歴程賞(旧・藤村記念歴程賞)
とうそんきねんれきていしょう
詩誌『歴程』が主催し、詩人の優れた業績を中心に顕彰する文学賞。2017年以降は歴程賞の名称で扱われる。
- 創設年
- 1963
- 主催
- 詩誌『歴程』
- カテゴリー
- 詩・現代詩
- 受賞対象
- プロ
- 開催頻度
- 年1回
- 発表時期
- 10〜11月頃
- 賞のステータス
- 活動中
説明
詩誌『歴程』が島崎藤村を記念して創設した文学賞。詩集を中心に文芸評論や翻訳も対象とし、詩劇や絵画、彫刻、建築、音楽、映画など多面的な芸術作品にも授賞がなされる。2017年からは「歴程賞」に改称された。
関連の賞
- 歴程新鋭賞
公式情報
http://www.ykoseki.com/rekitei/index.html過去の受賞者
庭と手紙という二つのイメージを媒介に、喪失や記憶の所在を静かに見つめる詩的な作品。端正で、感情の押しつけが少ない。
風景の手触りを介して、届かないものへの思いを組み立てる。
気配を整えて心の湿り気をほどくような、短い詩篇を束ねた詩集。
ほとぼりが冷めるまでの時間感覚を、詩としてすくい上げる。
『余白の夜』は、岩木誠一郎の詩集で、第56回歴程賞を受賞しました。夜、記憶、旅、光の手触りをめぐる詩篇を連ね、触れているものの確かさを問いながら、静かな不安と余韻を円環的な物語のように響かせる一冊です。
記憶を静かに濡らしていく二十二篇が、夜の余白に残る不安と光をすくい上げます。
福田拓也は『倭人伝断片』と『惑星のハウスダスト』の二冊により第56回歴程賞を受賞しました。『倭人伝断片』は古代的な地名や記憶の断片をたどりながら、個の生と死を越える神話的な空間へ言葉を押し広げる詩集です。併せて評価された『惑星のハウスダスト』は、散文詩的な流動性で言葉の身体性を追い込みます。
古代、土地、身体、宇宙的な塵が交差し、言葉そのものが移動し続ける受賞詩集群です。
倉橋健一『失せる故郷』は、しなやかな語りのうちに生と現在への意志を交錯させる詩集です。深まる季節、孤独、身体感覚を通して、故郷を失う感覚といまここに立つ意志を硬質な言葉で描きます。
深まる季節をつらぬき、失われる故郷と現在への意志が交錯する詩集です。
海へは、高橋順子による受賞作です。賞の記録上の作品名を基準に確認し、刊行形態が確定できる範囲で書誌情報を整理しています。
高橋順子の受賞作として記録されている作品。
新藤凉子、河津聖恵、三角みづ紀による連詩集。悪母島という濃密な想像上の場をめぐり、複数の詩人の声が交差しながら、魔術的で不穏な風景を立ち上げる。
三つの声が島を呼び出し、詩の連鎖が魔術のように広がる。
新藤凉子、河津聖恵、三角みづ紀による連詩集。悪母島という濃密な想像上の場をめぐり、複数の詩人の声が交差しながら、魔術的で不穏な風景を立ち上げる。
三つの声が島を呼び出し、詩の連鎖が魔術のように広がる。
新藤凉子、河津聖恵、三角みづ紀による連詩集。悪母島という濃密な想像上の場をめぐり、複数の詩人の声が交差しながら、魔術的で不穏な風景を立ち上げる。
三つの声が島を呼び出し、詩の連鎖が魔術のように広がる。
野村喜和夫の詩集『ヌードな日』『難解な自転車』と英訳選詩集『Spectacle & Pigsty』に対する同時受賞。身体、都市、言語のずれを大胆な連想で結び、戦後以後の日本語詩を国際的な読者にも開いていく仕事として評価された。
言葉の跳躍と身体感覚が、現代詩の読者を未知の場所へ運ぶ。
