作品情報
三十一文字に込めた恋心が、短歌を通じて二人を近づけていく青春恋愛小説。
第16回GA文庫大賞金賞受賞作を改題して刊行した青春恋愛小説。短歌を教える先輩・救と、言葉で自分の気持ちを伝えようとする三球の交流を通して、恋に憧れる少女のまっすぐな想いと、言葉を選ぶことの楽しさを描く。
書籍情報
- 出版社
- SBクリエイティブ
- 発売日
- 2024-07-14
- ページ数
- 320ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 1.47 x 10.5 x 15 cm
- ISBN-13
- 9784815626297
- ISBN-10
- 4815626294
- 価格
- 770 JPY
- カテゴリ
- 本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル
彼女の綴る三十一文字は好きの溢れる愛言葉だった。 これは恋に憧れる少女との甘い青春を描いた恋の物語。 高校生の大谷三球は新しい趣味を探しに訪れた図書館で、 ひときわ目立つ服装をした女の子、涼風救と出会う。 三球は救が短歌が得意だということを知り弟子として詩を教えてもらうことに。 「三十一文字だけあればいいか?」 「許します。ただし十万文字分の想いがそこに込められてるなら」 日々成長し隠された想いを吐露する三球に救は好意を抱きはじめ、 三球の詩に応えるかのように短歌に想いを込め距離を縮めていく。 「スクイは照れ屋さんな先輩もちゃんと受け止めますから」 三十一文字をきっかけに紡がれる、恋に憧れる少女との甘い青春を綴った恋物語。
畑野ライ麦 第16回GA文庫大賞(前期)にて「文学少女に囁く愛は三十一文字だけあればいい」で《金賞》を受賞し、デビュー。
レビュー
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サンタはイマイチ好きになれない
短歌というテーマがなかなか良いヒロイン達はとても雰囲気がマッチしている。しかしながらサンタはちょっとガサツすぎますね。すくいの良さが消されちゃってると感じるところが多かったです。後半はかなりリカバリできたとは思いますけど。
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結末のその先が気になる
途中まで読んで、続きが気になりすぎて夜眠れなくなるくらいに面白すぎました。 こんな気持ちになったのは久々です。 ありがとうございました
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日本人が大切にしている短歌で心が感動しました。
スクイとサンタの気持ちが短歌を通じて心地よく伝わってくる小説でした。心が感動して震えてきた一冊でした。次の小説も楽しみにしています。
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リアル青春物に短歌要素を合わせた話で、合う合わないが大きそう。
タイトルのキャッチさが良く、そこは長所の1つです。 最後の展開やアイデアで評価は「良」にしていますが、すごく面白いかと言われるとそうでもないという。 現実にそういう人がいてもおかしくないリアル学生の青春と初恋という感じで、話のテンポやエンタメ性が良いといえないのが理由でしょうか。 逆にそのリアルな等身大の学生ともいえる感性が刺さる人には刺さりそうです。 短所と長所がセットなので、評価が難しいです。 舞台が現代で和歌物だと、メディアワークス文庫から出た大平しおりさんの「きみと詠う」のほうが技巧ありで私は楽しめましたが、 今作品はメインがそれまで野球しかしてなかったスポーツ少年が現代短歌を始めるというもので、未熟でありながらも素直な感性や生活から歌にするというものです。 なので、ハッとするものがあるかないかでいえばありますし、身近だからこそ心に響いたという読者もいそうです。 文章が読みにくいわけではないのですが、展開が遅いので疲れるなと思っていたのですが、終盤で畳みかけるスピードアップに私はうまいと思いました。 まあ「俺たちの戦いはこれからだ」というか4巻くらいで打ち切りになるラブコメ漫画みたいな綺麗な終わり方だったので、急ぎすぎという評価もわかります。 まあ続き出るのが確定なので、1巻は初期キャラ関係が築かれる第1部みたいなものでしょう。 登場人物の心理に関していえば、はっきり描写はされないにしても、暗示するような表現はあるので、予想つくラインとは思いました。 逆に私は最近の「口から砂糖でそう」とばかりに恋愛心理描写する作品苦手なので、これくらいがよかったです。 ただ今は過剰なくらい描写いれたほうがいいのかもしれませんし、そこも人次第かもしれません。 アイデアとしていえば、現代は情報が簡単にやりとりできるために、和歌や手紙の情緒性が厳しいのですが、 そこを短歌系VTuberや、学年、学校の違い、口下手や照れの感情での表現不足といった現代的なツールや距離心理の壁を用意して、現代における短歌の楽しみをうまく表現している小道具の使い方はよかったです。 今回は短歌要素が薄かったので、もし続きを描くなら、短歌のイベントとかを絡めて話ひろげていけるかもしれません。 評価ポイントもあるし悪くないけど、面白いとは言いにくいし、評価に迷うてのが私の感想な作品です。
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とても素敵なお話でした。
主人公とヒロインの絡みがとても好き
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とても良かった
最高のクライマックスに思わずガッツポーズ とても良かったぜひ読んで欲しい
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『許します ただし 十万文字分の 想いがそこに込められてるなら』 → 小説は、十万文字の中で想いを書かなきゃ駄目なんですよ。
良作になる可能性はあったが、作者の実力不足によって凡作になった失敗作といった感じです。 『短歌×恋愛』という誰でも思い付きそうでいて、意外と見ない恋愛もの。 あとがきに、「作中のキャラクターたちは短歌でそれぞれの心情を伝えていましたが……」と書かれていますが、逆に言えば短歌の部分でしかキャラクター達の心情が伝わってこないんですよ。 例えば『主人公は、いつヒロインを好きになったのか?』とか、『ヒロインの主人公に対する想い』とか『恋愛の切なさ』とか、そういうものが読んでいて伝わってこない。 小説ってキャラクターの気持ちの強さとかで感動したりするので、もっと丁寧にキャラクターの心理描写を描いた方が良かったと思いますね。 あとせっかく短歌を題材にしたのだから、俵万智さんの「『この味がいいね』と君が言ったから七月六日はサラダ記念日」みたいな良い感じの短歌を作れたら良かったのになぁ、と思います。 作中にも良いなと思う短歌はいくつか出てきましたが、内容は『お~いお茶』のペットボトルの俳句とあまりレベルが変わらない気がします。短歌の良さって結局は文章のリズムなんですね。実際には大したこと言ってなくても文章のリズムが良い時には良い短歌に思える。逆に文章のリズムが悪いと、イマイチだなぁと思ってしまう。 逆に良かった部分は、タイトルのセンスが良いと思います。 読者の予想を裏切る展開もあったし、キャラも良かったです。手毬にしても詩織さんにしても、魅力的に描けていたと思います。 第16回GA文庫大賞で金賞を受賞した作品らしいですが、期待の新人の誕生というよりは、どうにか新人賞を突破した及第点の作品でしょうね。もっと良い作品に出来る可能性があっただけにもったいないですね。短歌という題材を選んだのが他の作品との差別化になって、新人賞を突破したのかなと思います。 キャラクターの心理をもっと丁寧に描けていたら、良作になっていたでしょう。最後の方が駆け足気味に感じるのも、読者にキャラクターの気持ちを理解させられていないからなんですね。だから読者からすると終盤のストーリー展開が唐突に思えるのです。 作者だけが分かっていて読者はキャラクターの気持ちが分かっていないみたいな感じになっているので、薄っぺらい作品に感じるのです。その辺りを上手く書けるようになれば、もっと良い作品が書けるのではないでしょうか。
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短歌の扱いが上手い
短歌を利用するのに色々な媒体を使っていてバリエーションがあった いいラブコメ
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