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いい子のあくび
集英社

いい子のあくび

高瀬 隼子

好奇心や不安が交錯する短編を収めた一冊。日常のひずみを静かな筆致でとらえ、芸術選奨新人賞の受賞につながった作品群を含む。

それは誠
文藝春秋

それは誠

乗代 雄介

第169回芥川賞候補作に選ばれた、いま最も期待を集める作家の最新中編小説。修学旅行で東京を訪れた高校生たちが、コースを外れた小さな冒険を試みる。その一日の、なにげない会話や出来事から、生の輝きが浮かび上がり、えも言われぬ感動がこみ上げる名編。

狭間の者たちへ
新潮社

狭間の者たちへ

中西 智佐乃

通勤電車での痴漢加害と介護の暴力が重なる短篇集『狭間の者たちへ』に収められた一編。地方の湿った空気のなかで、加害の感覚と介護現場の息苦しさが濃密に描かれる新潮新人賞受賞作。

妖精女王マブの洞窟
本阿弥書店

妖精女王マブの洞窟

マブソン青眼

現代俳句協会賞の受賞作として、妖精マブという存在を手がかりに、アニミズムの感覚から現代を見つめ直す句集。異界の気配をまとった言葉と、日常の景色をずらして立ち上げる視点が印象的。

神獣夢望伝
新潮社

神獣夢望伝

武石 勝義

中華風幻想世界を舞台に、愛する人を取り戻そうとする男と、夢に見た景色を追う少年が、戦乱と謀略の中で運命に挑む。刊行時に『神獣夢望伝』へ改題された受賞作。