インソムニア
東京のタクシードライバーとして働く高山邦男の第一歌集。夜の都市、乗客との一瞬、仕事の緊張、母の介護をめぐる生活感を、自在な言葉で短歌に刻む。
作品情報
眠らない都市を走る仕事の時間から、現代を生きる心の揺れを見つめる歌集。
ながらみ書房から刊行された歌集。CiNii で ISBN とページ数を確認し、若山牧水賞公式ページでも著作・受賞歴として確認した。Amazon JP の直接ページは確認できなかったが、紙書籍の ISBN-10 を ASIN として補完した。
レビュー要約
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仕事の現場から生まれる具体的な歌と、母をめぐる感情の深さに注目し、職業詠としての強さを伝えている。
書籍情報
- 出版社
- ながらみ書房
- 発売日
- 2016-04-20
- ページ数
- 196ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784860239619
- ISBN-10
- 486023961X
- 価格
- 441 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/詩歌/歌集
縁ありて品川駅まで客とゆく第一京浜の夜景となりて 温かい気持ち未来より感じたり今際のわれが過去思ひしか わが仕事この酔ひし人を安全に送り届けて忘れられること 赤や青繰り返し点る夜の街のどこにもゐない点燈夫たち 赤信号ふと見れば泣いてゐる隣 同じ放送聞いてゐたのか 誰一人渡らぬ深夜の交差点ラジオに流れる「からたち日記」 東京のタクシー運転手としての仕事の歌を中心に、斬新な着想、自在な用語で、東京という都市の現在をうたい、そこに生きる私たちの心の起伏をていねいにうたう。叙情詩としての短歌の可能性を果敢に追い求める作者の渾身の第一歌集。佐佐木幸綱・帯文より
レビュー
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寂しくもあり、暖かくもあり、人の世を垣間見る1冊
歌集(短歌)です。 普段、歌集を買うことはないのですが、ゼミの先生に勧められて読んでみました。165ページと文庫にしては薄い一冊といえます。そこに短歌なので文字自体は大きく、気軽に読み進められるはずが、想像以上に一句一句の文字を追って、そして考えて、味わいました。 一句一句、【詠み手(筆者、というのかな?)】の思いや言葉の選択を思いながらも、【読み手(私)】は短い言葉から多くのことを想像し、感じ、想像する。短歌というと少し難しい世界かと思いがちですが、短い言葉が逆に直感的にうったえ掛けてくる、そのような事にあらためて気づかせてくれる1冊かと思います。
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共感の出来る歌がところどころにあって、ある時には力をくれる
ラジオであった、この本の中の歌を紹介していたのを、聞いて欲しいと思ってからやっと手に入れました。 大切にしたい本になりました。
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素晴らしい作品集です
新聞に載っていた「わが仕事~」という一首に惹かれて購入しました。 短歌についてはまったく知識がありません。 それでも一つ一つの作品に心が震え、時折涙がこぼれました。 (表示は「一時的に在庫切れ」ですが、注文すると書店から入荷されるようです。 一週間ほどで手にすることができました。 ↑購入時のことであり、今は同様かどうかわかりません。)
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ダメ人間
高山さんは、ご自身のことをダメ人間だといわれるそうです。そんな高山さんの短歌はどれも、その情景が目に浮かび、これからの人生で、何度も読み返したくなる歌ばかりです。
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必読書です!
早く読めば良かった。感動しました。まだ読んでない方は是非!です。
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著者はタクシー運転手
私は足が不自由であまり長い距離を歩けないので、よくタクシーを利用します。タクシーに乗ると運転手さんと話をします。会話は時としてとても楽しい時間をもたらしてくれます。なので、この歌集の作者がタクシー運転手と知りすぐに読みたいなと思い購入しました。深夜に働いている人を読んだ歌、夜中にラジオ深夜便を聴く人の歌など仕事の歌が好きです。難解な言葉や漢字はほとんどなく読み易く、分かり易い歌集です。この歌集は私にとっては辞書が手元に無くてもどんどん読めて共感出来る歌も沢山ある楽しい歌集です。
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アマゾンさん入荷してください。
新聞の案内で一部を見ました。筆者はタクシー運転手さんで、日常の風景を記していますが、とてもみずみずしい作品でした。アマゾンさん早く入荷してください。お願いします。 (追記)アマゾンで購入しました。実際にすべて読んでみて、タクシーの運転席からこんな世界があるのかと感動しました。アマゾンさんありがとうございます。