福間健二の詩集『青い家』は、同時代の熱情と感傷を独自の速度で刻む大部の詩集。生活と詩作を切り離さず、他者や記憶を呼び込みながら、書き続けることそのものを存在証明として立ち上げる。
進むことも戻ることもできない場所から、それでも会いに行くように言葉が歩き出す。
『宇宙連詩』は、JAXA監修のもと、宇宙を舞台にした連詩を世界へ広げるプロジェクトを一冊にまとめた書籍。宇宙飛行士や詩人らの寄稿と公募作品を、宇宙写真とともに収録している。
宇宙を見上げる言葉が、国境や世代を越えて一つの連詩へつながっていく。
『宇宙連詩』は、JAXA監修のもと、宇宙を舞台にした連詩を世界へ広げるプロジェクトを一冊にまとめた書籍。宇宙飛行士や詩人らの寄稿と公募作品を、宇宙写真とともに収録している。
宇宙を見上げる言葉が、国境や世代を越えて一つの連詩へつながっていく。
『詩集『テーブルの上のひつじ雲/テーブルの下のミルクティーという名の犬』』は、相沢正一郎による詩集。人物の選択、関係の揺れ、場面ごとの緊張を通じて、読者を作品世界へ導く。
『詩集『テーブルの上のひつじ雲/テーブルの下のミルクティーという名の犬』』は、詩集としての輪郭と受賞作らしい焦点を備えた一作。
詩人金子光晴を軸に、近代詩とフランス文学の交差をたどる評論的著作。詩の言葉、旅、異文化へのまなざしを通じて、文学史上の出会いを読み解く。
金子光晴、ランボーと会うは、受賞時の評価を支えた設定と語り口が作品の核になっている。
『中原中也論集成』は、北川透による中原中也論をまとめた評論集。中也の詩を近代詩の核心に置き、抒情と他者性を深く読み直す。
中也の詩の奥にある抒情の力を、長い批評の歩みで掘り抜く。
岡井隆の長い歌業を通覧する全歌集。戦後短歌から現代短歌へ至る表現の変化と、思想、身体、言葉への探求が一望できる。
岡井隆の長い歌業を通覧する全歌集。
日常の手ざわりの中に、幸福という言葉の明るさだけでは捉えきれない揺らぎを見つめる詩集。平明な語り口の奥に、人生の時間や記憶の陰影がにじむ。
幸福という言葉の周囲に、静かな陰影が広がる。
柳田國男と折口信夫の対立を手がかりに、折口学の広がりと近代日本思想の深層を読み解く評論。民俗学、宗教、天皇論、台湾調査などを結び、折口信夫の思想を世界的な視野へ開く。
折口信夫の思想を、近代日本の裂け目から読み直す。
『詩集『蟹場(がにば)まで』に至る菅江真澄に関する営為』は、2005年のfujimura-memorial-rekitei-awardで選ばれた作品。受賞情報から確認できる範囲では、作品そのものが同賞の対象として記録されている。
fujimura-memorial-rekitei-awardで選ばれた『詩集『蟹場(がにば)まで』に至る菅江真澄に関する営為』。
『評伝『北原白秋』』は、2005年のfujimura-memorial-rekitei-awardで選ばれた作品。受賞情報から確認できる範囲では、作品そのものが同賞の対象として記録されている。
fujimura-memorial-rekitei-awardで選ばれた『評伝『北原白秋』』。
ノルマンディーをめぐる記憶や旅の感覚を核に、風景、墓標、少女、失われた時間が静かに連なっていく詩集。端正な語りの奥に、ヨーロッパの土地と日本語の抒情が重なり合う。
遠い土地の光と記憶を、日本語の澄んだ抒情へと移し替える詩集。
明治期の詩人・伊良子清白の生涯と作品を、遺された詩篇や日記、ゆかりの土地への丹念な追跡から描き出す評伝。『孔雀船』一冊で詩壇を去った詩人の謎と、全集編纂を支えた批評的営みが結びついている。
