日本の文学賞

← ホームに戻る

藤本 恵子

ふじもと けいこ

Fujimoto Keiko

プロフィール

性別
女性
生誕
1951-03-26 (滋賀県大津市)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
滋賀県大津市 → 東京都

経歴

職業
小説家
活動期間
1977年〜
ノミネート
芥川賞候補(比叡を仰ぐ, 1986), 芥川賞候補(南港, 1991)

学歴

滋賀県立大津高等学校
国: 日本

受賞歴

作家賞
1977
対象作品: ウェイトレス
結果: 受賞
文学界新人賞
1986
対象作品: 比叡を仰ぐ
結果: 受賞
芥川賞
1986
対象作品: 比叡を仰ぐ
結果: 候補
芥川賞
1991
対象作品: 南港
結果: 候補
開高健賞
2001
対象作品: 築地にひびく銅鑼 小説丸山定夫
結果: 受賞

受賞・候補エディション

ノベル大賞 1回登壇
  1. 受賞作: 卒業前年

    卒業を翌年に控えた時期の揺らぎを、日常の細部からすくい取る青春小説。進路、友情、自意識が交差し、まだ言葉にならない将来への不安が静かに立ち上がる。

    卒業前年は、青春を軸に人間の感情と時代の気配を描く作品です。

    青春進路不安
文學界新人賞 1回登壇
  1. 受賞作: 比叡を仰ぐ

    『文學界』1986年6月号に掲載された受賞作として確認できるが、Amazon JP、NDL、出版社公式の順で調べても単独書籍化は見つからなかった。

    誌面掲載のまま確認できる作品。

    文學界掲載受賞作未単行本化

作品

代表作

ウェイトレス

1977年 小説

若い女性の労働と日常を繊細に描いた作品。職場での人間関係と自己の葛藤が中心となる。

労働女性日常

比叡を仰ぐ

1986年 小説

比叡山を背景に、地域や歴史と個人の記憶を織り交ぜて描く長編風の作品。

記憶風土家族

南港

1991年 小説

港湾地域を舞台に、そこで働く人々や街の変容を描いた作品。都市と人間の接点を探る。

都市港湾労働

クレソン

1990年 小説

家族や日常の断面を切り取る群像的な短編/中編集。人間関係の機微を描く。

家族日常人間関係

女三銃士まかり通る

1992年 小説

女性たちの連帯や反骨精神をユーモアを交えて描いた作品。社会的役割を問い直す。

女性連帯ユーモア

百合鴎

1996年 小説

象徴的なタイトルのもと、喪失や再生を扱う詩的な作風の長編的作品。

喪失再生詩的描写

築地にひびく銅鑼 小説丸山定夫

2001年 小説(評伝に近い)

評論家・丸山定夫を題材に、築地の風景と人物像を重ね合わせながら描いた作品。社会的な視点も含む。

評伝的要素文化都市

団塊者

2004年 小説

団塊の世代をめぐる世代論的な視点を取り入れた作品。個人史と社会史が交差する。

世代論社会変動記憶

被告医師

2007年 小説

医師が被告となる事件を題材に、倫理や責任、医療現場の問題を描いた社会派の作品。

医療倫理責任

全著作

  • ウェイトレス
  • 比叡を仰ぐ
  • クレソン
  • 女三銃士まかり通る
  • 南港
  • 百合鴎
  • 築地にひびく銅鑼 小説丸山定夫
  • 団塊者
  • 被告医師

作風・主題

文体
現実主義的描写人物の内面に迫る文体社会的視点を取り入れる
頻出モチーフ
都市/港湾の風景女性の労働と生き方記憶と家族

評価・遺産

1970年代後半から活動する日本の小説家。文学界新人賞や開高健賞を受賞し、都市や働く人々、世代や医療など社会性の高いテーマを扱う作家として評価される。

資料所蔵先

  • 国立国会図書館典拠データ(NDL)
  • VIAF(仮登録情報)
  • ISNI(識別子)

豆知識

  • 本姓は山田である。
  • 1951年3月26日、滋賀県大津市生まれ。
  • 1977年に『ウェイトレス』で作家賞を受賞。
  • 1986年に『比叡を仰ぐ』で文学界新人賞を受賞し、同作で芥川賞候補となった。
  • 1991年『南港』で芥川賞候補。
  • 2001年に『築地にひびく銅鑼 小説丸山定夫』で開高健賞を受賞。
  • 主要な著書に『クレソン』『女三銃士まかり通る』『百合鴎』『団塊者』『被告医師』などがある。