日本の文学賞

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斎藤 文一

さいとう ぶんいち

Saitō Bun'ichi

プロフィール

性別
男性
生誕
1925-08-13 (岩手県北上市)
死没
2017-10-20 (新潟市) 92歳
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
岩手県北上市 → 仙台市 → 新潟市

経歴

職業
宇宙物理学者, 研究者, 詩人, 教授
活動期間
1950年〜2017年
所属
新潟大学理学部, 宮沢賢治学会イーハトーブセンター(設立発起人)
影響を受けた人物
宮沢賢治
影響を与えた人物
宮沢賢治研究者コミュニティ

学歴

東北大学
理学部 / 物理学科
学位: 博士(理学)
期間: 1940年代-1962年
卒業年: 1962
国: 日本
東北大学大学院で理学博士号取得。博士論文は「夜光発光機構の研究」。

受賞歴

藤村記念歴程賞
1977
対象作品: 宮沢賢治とその展開(氷窒素の世界)
主催: 歴程編集部(藤村記念歴程賞)
結果: 受賞
岩手日報文学賞(賢治賞)
1991
対象作品: 宮沢賢治 四次元論の展開
主催: 岩手日報社
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 『宮沢賢治とその展開』は、氷窒素の世界という副題を持つ宮沢賢治論です。科学的想像力と文学的宇宙を結びつけ、賢治作品の思想と表現の広がりを読み解きます。

    宮沢賢治とその展開は、斎藤文一が評論の形式で人物と時代の手ざわりを描いた作品です。

    332ページ
    宮沢賢治科学的想像力評論

作品

代表作

宮沢賢治とその展開 氷窒素の世界

1977年 文学研究/エッセイ

宮沢賢治の作品を科学的・天文学的視点から読み解く試みを収めた研究書。オーロラや銀河に関する考察を含む。

宮沢賢治科学と文学天文

宮沢賢治と銀河体験

1980年 文学研究

宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』などを通じて銀河や宇宙観を掘り下げる研究。

銀河イメージ世界詩的宇宙観

宮沢賢治 四次元論の展開

1991年 文学研究

宮沢賢治作品における時間・空間概念(四次元論)の展開を論じた研究書。

時間空間文学理論

空の色と光の図鑑

1995年 科学読み物

空の色や光学現象を平易に解説した一般向けの科学書。

大気光学教育自然観察

科学者としての宮沢賢治

2010年 文学研究/科学史

宮沢賢治の作品と思想を科学者の視点から再検討し、賢治の科学的素養を明らかにする一冊。

科学史文学と科学宮沢賢治研究

全著作

  • 宮沢賢治とその展開 氷窒素の世界(1977)
  • 宮沢賢治と銀河体験(1980)
  • 宮沢賢治星の図誌(共著、1988)
  • 宮沢賢治 四次元論の展開(1991)
  • 空の色と光の図鑑(1995)
  • 銀河系と宮沢賢治 落葉広葉樹林帯の思想(1996)
  • アインシュタインと銀河鉄道の夜(2001)
  • 宮沢賢治の春 その光と風のエッセイ(2002)
  • 宮沢賢治の世界 銀河系を意識して(2003)
  • 科学者としての宮沢賢治(2010)

作風・主題

文体
科学的視点を取り入れた論考調の文体明快で説明的な記述
頻出モチーフ
銀河時間と空間

健康

  • 肺炎
    2017年10月
    入院後、肺炎のため死亡

評価・遺産

宇宙物理学者としての業績に加え、宮沢賢治研究を通じた文学的貢献で知られる。南極観測隊への参加や新潟大学での教育・研究活動を通じ、地域の文化振興と科学普及に寄与した。

記念館・博物館

  • 宮沢賢治イーハトーブ館(初代館長) 岩手県 1992年開館

関連学会

  • 宮沢賢治学会イーハトーブセンター

資料所蔵先

  • 新潟大学図書館・資料室所蔵資料

豆知識

  • 第5次南極地域観測隊(1960-1961年)に参加した宇宙・大気研究者である。
  • 詩誌『歴程』の同人として詩作も行った。
  • 娘に文芸評論家の斎藤美奈子、翻訳家の斎藤真理子がいる。