白き煌王姫と異能魔導小隊<チート・フォース> 1 (オーバーラップ文庫)
受賞時題名「幸運の魔導戦隊」は、刊行時に『白き煌王姫と異能魔導小隊<チート・フォース>』となったライトノベル。魔導が使えないが異常な幸運を持つ青年が、癖の強い魔導小隊の隊長として戦う。
作品情報
魔導を持たない青年の幸運が、ばらばらの小隊を戦う仲間へ変えていく。
オーバーラップ文庫刊。OVERLAPキックオフ賞銀賞受賞作。災害獣が人々を脅かす世界で、ハンターのエイルが魔導小隊に巻き込まれていく。
レビュー要約
-
無能と見なされる主人公が、幸運と仲間との絆で局面を動かす構図が読みどころになっている。戦闘とチーム形成を組み合わせた娯楽性がある。
書籍情報
- 出版社
- オーバーラップ
- 発売日
- 2013-12-21
- ページ数
- 320ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784906866540
- ISBN-10
- 4906866549
- 価格
- 704 JPY
- カテゴリ
- 本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル
無能な魔導士による"呪われし幸運譚"――開幕! 「"魔導"が使えなくったって俺には俺の戦い方がある! ! 」 煌王教会が絶対的権力を握る世界。そこでは災害獣と呼ばれるモンスターたちが人々の生活を脅かしていた。 主人公のエイルは災害獣の駆除を生業にする平凡なハンター。"魔導が使えないこと"と"異常なまでの幸運の持ち主"であることを除けば――。 そしてエイルのハンターライフは、魔導小隊所属のアリーシアの裸を目撃してしまった瞬間から一変。 魔導が使えないのに魔導小隊の隊長に任命されてしまう! ? しかも、そこは一癖も二癖もある連中ばかり。 美少女隊員たちと無能な主人公との絆が生み出すタクティカルファンタジー、開幕! 「ハ、ハーレムちゃうわ…こいつらは最高の仲間たちだ! 」
レビュー
-
バランスが良い
一通り読んでみて、だいぶ感想が変わりました。 序盤は、日常を描きつつ?小隊に対する司令の評価などなど いかんせん滑ってる感がひどかった。 ヒロインとの出会いを終えて、物語が進んでいくと心持がだいぶ変化した。 主人公は知識で戦うパターンで異能は使えないがいろいろのことに詳しい。 逆に仲間は異能を駆使する。仲間の設定がうまいというか嫌味がなく仲間同士の やり取りが好印象であった。 全体的には、読みやすくバランスがよかったなと思う。
-
キャラ設定に難アリ
メインヒロインは感情まかせの猪突猛進娘。人の話を聞かずに突っ走った挙げ句、ピンチに陥る典型的な厄介な女の子 この時点で自分的にはアウトなのですが、さらにダメな点があります。 それは、全ての非を主人公に押し付け、非難し罵声を浴びせ、暴行を加えるということです。 客観的にみて、10割彼女が悪くても[私は間違ってない、悪いのはお前だ!]みたいな主張をしてきますし、感情にまかせて他人を傷つけるのは読んでいて気分が悪くなるだけです。 某ファンタジー作品のピンク髪ロリ魔法使いのせいで確立されてしまったキャラ設定ですが、素直になれない感情と暴力行為は全くの別物です。人によっては嫌悪感しか感じないと思います。 対して主人公は、[女の子だから]という理由で彼女に反発する事なく、ひたすら謝り続けるM仕様な残念男子。 衝突を繰り返し、互いに理解を深めながら惹かれ合う…という流れならまだ理解出来たのですが、そういう展開も無さそうです。 物語を牽引するはずの2人に全く魅力を感じないので、この作品の[先]に興味を持てず、50P程で諦めました。 造語を多用し、凝って創られた世界感なだけに非常に残念でした。
-
良くも悪くも無難な作品
去年創刊されたオーバーラップ文庫の、キックオフ賞銀賞受賞作。魔導が使えない主人公が、モンスター討伐部隊に入隊して仲間とともに戦う。 プロット自体は、魔導について独特な設定(『回復の魔導はない』など)を生かしていて、キャラも紋切り型ながらそれなりに個性があると思う。 だが文章は、戦闘に関してまだ慣れていないように感じた。とくに地の文で「!」が連発する箇所は、文体に勢いを出したいのだが表現しきれないためにエクスクラメーションマークで補っている証拠だろう。 話の筋は王道ファンタジーに近いから、良くも悪くも無難な作品といったところか。モンスター討伐の雰囲気など『モンスターハンター』の影響を受けていると思われるので、それが好きな人には向いているだろう。
-
読みやすい!
バランスがいいし、もたつく所もなくすんなりこの作品の世界にはいっていけます。