忘却の海から浮かび上がる詩人の足跡を、二十年の調査でたどる評伝。
『朗読の業績』は幸田弘子の作品です。2002年の受賞作として、題名が示す人物・場所・出来事を軸に、言葉の手触りと作品世界を読者に開いていきます。
『朗読の業績』は、受賞時に注目された主題と言葉の力を手がかりに読む作品です。
『詩集『ことばのつえ、ことばのつえ』』は藤井貞和の作品です。2002年の受賞作として、題名が示す人物・場所・出来事を軸に、言葉の手触りと作品世界を読者に開いていきます。
『詩集『ことばのつえ、ことばのつえ』』は、受賞時に注目された主題と言葉の力を手がかりに読む作品です。
書物を単なる媒体ではなく、物体性と精神史を併せ持つ対象として論じる批評書。古代から近代、マラルメやユゴーらへ広がる「書物」への想像力をたどる。
書物という物体と文学的夢想が重なり、ヨーロッパ精神史の奥行きを開いていく。
『詩集『群青、わが黙示』『南冥・旅の終わり』『わたつみ・しあわせな日日』の三部作』は、辻井喬による作品。歴程賞(旧・藤村記念歴程賞)で受賞となった。
歴程賞(旧・藤村記念歴程賞)で評価された『詩集『群青、わが黙示』『南冥・旅の終わり』『わたつみ・しあわせな日日』の三部作』。
『詩集『はたはたと頁がめくれ・・・』及びその全業績』は、新川 和江による受賞対象として記録されている作品です。受賞時期の文学・評論・児童文学・ミステリなどの文脈の中で評価された作品として位置づけられます。
『詩集『はたはたと頁がめくれ・・・』及びその全業績』は、新川 和江の創作や批評の特色が表れた受賞作です。
方言、朗読、悪態、教科書の歌など、日本語の豊かな響きと生活感を詩人の視点からすくい上げた一連の作品です。
方言、朗読、悪態、教科書の歌など、日本語の豊かな響きと生活感を詩人の視点からすくい上げた一連の作品です。
『詩集『晴夜』』は、池井昌樹による作品で、歴程賞(旧・藤村記念歴程賞)の対象となった。 題名が示す主題や人物・場面を軸に、同時代の読者へ向けた表現を展開する。
詩集『晴夜』という題名から、作品の中心にある情景や問いが立ち上がる。
『詩集『星間の採譜術』『触感の解析学』『月光の遠近法』の三部作』は、高柳誠による作品で、歴程賞(旧・藤村記念歴程賞)の対象となった。 題名が示す主題や人物・場面を軸に、同時代の読者へ向けた表現を展開する。
詩集『星間の採譜術』『触感の解析学』『月光の遠近法』の三部作という題名から、作品の中心にある情景や問いが立ち上がる。
『詩集『通り過ぎる女たち』』は、清岡卓行による作品。fujimura-memorial-rekitei-awardの受賞作として知られ、作者の関心や表現の特徴を示す一作である。
清岡卓行の表現世界を伝える『詩集『通り過ぎる女たち』』。
『全業績』は柴田南雄による作品で、fujimura-memorial-rekitei-awardの1994年回で評価された。作品名と著者名で単行本・文庫・収録書籍の有無を確認したうえで、確認できた範囲の作品情報を示す。
全業績は、柴田南雄の創作や批評の特色が受賞時に注目された作品。
「全業績、葉紀甫 漢詩詞集」は岡本太郎による受賞作品。受賞分野の文脈で評価された作品として、作者の主題意識や表現上の特色を伝える。
全業績、葉紀甫 漢詩詞集は、岡本太郎の表現世界を示す受賞作品。
埴谷雄高の受賞対象は単一作品ではなく、小説、詩、評論に及ぶ長年の文学的業績である。形而上学的な問いを小説と批評の双方で追究し、戦後文学の思想的な射程を広げた仕事全体が顕彰された。
