Awarded Works
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16358 works
闘いの構図
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- Literature and General Literary Arts
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- Professional
大正14年に横浜・鶴見で起きた大規模な騒擾事件を、関係者の証言と資料をもとに再構成したノンフィクション・ノベル。火力発電所建設の下請分担をめぐる対立が、千人を超える男たちの乱闘へ拡大していく過程を描く。
遠雷
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- Pure Literature
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宇都宮郊外で、団地に囲まれながらわずかに残った土地にしがみつき、トマトのハウス栽培を続ける青年・満夫を描く長編小説。高度成長後の都市化、農地と家族の変質、性と金をめぐるむき出しの欲望が、遠く鳴る雷のように生活へ迫ってくる。
狸
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- Pure Literature
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- Newcomer
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- Open call
文學界新人賞の当選作として発表された短編で、狸という題名に重なる、ひょうひょうとした気配やたくましさを淡く描く。大きな事件よりも、人物の距離感や空気の変化が残る作品。
昼と夜
- Category
- Pure Literature
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- Newcomer
- Selection method
- Open call
群像新人文学賞の当選作として誌面に掲載された短編で、昼と夜のあわいにある感覚の揺れを、静かな視線で切り取る。大きな事件よりも、時間の移ろいにともなう心の陰影が残る作品。
囚人のうた
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- Pure Literature
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- Newcomer
- Selection method
- Open call
文藝賞の当選作として発表された短編で、囚人という言葉が呼び起こす閉塞感や、外へ出たい気持ちの張りつめを静かに描く。抑圧の輪郭が、言葉の温度で少しずつ浮かび上がる作品。
ストレイ・シープ
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- Pure Literature
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- Newcomer
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- Open call
文藝賞の佳作として発表された短編で、ストレイ・シープという題が示すように、行き場のない漂泊感や、群れからはぐれる感覚を描く。静かな不安が、薄い余白として残る作品。
なんとなく、クリスタル
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- Pure Literature
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- Newcomer
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1980年の東京で、大学に通いながらモデルを続ける由利の日常を通して、豊かさに支えられた若い世代の感覚と、その先にある不透明さを切り取る。消費社会の空気を鋭く映した作品。
二十歳の朝に
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- Pure Literature
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- Newcomer
- Selection method
- Open call
『新潮』誌上の当選作として発表された短編で、二十歳の入口に立つ若さの不安や、朝という時間に宿る緊張を静かな筆致で描く。進路や自分の輪郭がまだ定まらない感覚が、余韻として残る作品。
僕の出発
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- Pure Literature
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- Newcomer
- Selection method
- Open call
『新潮』誌上の当選作として発表された短編で、若い語り手の出発点にある迷いや、家族や土地から離れていく感覚を静かに描く。大きな事件よりも、旅立ちの前にある心の揺れが残る作品。
秋蝉の村
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- Pure Literature
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- Newcomer
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「秋蝉の村」は、西谷洋による短編小説。秋の蝉が鳴く村を舞台に、土地に残る人々の暮らし、沈黙、季節の移ろいを通して、地方の生活に潜む翳りを描く。
ギンネム屋敷
- Category
- Pure Literature
- Target
- Newcomer
- Selection method
- Open call
沖縄の戦後を引きずるギンネムの屋敷を舞台に、はみ出し者どうしの暮らしと金をめぐる軋みが、暴力と諧謔をまじえて立ち上がる。社会の外縁で生きる人々の痛みを刻んだ作品。
海を越えた者たち
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- Pure Literature
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- Newcomer
- Selection method
- Open call
日本を離れて海の向こうへ出た若者たちの旅と漂流を、タツミの視点から爽やかに描く。異国で差別や孤独にさらされながらも生き抜こうとする姿が印象に残る。
流れない歳月
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- General Fiction and Popular Fiction
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- Newcomer
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- Open call
北日本文学賞の入賞作として読まれた短編小説。止まったまま流れない時間という題名の感触から、過去の記憶や生活のなかに残る感情を静かに見つめる作品として位置づけられる。
海の陽 山の陰
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- Literature and General Literary Arts
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- Open call
岡田哲也の詩集で、海と山を抱く南九州の風土を背景に、光と影、土地の記憶、生活の感覚を詩の言葉でとらえる作品である。自然の明るさと陰影を並べる題名の通り、土地に根ざした感情を静かに響かせる。
水子地蔵
