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マラバ・テマルとの十四日間 (リンダパブリッシャーズの本)

日本エンタメ小説大賞

マラバ・テマルとの十四日間 (リンダパブリッシャーズの本)

山田明

第2回日本エンタメ小説大賞優秀賞受賞作として刊行された小説。異文化的な名前を持つ人物との限られた時間を軸に、出会いが日常を揺さぶる過程を描く。

出会い十四日間人生の転機

作品情報

マラバ・テマルとの十四日間は、受賞作として評価された主題を読みやすい物語または詩歌の形で届ける作品です。

第2回日本エンタメ小説大賞優秀賞受賞作として刊行された小説。異文化的な名前を持つ人物との限られた時間を軸に、出会いが日常を揺さぶる過程を描く。 受賞歴のある作品として、題材の切実さと文章の手触りを軸に読ませる。

レビュー要約

  • 題材への向き合い方と読み終えた後に残る余韻が評価されている。派手な展開よりも、人物や言葉の積み重ねを味わう読者に届きやすい。

書籍情報

出版社
泰文堂
発売日
2015-11-19
ページ数
237ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784803008180
ISBN-10
4803008183
価格
331 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

2020年東京五輪の招待選手として来日した巨漢のポリネシアン、マラバ・テマル21歳。 やる気なし、食欲あり! クーラーとカラオケとソフトクリームが大好き!! お調子もので、いつでも子供みたいに泣いて笑って。 ……あきらめ気味の不完全燃焼な毎日を送る“Fラン大学生"太一は、そんなマラバに翻弄されてイラつきながらも気づいていく。「俺だって本当はやりたいこと、あったじゃないか」。 だが、学長の黒い思惑で友情に亀裂が。そして東京五輪最終日、奇跡が起きる……。 第2回日本エンタメ小説大賞優秀賞作品。

1965年、神奈川県鎌倉市生まれ。関東学院大学経済学部卒業。横浜市在住。 本作『マラバ・テマルとの十四日間』で第2回日本エンタメ小説大賞優秀賞受賞。

レビュー

  • 青春っていいな。

    天然パワー全開だけど見てるところは見てるマラバがみんなを変えていくところがいい。それに次の場面がいい方向に裏切られるのが楽しい。 個人的には「すっとどっこい」、「ちんぷんかん」で笑いころげるところが残ってます。

  • 超タイムリー

    サワヤカな表紙と「日本エンタメ小説大賞の優秀作」に惹かれて購入しました。 中身は最近よくある青春ライトノベルながら、もうすぐ本当に日本でオリンピックなのだな〜と感じさせてくれる超タイムリーな一冊。 周りの評価に縛られてくすぶっている時期が自分にもあったので、悩める若者たちに共感。 最後には、自分も結果は気にせず完全燃焼したい!!と思えるよい一冊でした。

  • 本音で生きるってほんと素晴らしい!

    ルールに縛られずに本音を生きる人とルールを言い訳に本音を生きない人達が描き出す青春ドラマ。 とはいえその「本音エネルギー」に巻き込まれる人達は「青春」の枠にはとどまらない。 その人の思い、本音という真実のパワフルさを、「砲丸投げ」という言ってみればマイナースポーツの中に痛快なテンポで描き出してくれている。 オリンピックでのクライマックスシーンで「本音の人」に起こったドラマには魂が震える思いだった。 心の深いところから笑いそして感動できる小説。 あー本音って素晴らしい! 砲丸投げも面白く見えるようになった! あまり気にしてなかった東京オリンピックも楽しみになった! ぜひ映画にして欲しい一冊です。

  • 爽快な読後感

    スポーツがらみの青春小説など、ほぼ読んだことがなかったけど、 読後感として、こんな爽快な余韻を経験するのは初めてかも。 クライマックスの東京五輪のシーンなどは、ドキドキや胸騒ぎが収まらず、 緊張から解き放たれたラストは、やたら美しい風景が目に焼き付くようだった。 マラバを始め、印象深い登場人物たちは、愛すべき個性派ばかり。 一服の清涼剤という言い方も陳腐だが、 久々に気持ちいい風に吹かれたような幸福感を味わえた作品!

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