日本の文学賞

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中田永一

なかた えいいち

Nakata Eiichi

別名: 乙一 / 山白朝子 / 安達寛高 / 枕木憂士 / 越前魔太郎
ペンネーム: 乙一主にミステリ・ホラー系の作品で使用する代表的なペンネーム, 山白朝子怪談・ホラー寄りの短篇集などで使用, 中田永一恋愛小説や児童向け作品での別名義, 安達寛高本名。映画作品や脚本では本名表記を用いることが多い, 枕木憂士映画エッセイなどで使用した別名義の一つ

プロフィール

性別
男性
生誕
1978-10-21 (福岡県田主丸町(現・久留米市))
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
福岡県(田主丸町 / 久留米市) → 愛知県豊橋市(豊橋技術科学大学在学時) → 東京都(学芸大学駅付近) → 神奈川県川崎市(武蔵中原駅付近)

経歴

職業
小説家, 映画監督, 脚本家
活動期間
1996年〜
所属
日本推理作家協会, 本格ミステリ作家クラブ
所属団体
日本推理作家協会, 本格ミステリ作家クラブ
影響を受けた人物
我孫子武丸, 綾辻行人, 島田荘司, アンドレイ・タルコフスキー(映画監督)
影響を与えた人物
友井羊
ノミネート
第5回大藪春彦賞 候補(2002年), 第17回山本周五郎賞 候補(2004年), 第3回山田風太郎賞 候補(2012年), 第66回日本推理作家協会賞 候補(2013年), 第29回山本周五郎賞 候補(2016年)

学歴

久留米工業高等専門学校
期間: 1994-1999
卒業年: 1999
国: 日本
高専在学中に創作活動を始める
豊橋技術科学大学
工学部 / エコロジー工学課程
期間: 1999-2002
卒業年: 2002
国: 日本
工学系を専攻しつつ創作活動を継続

受賞歴

ジャンプ小説・ノンフィクション大賞(第6回)
1996
対象作品: 夏と花火と私の死体
主催: 集英社(ジャンプ ジェイ ブックス)
結果: Winner
本格ミステリ大賞(第3回)
2003
対象作品: GOTH リストカット事件
主催: 本格ミステリ作家クラブ
結果: Winner
小学館児童出版文化賞(第61回)
2012
対象作品: くちびるに歌を(中田永一名義)
主催: 小学館
結果: Winner

受賞・候補エディション

山田風太郎賞 1回登壇
  1. 『くちびるに歌を』は、中田永一による受賞作です。NDL の書籍レコードで単行本または文庫として確認できるため、紙書籍の ISBN を基準に ASIN/ISBN-10/ISBN-13 を補完しました。

    中田永一の受賞作として記録される『くちびるに歌を』。

    210ページ
    小説人物の葛藤物語性
  1. 長崎県五島列島の中学校合唱部を舞台に、教師と生徒たちが合唱を通じてそれぞれの痛みと向き合う青春小説。手紙と歌が物語の軸になる。

    くちびるに歌をは、中田永一の受賞作として、題名のモチーフから作品世界へ読者を導く。

    285ページ
    文学賞受賞作人物の選択記憶と関係性

作品

代表作

GOTH リストカット事件

2002年 ミステリ

若者たちの暗い心理と異常性を描いた短編集。代表作「リストカット事件」等を収録。

孤独破壊衝動青春の闇
映像化・舞台化
  • [映画] GOTH(映画) / 高橋玄 (2008)

ZOO

2003年 短編集(ミステリ/幻想)

多様な短編を収録した作品集。ダークな発想と緻密なプロットが特徴。

異常性日常の狂気
映像化・舞台化
  • [映画(オムニバス)] ZOO(映画) (2005)

くちびるに歌を

2011年 児童・ヤングアダルト(恋愛)

音楽と友情をテーマにした青春小説。中田永一名義で発表され、児童文学的な温かみを持つ。

友情成長音楽
映像化・舞台化
  • [映画(ノベライズ元)] くちびるに歌を(映画) / 三木孝浩 (2015)

全著作

  • 夏と花火と私の死体
  • GOTH リストカット事件
  • ZOO
  • くちびるに歌を(中田永一名義)
  • 死者のための音楽(山白朝子名義)

翻案

  • GOTH(2008年映画)
  • ZOO(2005年映画、オムニバス)
  • くちびるに歌を(2015年映画・ノベライズ)

作風・主題

文体
短篇中心の緻密な構成叙述トリックの多用ライトノベル的な語りと文体を取り入れることがある
頻出モチーフ
孤独と疎外喪失と再生日常の中の異常性

健康

  • 肥満(青年期に関する体重増)
    小学校高学年〜高校生頃(過去)
    幼少期のコンプレックスが読書や創作への没入につながったとされる

評価・遺産

乙一(安達寛高/中田永一ほか)は、短篇表現の巧みさとジャンル横断的な作風で2000年代以降の日本の若手作家に大きな影響を与えた。ミステリやホラー、ライトノベル的要素を自在に行き来し、映画化や漫画化も多く行われるなどメディア展開も幅広い。

関連学会

  • 日本推理作家協会
  • 本格ミステリ作家クラブ

大衆文化への影響

  • 複数作品が映画化・漫画化され、若手小説家に対する影響力が大きい

引用

  • 作品が形になっていくのがとにかく楽しくてやっている感じだ。
    出典: インタビュー(雑誌・対談等) (2007年)

豆知識

  • 多数の別名義(乙一/山白朝子/中田永一/枕木憂士など)で執筆していることを2011年に公表した。
  • 妻・押井友絵の父は映画監督の押井守(義父)。
  • 高校時代は体重が約85kgあり、その後ダイエットで体重を落とした経験がある。