日本の文学賞

← 受賞作品一覧に戻る
きんいろカルテット! 1 (オーバーラップ文庫)

オーバーラップ文庫大賞

きんいろカルテット! 1 (オーバーラップ文庫)

遊歩新夢

受賞時題名「ろりてぃっしゅ・かるてっと!」は、刊行時に『きんいろカルテット!』として出版された青春音楽ライトノベル。ユーフォニアム奏者の青年が、珍しい編成の四重奏に取り組む少女たちを導く。

ライトノベル音楽青春吹奏楽指導

作品情報

最高の四重奏を目指す少女たちと、彼女たちを支える青年の青春音楽物語。

オーバーラップ文庫刊。OVERLAPキックオフ賞金賞受賞作で、ブリティッシュ・カルテットに挑む少女たちと、ユーフォニアム奏者の青年の交流を描く。

レビュー要約

  • 音楽経験を背景にした青春ものとして、演奏へ向かう熱意と少女たちの関係性が読みどころになっている。題材の珍しさが作品の個性を支えている。

書籍情報

出版社
オーバーラップ
発売日
2013-12-21
ページ数
320ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784906866526
ISBN-10
4906866522
価格
426 JPY
カテゴリ
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

黄金の音色を奏でる、4人の少女――― オーバーラップキックオフ賞「金」賞、受賞! ! 「このみんなでずっと吹きたかったんです。私、目標があるんです」 ユーフォニアムという楽器の演奏者である摩周英司(ましゅうえいじ)は、恩師の紹介で中学生の少女たち4人の楽器コーチをすることになる。 清楚で真面目な菜珠沙(なずさ)、元気な性格の貴ノ恵(きのえ)、しっかりものの美夏(みか)、上品でおとなしい涼葉(すずは)。 「ブリティッシュ・カルテット」と呼ばれる日本の吹奏楽では馴染みのない楽器を演奏する少女たちに英司は感動し、彼女たちが最高の四重奏(カルテット)を奏でられるように奔走する。 心に響く青春音楽ストーリー、演奏開始!

レビュー

  • 楽しさがあふれている

    最近、電車の中で楽器を担いでいる人が多い。 私は音楽を聴くだけだけど、楽器が演奏できたら、自分の人生はもっと豊かになるに違いないと、思っている。 なので、音楽がらみの小説も好んで読んでる。 この小説、伏線とか、あんまり考慮していないけど、楽しい。小説にあるテクニックがないけど、楽しい。 それで十分だとも思う。十分以上に楽しめた。 第1巻なんだ。読み切りだと思ったけど、続きが読めるのは、うれしい。 小説って、人生を豊かにしてくれる。

  • ブラスバンドは吹奏楽ではない

    「ブラスバンド」は「吹奏楽」と同じと思っていました。 が、しかし、この本を読めばブラスバンドとはいったいどういうものなのか、そして良くも悪くも現在の日本の吹奏楽がどういうものかが分かってしまいます。 全国大会ではなく、ヨーロッパを目指して奮闘する4人の女子中学生がとても楽しそうなのが印象的でしたし、楽器の詳しい説明や練習方法なんかも書かれていてとにかく面白かったです。 エンジョイ・ブラス!!

  • 金管マニアには面白い

    ユーフォを始めるのにミードは分かるとして、中学生でベッソン700という設定とか、ブラックダイクのCDを手に取ろうとして・・・とか実にマニアック。 ユーフォ好きなので、吹奏楽でのユーフォの立場はわからなくはないけど、現在の吹奏楽ではユーフォは必須なので、なぜ部を追い出されてるのか謎だったり。 吹いてる人が書いてるので、音楽に対する部分は共感しやすかったかな。 中低音金管的にマニアックなので、おかしくて、他の方が指摘してる文章の薄さは気にならなかった。 ユーフォがこれから陽の目をみることを願って★をね♪

