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恋を思い出にする方法を、私に教えてよ (GA文庫)

GA文庫大賞

恋を思い出にする方法を、私に教えてよ (GA文庫)

冬坂右折

恋愛相談を軸に、感情の変化を見つめるGA文庫のラブストーリー。

ライトノベル恋愛青春相談

作品情報

恋を思い出へ変える方法が、少しずつ二人を結びつける。

SBクリエイティブのGA文庫として刊行確認。恋愛相談を通して関係が変わるタイプの作品。

書籍情報

出版社
SBクリエイティブ
発売日
2022-01-16
ページ数
296ページ
言語
日本語
サイズ
10.7 x 1.4 x 15 cm
ISBN-13
9784815614430
ISBN-10
4815614431
価格
704 JPY
カテゴリ
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

その特別な力は、恋に傷ついた人たちを救う魔法みたいだね。 これはどうしようもなくなった恋を終わらせる恋愛相談。 恋心を食べる少年と恋が苦手な少女の不思議な恋物語。 才色兼備で人望が厚く、クラスの相談事が集まる深山葵には一つだけ弱点がある。それは恋が苦手なこと。 そんな彼女だったが、同級生にして自称恋愛カウンセラー佐藤孝幸との出会いで、気持ちを変化させていく。 「俺には、他人の恋心を消す力があるんだよ」 叶わぬ気持ち、曲がってしまった想い、未熟な恋。その『特別』な力で恋愛相談を解決していく彼との新鮮な日々は、葵の中にある小さな気持ちを静かにゆっくり変えていき――。 「私たち、パートナーになろうよ?」 そんな中、孝幸が抱えてきた秘密が明かされる――。 「俺は、生まれてから一度も、誰かに恋愛感情を抱いたことが無いんだ」 これは恋が苦手な二人が歩む、恋を知るまでの不思議な恋物語。

著者:冬坂右折 第13回GA文庫大賞《銀賞》受賞作『恋を思い出にする方法を、私に教えてよ (受賞作品「恋食らいのシュガースパイス」より改題)』にてデビュー。 イラストレーター:kappe 平山寛菜名義にて活躍中の人気アニメーター。 TVアニメ「SELECTION PROJECT」「彼女、お借りします」ではキャラクターデザインを担当。

レビュー

  • ラブコメによくありそうなお話を少しひねってみると?

    異能持ちの男子高校生がヒロインズとラブコメするっていう割と良くあるパッケージと見せかけてなんと本来メインヒロインポジの女の子が主人公? 正確に言うと6:4くらいの割合でメインヒロインポジの女の子視点で物語が進行します。 つまり本来主人公ポジの彼がその異能を持ってサブヒロイン相当の女の子達の問題を解決していく様子をメインヒロイン視点から眺めるっていう斬新な体験がありきたりなラブコメに新鮮味を付け足しています。 まだ語られていない謎や異能を持つ原因になったあの人の真意、メインヒロイン視点で語られた事で今巻の本筋に関わってこれなかった彼女達の今後の動向等、続きが読みたいと思えたので期待を込めて☆5です。

  • 導入が秀逸です

    ラノベにありがちな設定で、ほんのちょっと人とは違った価値観あるいはちょっとした特殊能力を持った一見ごく普通の男子が「眉目秀麗・才色兼備」な美少女とひょんなことで知り合い、次第に関係を深めていく…というのがありますが今作では冒頭からそれをその、「才色兼備スーパーヒロイン気質美少女」視点のほうから語る、という手法をとっています。 彼女は所謂、完全無欠美少女という創作世界の中にしか存在しないような理想の具現化のような人物として登場して来るのですが、ただそれを外側から眺める対象として描くのではなく、彼女側の立場として行動の原理、考え方などをいちいち詳らかにしてきながらそのシルエットを描いていく形で物語が始まる感じになっているわけです。 そのおかげで「才色兼備スーパーヒロイン」を憧れの遠い存在としてよりもむしろちゃんと血の通った一個の人間(ただしスペックはいちいち高い)として感じる事が出来るようになっていて、より感情移入しやすく、より魅力的に身近に彼女を捉えることが出来る状態で物語世界に入り込める構成になっています。 そんなスーパーヒロイン気質な美少女が、ひょんなきっかけで、同じクラスの一見不良っぽく見えるあまりいい噂を聞かない死んだ魚のような目をした少年の裏の姿を知る事になり、次第に関係を深めていくようになり、やがてお互いを相棒と認め合うようになっていく── というのがざっくりとした概要なのですが、少年と少女ふたりに共通しているのが、過去に出合ったヒーロー的な生き方、振舞いをする人物(少年の場合はその祖父、少女の場合は子供の頃に自分を助けてくれた一人の少年)に憧れ、その人物に影響をうけて自分よりもまず他の人の事を思って行動するような所謂ヒーロー気質とでもいう価値観に従って生きている、というところ。 特に彼の方にこそその気質は強く、彼がその異能を手に入れるきっかけとなった出来事そのものが自分のためではなく、ただ目の前にいる泣きじゃくる一人の女の子を助けたいがためだったというモノであったというのがその象徴で。 そんな、「セイギノミカタ」を彷彿とさせるような彼の在り方ではありますが、あくまでこちらは伝奇ノベルではなくラブコメで。 半分くらいまで読み進めたところで、結局主人公ハーレム系のヤツだこれー!とほんのちょっとガッカリ(?)します。 まぁ、その認識も実はほんの少し間違っているということにラスト間際に気付かされるのではありますが、その辺は実際読んでみてのお楽しみというヤツで……。 ただ、ちょっと面白いのは、その「主人公ハーレム系のヤツ」をそのうちの一人の(メイン)ヒロイン視点から描いているという点で、おかげでずっと(主に主人公のせいで)もにょもにょする彼女の心の内を見せられ続けて背中が痒くてたまらなくなります(笑) その辺も込みで、素直に面白いです。 後半の盛り上がりに欠ける印象が少しあったので評価を星4に留めてはおりますが、非常に読みやすい嫌みの無い文章で一気に読むことが出来、ちゃんと最後にちょっとしたサプライズ的な種明かしもされていて飽きることもなく楽しむことの出来る作品でした。 一巻で色々出し過ぎでは?と思うくらいキャラクター達が登場してきているのもある意味特徴で、この先が楽しみな作品になりそうな印象も受けました。 簡単な感想になりますが、以上です。 乱文失礼いたしました。

  • いくら何でも都合のいい偶然が続きすぎ

    重要人物と重要人物が偶然にも知り合いだった、都合のいいタイミングで都合のいい人物と偶然出会う、という展開の連続です。一つや二つなら気になりませんが、ストーリー上の問題が実質的に全部偶然で解決されてしまっています。 主人公の異能よりもその偶然の連続の方がよっぽど異能力なのでは? 男主人公だけの目線で書くと鼻につくキャラになるので女主人公目線をメインで書いたのは正解だと思います。

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