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花影の花 大石内蔵助の妻 (文春文庫 ひ 1-129)
文藝春秋

花影の花 大石内蔵助の妻 (文春文庫 ひ 1-129)

平岩 弓枝

『花影の花 大石内蔵助の妻』は、忠臣蔵の中心人物として語られがちな大石内蔵助ではなく、その妻りくの生涯に光を当てる平岩弓枝の歴史長編である。討ち入り後を生きる妻と遺児の時間を通して、忠義の物語の陰にある女性の人生を描く。

殻割る音 (小学館文庫 な 36-1)
小学館

殻割る音 (小学館文庫 な 36-1)

中村 汐里

小学六年生の室本さくらが、学校の調理実習で作ったスクランブルエッグをきっかけに料理に目覚め、母との約束を守りながらオムレツ作りに挑む物語。受験勉強と家族の事情のなかで、料理を通じて少しずつ自分の殻を破っていく。

うつくしい羽
書肆侃侃房

うつくしい羽

上村渉

食の記憶が過去を呼び覚ます フランス料理の真髄と隠された秘密 ひとつの扉のむこうに、もうひとつの扉がある。 新鋭・上村渉による初小説集が、ついに刊行。 離婚によって心の支えを失った男。フランス料理のシェフもまた、フランスでの修業時代に大切な人を失っていた。パリで傷つき、リスボンへと向かう旅での発見、そして、日本で得た安住の地。深い心の傷を負った男ふたりがたどり着いたのはやはり料理だった。 15歳少女の一時保護によって浮き彫りになる女たちの絆。家族を超えた繋がりを描く「あさぎり」も併せて収録。

筑摩書房 空芯手帳 八木 詠美 (著)
筑摩書房

筑摩書房 空芯手帳 八木 詠美 (著)

八木 詠美

職場にキレて偽装妊娠。 理不尽な雑用、セクハラ、「女」だから演じるろくでもない役回り―― ままならない現実を破壊するのは、私だけの赤ちゃん? 女だからという理由で延々と雑用をこなす人生に嫌気がさした柴田は、偽の妊婦を演じることで空虚な日々にささやかな変化を起こしてゆく。第36回太宰治賞受賞作。

歌集 虎落笛
KADOKAWA

歌集 虎落笛

波汐 國芳

福島の風土と震災後の時間を背負い、冬の音と抵抗を響かせる歌集。

チェーホフの山
未知谷

チェーホフの山

工藤 正廣

「チェーホフの山」は、サハリンを舞台に、チェーホフの足跡と土地に残る記憶をたどりながら、人が歴史の中で生きる姿を静かに描き出す作品。ロシア文学への深い眼差しと、旅の感覚をあわせ持つ物語として読める。

殺したガールと他殺志願者 (MF文庫J)
KADOKAWA

殺したガールと他殺志願者 (MF文庫J)

森林 梢, はくり

「最愛の人に殺されたい」と願う高校生・淀川水面は、死神を名乗る女に紹介された少女・浦見みぎりと出会う。彼女もまた「最愛の人を殺したい」という願いを抱えており、ふたりは互いの望みをかなえるために協力関係を結ぶ。歪で危うい関係から始まる、甘さと不穏さが同居したラブコメ。