日本の文学賞

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山浦玄嗣

やまうら はるつぐ

Yamaura Harutsugu

プロフィール

性別
男性
生誕
1940 (東京市大森区山王(出生))
国籍
日本
言語
日本語, ケセン語(研究・記述対象)
宗教
カトリック
居住地歴
東京都大森区山王(出生) → 岩手県釜石市(幼少期) → 岩手県気仙郡越喜来村(幼少期) → 岩手県大船渡市(育ち・在住)

経歴

職業
医師, 詩人, 言語学者
活動期間
1966年〜
所属
東北大学 放射線医学部門(助教授), 山浦医院 / 医療法人隆玄(理事長), 大船渡教会(カトリック) 信徒
所属団体
大船渡教会(カトリック)信徒

学歴

東北大学
医学部 / 医学科
学位: 医学士
卒業年: 1966
国: 日本
東北大学大学院
医学研究科 / 放射線医学
学位: 医学博士
卒業年: 1971
国: 日本

受賞歴

岩手県教育表彰
1990
主催: 岩手県
結果: 受賞
Bunkamuraドゥマゴ文学賞(第24回)
2014
対象作品: ナツェラットの男
主催: Bunkamura ドゥマゴ運営委員会
結果: 受賞
文化庁長官表彰
2019
主催: 文化庁
結果: 表彰

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: ナツェラットの男

    地方の風土と信仰を背景に据えた長編小説。個人の信仰、地域社会、言語的アイデンティティを描く作品で、2014年にBunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞した。

    『ナツェラットの男』は、受賞歴を通じて読み継がれる山浦玄嗣の作品である。

    信仰故郷言語とアイデンティティ地域文化

作品

代表作

ナツェラットの男

2014年 小説

地方の風土と信仰を背景に据えた長編小説。個人の信仰、地域社会、言語的アイデンティティを描く作品で、2014年にBunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞した。

信仰故郷言語とアイデンティティ地域文化

ホルケウ英雄伝 この国のいと小さき者(上下)

2016年 歴史/英雄譚

郷土の伝承や英雄譚を題材にした長編。地域に伝わる口承や伝説を文学的に再構成した作品。

伝説民俗地域史

ケセン語大辞典

2000年 辞典・言語資料

ケセン語の語彙を体系的に収録した辞典。方言保存と研究を目的とした大規模な言語資料。

言語保存方言研究民俗学

ケセン語訳新約聖書

2004年 翻訳(宗教)

ギリシア語原典からケセン語へ新約聖書を翻訳したプロジェクト。ローマ教皇庁へ献呈され、ヨハネ・パウロ2世から祝福を受けたとされる。

宗教翻訳言語保存

ケセン語入門

1989年 言語学入門

ケセン語の基礎を解説する入門書。方言の音声・語彙・文法等を紹介する。

教育方言言語学

ケセンの詩(うだ)

1989年 詩集

ケセン語を用いた詩集。地域の言葉で表現された詩的表現を収める。

地域語郷土

全著作

  • ケセン語入門
  • ケセンの詩(うだ)
  • ヒタカミ黄金伝説
  • みんなのケセン語
  • ふるさとのイエス
  • 走れ、イエス!
  • 父さんの宝物
  • イラムトゥイパ
  • ケセン語大辞典
  • ケセン語訳新約聖書
  • ナツェラットの男
  • ホルケウ英雄伝 この国のいと小さき者(上下)

作家による翻訳

  • ケセン語訳新約聖書

作風・主題

文体
地域語に基づく叙述宗教的な主題を含む散文・詩口承伝承の文学化学術的記述と文学表現の融合
頻出モチーフ
故郷と記憶信仰(キリスト教)言語とアイデンティティ伝説・民話

評価・遺産

山浦玄嗣はケセン語の研究・記述と地域文化の振興に大きく貢献した人物である。辞典や聖書翻訳、詩作や小説を通じて方言保存と地域の文化的継承を促進し、文学賞や文化庁表彰などで評価された。

豆知識

  • ケセン語訳聖書をローマ教皇庁に献呈し、ヨハネ・パウロ2世から祝福を受けたと伝えられている。
  • 2014年に小説『ナツェラットの男』で第24回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞した。
  • 2019年に文化庁長官表彰を受けている。
  • 1986年に岩手県大船渡市で山浦医院を開業した。