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- Literature and General Literary Arts
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- Open
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- Open call
「水子地蔵」は、祈りと喪失の記憶を題名に刻む小説である。水子を弔う地蔵という民間信仰のイメージを通して、個人の痛み、家族の沈黙、土地に残る感情を見つめる作品として読むことができる。
序章
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- Pure Literature
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- Newcomer
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『序章』は、今井公雄による長篇小説で、第3回群像新人長篇小説賞の受賞作。題名どおり、より大きな物語へ踏み出す前段を思わせる構えを持ち、個人の内面と時代の緊張を小説の出発点として置く作品である。
旅する前に
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- Pure Literature
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- Newcomer
- Selection method
- Open call
『旅する前に』は、大高雅博による長編小説。旅立ちの前の時間を題名に置き、空白の未来へ向かう人物が、自分だけの場所やユートピアを求めて歩き出す感覚を描く。群像新人長篇小説賞の受賞作として講談社から単行本化された。
花の名前、かわうそ、犬小屋
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- General Fiction and Popular Fiction
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- Professional
- Selection method
- Open call
「花の名前」「かわうそ」「犬小屋」は、向田邦子の短編集『思い出トランプ』に収録された短編。夫婦、家族、日常の会話や仕草の奥にある弱さ、狡さ、後ろめたさを、鋭く抑制された筆致で描く。
黄色い牙
- Category
- General Fiction and Popular Fiction
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- Professional
- Selection method
- Open call
『黄色い牙』は、志茂田景樹が秋田山中のマタギ社会を描いた長編小説。大正から昭和初期へ向かう時代の中で、狩猟をなりわいとする人々の誇り、掟、家族、近代化に押される共同体の悲哀を描く。
天の川の太陽
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- General Fiction and Popular Fiction
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- Professional
- Selection method
- Open call
『天の川の太陽』は、壬申の乱を題材にした黒岩重吾の歴史長編。大化の改新後、天智天皇のもとで立場を狭められていく大海人皇子を中心に、額田王との関係、朝廷内の権力争い、東アジア情勢までを重ね、古代日本が揺れ動く時代を大きなスケールで描く。
遠き落日、長崎ロシア遊女館
- Category
- General Fiction and Popular Fiction
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- Professional
- Selection method
- Open call
渡辺淳一が吉川英治文学賞を受賞した二つの歴史小説。『遠き落日』は野口英世の生涯を、会津の貧しい少年時代から渡米後の研究生活まで、医学の栄光と人間的な弱さを合わせて描く。『長崎ロシア遊女館』は幕末から明治へ移る長崎を舞台に、医学、異国との接触、遊女たちの哀歓を短編連作的に描く。
涸瀧
- Category
- General Fiction and Popular Fiction
- Target
- Newcomer
- Selection method
- Non-open
大阪府の山村に生まれた林義信が、貧しさと家庭の崩壊から逃れるように上京し、俳優への夢、同棲生活、父との暮らしの中で行き場を失っていく長編小説である。上昇への願いと生活の重さがからみ合い、地方と都会、家族と欲望の間で追い詰められる青年を描く。
黄金の罠
- Category
- General Fiction and Popular Fiction
- Target
- Newcomer
- Selection method
- Non-open
韓国を舞台にした田中光二の長編冒険小説。主人公の郷一人は、ソウルのホテルで古美術品密輸の罠にはめられ、釈放の条件として北朝鮮に眠る新羅王朝の宝冠奪取を命じられる。特務工作隊の一員として三十八度線を越える彼の行動を通じて、政治的緊張、謀略、極限状況でのサバイバルを描く。
百合野通りから
- Category
- Genre Fiction
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- Newcomer
- Selection method
- Open call
大久保智曠名義で発表された小説作品。のちに大久保権八として活動する作者の出発点にあたり、1980年のオール讀物新人賞受賞作として『オール讀物』に掲載された。
北斎の弟子
- Category
- Genre Fiction
- Target
- Newcomer
- Selection method
- Open call
葛飾北斎の周辺にいる弟子を題材にした歴史小説。浮世絵の師弟関係と絵師の世界を背景に、江戸の芸術に身を置く人物のまなざしや葛藤を描いた作品と考えられる。
ラインアップ
- Category
- General Fiction and Popular Fiction
- Target
- Newcomer
- Selection method
- Open call
『小説現代』の新人賞で受賞した、久和崎康の短編小説。公募新人賞の枠組みで発表された作品として、同時代の一般文芸誌が新しい書き手を紹介する場に位置づけられる。
火田の女
- Category
- Genre Fiction
- Target
- Open
- Selection method
- Open call
土佐の歴史を背景に、支配に抗う農民や人質となった女性の記憶を描く歴史小説。表題作のほか、土佐の民衆史に根ざした作品を収める。
宝石泥棒
- Category
- Genre Fiction
- Target
- Professional
- Selection method
- Selection
甲虫を守護神に持つ少年戦士ジローが、禁忌の恋を成就させるため、女呪術師ザルアーとチャクラとともに失われた宝石「月」を求めて旅立つ長編SFファンタジー。異形の生物が棲む世界を進む冒険の先で、人類の運命と世界の構造が明らかになっていく。
一人で歩いていった猫
- Category
- Genre Fiction
- Target
- Newcomer
- Selection method
- Open call
早川未来コンテストの佳作として発表された作品で、ひとりで歩いていった猫という題が示す、孤独な移動や気まぐれな自由の気配をたどる。余白の大きいイメージが残る短編。
光と風と雲と樹と
- Category
- Children's Literature, Fairy Tales, and Picture Books
- Target
- Professional
『光と風と雲と樹と』は、沖縄戦の記憶を子どもの読者へ手渡す児童文学である。自然の光や風、雲や樹木の感触を題名に響かせながら、戦火の中で失われた暮らしと命を見つめ、平和への思いを静かに深めていく。