一冊の書誌ではなく、戦後文学に刻まれた思索そのものが対象となった受賞。
『天使・蝶・白い雲などいくつかの瞑想』と『かぜのひきかた』は、辻征夫の詩的な思索を示す作品群。日常の感覚から軽やかなイメージを立ち上げ、身体感覚と空想が交差する詩世界を形づくる。
『天使・蝶・白い雲などいくつかの瞑想/かぜのひきかた』は、辻征夫の表現の特色が凝縮された詩集である。
『opus』は、朝吹亮二による詩集。日常の景や身体感覚を端正な言葉で掬い取り、短い形式のなかに時間の移ろいと内面の動きを響かせる作品である。
『opus』は、朝吹亮二の表現の特色が凝縮された詩集である。
砂のイメージを媒介に、土地、身体、旅の感覚を自由に交差させる詩集。奔放な言葉の動きが、乾いた風景の中に生命感を立ち上げる。
砂族は、白石かずこの表現世界を知るうえで重要な詩集である。
『中型製氷機についての連続するメモ』は、岩成達也が1981年前後に発表し、歴程賞(旧・藤村記念歴程賞)の対象となった作品である。受賞文脈では、同時代の文学・詩歌・芸術表現のなかで独自の主題や形式が評価された。
歴程賞(旧・藤村記念歴程賞)で注目された岩成達也の作品。
中世北欧文学を代表するアイスランド・サガから、英雄、血族の復讐、魔法、移住と開拓を描く主要六篇を訳出した大部の翻訳書。ヴァイキング時代の社会、信仰、法、名誉の感覚を、史伝的な散文の力で伝える。
血族の復讐と英雄たちの運命を通じ、中世アイスランドの世界が立ち上がる。
『会社の人事』は、中桐雅夫が五十代に書いた詩を中心に編まれた詩集。会社という制度、日常の諦念、ことばへの不信、時代への怒りや悲しみが、平明な十四行詩の形を借りて静かに響く。
会社の日常に沈む諦念が、十四行の詩形で深い影を帯びる。
『熱風 a thousand steps』は、吉増剛造が詩集の形式で人物の感情や時代の気配を描いた作品です。受賞歴からも、題材の扱いと文体の緊張感が同時代の読者に強い印象を残したことがうかがえます。
『熱風 a thousand steps』は、詩集の枠組みの中で、詩と身体感覚を印象的に浮かび上がらせる作品です。
『飯島耕一詩集』は、飯島耕一が詩集の形式で人物の感情や時代の気配を描いた作品です。受賞歴からも、題材の扱いと文体の緊張感が同時代の読者に強い印象を残したことがうかがえます。
『飯島耕一詩集』は、詩集の枠組みの中で、詩と身体感覚を印象的に浮かび上がらせる作品です。
『出縄』は、藤田昭子が詩集の形式で人物の感情や時代の気配を描いた作品です。受賞歴からも、題材の扱いと文体の緊張感が同時代の読者に強い印象を残したことがうかがえます。
『出縄』は、詩集の枠組みの中で、詩と身体感覚を印象的に浮かび上がらせる作品です。
『宮沢賢治とその展開』は、氷窒素の世界という副題を持つ宮沢賢治論です。科学的想像力と文学的宇宙を結びつけ、賢治作品の思想と表現の広がりを読み解きます。
宮沢賢治とその展開は、斎藤文一が評論の形式で人物と時代の手ざわりを描いた作品です。
『les invisibles』は、『目に見えぬものたち』の副題を持つ天沢退二郎の詩集です。見えない存在、記憶、言葉の気配をたどり、現実の輪郭の外側にあるものへ詩の感覚を伸ばします。
les invisiblesは、天沢退二郎が詩集の形式で人物と時代の手ざわりを描いた作品です。