  • 青春小説を舐めるな

    はっきり言って言うほど面白くはない。 やたらと既視感があるストーリーは、おそらく『ロウきゅーぶ!』のせいだろう。 まず、初めの大学生である主人公が恩師に中学生の女の子4人に音楽を教えてやってほしいと頼まれるところ。 唐突すぎるだろ。なんでそんないきなり押し付けられるんだよ。 理由がはっきりしてなかっただけにすごく気になった。 あと、文章の中にちょくちょく入ってくる専門用語。 べつに、入れるのは構わないと思う。でも、入れすぎて文章のテンポがすごく悪くなっている。 ライトノベルとしてこれはどうなのかと。 文章力もさほどいいわけでもない。 ヒロインも当たり前のように主人公に恋心を抱く、いわゆるチョロインで読み応えもない。 Twitterなどで青春小説だと謳われていて買ったが、『悪い意味』で騙された気分だ。 なぜ評判がいいのかさっぱりわからない。 最初から普通のラブコメだってわかっていたらもう少しましには読めたと思った。

  • 音楽の知識がなくても楽しめます

    オーバーラップ文庫のキックオフ賞金賞を受賞したということで購入 私自身音楽の知識が学校の授業で習った程度しかなく、不安でしたが読んでみると十分に楽しめました。 構成としてはアニメしか見たことありませんが、「ロウきゅーぶ!」に似ているのかな?という気がしました。 私はこの作品を読むまでは「ブラスバンド」というものを知らなくて、最初は「なんだそれは」という感じでしたが、読んでいくにつれ、徐々に分かっていき、興味が沸いてきました。 そこで実際にネットで調べて聴いてみたところこの作品を読む以上に感動できるものでした。 また、この作品を読むことで音楽への意識が変わり、今までは歌詞が音楽のほとんどを占めている、という考えでしたが、楽器も「歌う」ということを知り、演奏にも耳を傾けるようになりました。 また、私は大体この本と同等の量(およそ300ページ)を2時間かけて読みきるのですが、この作品は4時間かかりました。 それだけ読み応えがある作品でした。 展開も好みで、最後なんかは音楽の知識はまったくなかったのですが、細かい描写などを読んでいると鳥肌がたちました。 絵も綺麗に描かれていて、とても見やすかったと思います。 やはり新人ということで少し文に違和感はありますが、特に大きな違和感等は感じなかったので星5つつけさせていただきました。

  • テンプレ作品としてなら読める作品

    イメージとしては ロウきゅーぶ! (電撃文庫) のバスケをブラスバンドに変えたテンプレ作品。 他の方が書かれているように教育現場の現状(コンクール主体)、練習方法等の話など、興味深く読める所が多々見受けられた。 また著者がいかにブラスバンドのマイナージャンルである編成に愛着を持っているかと言うことも良く伝わってきた。 その反面、作品中で演奏されていたタイムピースと言う曲がどんな曲なのか、ブリティッシュカルテットと言う編成が どんな音を鳴らすのかという肝心なことがほとんど伝わってこなかった。 音楽を専門で勉強していない人間にとって、音楽用語のオンパレードだけで曲をイメージしろと言われても はっきり言って無理。 のだめカンタービレ(1) 、 ドラフィル!―竜ヶ坂商店街オーケストラの英雄 (メディアワークス文庫) 、 神童 : 1 (アクションコミックス) のような作品みたいに曲や演奏を鮮明にイメージさせる書き方をして欲しかった。 音楽に注目して読むなら、タイムピースという曲をyoutube等で探して聞いておくことをおすすめする。 ロウきゅーぶ!テンプレの作品として読むだけなら、普通に読める作品。

  • ろりてぃっしゅ・かるてっと

    口絵で楽器物と分かり、少し躊躇してしまいました。しかし読み始めてすぐに不安は払拭され、物語の中に。明確な目標がすぐに設定されて、テンポとバランスのいい進行に涙したり微笑んだり。設定としては他作品のいいとこ取りという感もありますが、文化系でヒロイン達をどんどんスペックアップさせていく主人公が頼もしく、読んでいて楽しかったです。物語として、結構な完結度なのですが、「1」と打たれています。さて。

  • 自分に酔った文章が気持ち悪い

    題材だけ見るととても面白そうなのですが、見事なまでにつまらない。 文章力の低さ、キャラクターの薄さ、ストーリー展開の盛り上がらなさ……。 特に気になったのは主人公の完璧超人っぷり。一切感情移入できませんでした。 作中に主人公が一流の技術を見せつけるシーンがあるのですが、絶賛の嵐で気持ち悪かったです。 この作者はプロの奏者さんらしいのですが、自分と重ねてるんでしょうか。 申し訳ないですが、作者の自己顕示欲を可愛らしい中学生の女の子で綺麗にラッピングしただけのような作品だと思いました。

関連する文学賞