからひたすら滑る。やる気はまんまんでも 会話のテクニックも無い聞きかじりの知識だけで対応しようとする主人公は合コンを盛り上げられる訳も無くスーパー沈黙タイムを招くし 「彼女欲しい」と喚いていたエロゲー大好きな悪友はいざ現実の女子を前にすると会話一つしようとせず寝たふりで逃げを決め込むわとひたすら痛々しい 「対女子スキルゼロの男子高生」の姿が描かれます ラブコメに登場するモテモテ主人公と現実の女子を前に何もできない恋愛無能力者な自分を比較して現実に絶望する思春期男子のリアルな痛みを 読者に感じさせる傑作…になれたかもしれないのだけど…残念過ぎるぐらいに必要とは思えない「ラノベ的要素」が盛り込まれている 主人公の仲間に必然性の無い「男の娘」が混じっていたり、さして面白くも無い伏せ字を使ったパロネタがやたらと混ざっていたりと 王道的青春小説になれるかもしれなかった作品が「出すレーベルも考えなきゃ」と思ったらしい作者が無理やり入れたっぽいラノベ的要素で 台無しになってしまっている。この点が物凄く勿体ない…この辺りの無駄なラノベ的要素を削って思春期の痛みをより深く描く事に徹していれば ラノベ史上に残る名作になったかもしれないのに。本当に勿体ない作品でした
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同時受賞だったらしい
『俺と彼女のラブコメが全力で黒歴史』です。 著者は『魔王なオレと不死姫の指輪』で第6回HJ文庫大賞の大賞を受賞していますが、同時に本作品も奨励賞を受賞していて、それが満を持しての出版ということになります。 大賞作品の方は、さすがに大賞作品だけあって、ある程度アタマを空っぽにして読めば軽く読めて登場する女の子もかわいくてイラストも良くて、楽しめる作品でした。 が、残念ながらグレードの低い賞の本作品は、率直に言ってつまらなかったです。 軽い、という意味では大賞作と同じなのですが、こちらの方はそれが長所とならず、読み応えが無く中身がカラッポという短所にしか見えませんでした。 キャラにも魅力が無いです。黒歴史というタイトルにあるように主人公が痛い、いたすぎて、笑えるというよりは不快。お○とシーンなども不快でした。 ヒロインと仲良くなる過程もいまひとつ良いとは思えず、そもそもそのメインヒロインに魅力が無く、好きにはなれませんでした。 また、男の娘など、本書が出版された時点で賞味期限切れ感が強く、それでいて魅力があればまだ許せたのですが、テンプレの域を出ないものでした。エロゲにつきものの親友キャラもテンプレでしたし。 一巻で完全完結したような感じではなく、続編の可能性もありそうなラストだったと思いますが、出版から一年以上経った時点で続編が出ていないことが読者の評価だったのではないでしょうか。★2
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- HJ文庫大賞 第6回(2011年) ・奨励賞