『安東次男著作集』は安東次男による評論・詩文集。藤村記念歴程賞受賞対象として、作者の表現を同時代の読者に示した作品である。
藤村記念歴程賞受賞対象に位置づけられる評論・詩文集。
冒険家・植村直己の極地探検と未知への挑戦を、詩的な行為として評価した受賞対象。文学作品というより、身体を通して世界の限界を押し広げる探求そのものが歴程賞の視野に入った。
『未知の世界の探求』は、植村直己の表現を受賞作として伝える作品です。
ジョイス的な遍歴の響きを持つ「ユリシィズ」と、異形の文字や声を思わせる「鬼文」を並べる詩的成果。山本太郎の実験的な言葉の運動が、歴程賞の対象となった。
『ユリシィズ / 鬼文』は、山本太郎の表現を受賞作として伝える作品です。
『われアルカディアにもあり』は渋沢孝輔による詩・評論の著作で、歴程賞(旧・藤村記念歴程賞)の受賞作として位置づけられている。作品は当時の文学的関心や作家の表現上の特色を伝える一冊である。
歴程賞(旧・藤村記念歴程賞)が評価した『われアルカディアにもあり』は、渋沢孝輔の表現をたどる入口となる作品である。
『湯川秀樹論』は高内壮介による詩・評論の著作で、歴程賞(旧・藤村記念歴程賞)の受賞作として位置づけられている。作品は当時の文学的関心や作家の表現上の特色を伝える一冊である。
歴程賞(旧・藤村記念歴程賞)が評価した『湯川秀樹論』は、高内壮介の表現をたどる入口となる作品である。
『望郷と海』は石原吉郎による詩・評論の著作で、歴程賞(旧・藤村記念歴程賞)の受賞作として位置づけられている。作品は当時の文学的関心や作家の表現上の特色を伝える一冊である。
歴程賞(旧・藤村記念歴程賞)が評価した『望郷と海』は、石原吉郎の表現をたどる入口となる作品である。
鷲巣繁男の主要詩篇を大部に収めた定本詩集。宗教的な幻視、異国的な語感、死と魂への凝視が、長い創作の軌跡として一冊に凝縮されている。
幻想と祈りが重なり、詩行は魂の奥へ沈んでいく。
『評論集『詩の空間』『詩人たち』』は、粟津則雄による作品で、1970年のfujimura-memorial-rekitei-awardで受賞対象となった。受賞記録と公開書誌をもとに、作品単位で参照できる項目として整理される。
fujimura-memorial-rekitei-awardで受賞対象となった『評論集『詩の空間』『詩人たち』』。
戦後日本の現代詩を、作品の系譜と詩人の精神史からたどる評論集。詩を孤立した言葉としてではなく、時代、身体感覚、批評意識が交差する場として読み解く。
詩の歩みを、時代を生きる精神の運動として読み直す評論集。
母という存在を、記憶、喪失、生命力の象徴として描く長篇詩。激しい情念を大きな詩的構成にまとめ、個人の記憶を普遍的な祈りへ広げる。
炎える母は、宗左近の表現を長篇詩として伝える作品。
戦後詩の言葉を、現実感と批評性をもって押し広げた詩集。日常のざらつきと知的なユーモアが結びつき、同時代の空気を鮮明に映す。
岩田宏詩集は、現代詩を軸に岩田宏の視線が凝縮された受賞作である。
詩人の長年の仕事を集成する性格を持つ作品。モダニズムの鋭い感覚と、短い言葉に凝縮されたイメージの強さが際立つ。
詩業は、詩を軸に安西冬衛の視線が凝縮された受賞作である。
『詩人たち ユリイカ抄』は、書肆ユリイカを率いた伊達得夫の遺稿集で、戦後詩壇の人間関係と出版の現場を伝える記録文学として読まれる。詩人を世に送り出した編集者の視点から、戦後文学史の空白を埋める証言を含む一冊である。
詩誌と詩人を支えた出版人の視点から、戦後詩壇の息づかいを伝える遺稿集。