日本の文学賞

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花森 安治

はなもり やすじ

Hanamori Yasuji

プロフィール

性別
男性
生誕
1911-10-25 (兵庫県神戸市)
死没
1978-01-14 (東京都) 66歳
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
編集者, グラフィックデザイナー, ジャーナリスト, コピーライター
活動期間
1933年〜1978年
所属
暮しの手帖社, 伊東胡蝶園(パピリオの前身), アサヒビール(当時:朝日麦酒)

学歴

旧制松江高等学校
卒業年: 1933
国: 日本
旧制高等学校を修了
東京帝国大学(現:東京大学)
文学部 / 美学美術史学科
学位: 文学士
期間: 1933-1937
卒業年: 1937
国: 日本
卒業論文は「社会学的美学の立場から見た衣粧」

受賞歴

読売文学賞(随筆・紀行賞)
1972
対象作品: 一銭五厘の旗
部門: 随筆・紀行
主催: 読売新聞社
結果: Winner
ラモン・マグサイサイ賞
1972
対象作品: 『暮しの手帖』の活動
主催: ラモン・マグサイサイ賞財団
結果: Winner

受賞・候補エディション

作品

代表作

服飾の読本

1950年 ファッション・評論

衣裳研究所での活動を背景に、服飾に関する知識と批評をまとめた著作。

服飾大衆文化

流行の手帖

1951年 雑誌付録/評論

暮しの手帖創刊前の刊行物で、当時の流行と生活観を考察する一冊。

流行生活文化

風俗時評

1953年 評論

戦後社会や風俗に対する鋭い観察と批評をまとめた随筆集。

社会批評文化論

暮しの眼鏡

1953年 生活評論

日常生活に立脚した視点から、ものの見方や消費者としての考え方を示すエッセイ。

消費者運動実験的検証

一銭五厘の旗

1971年 随筆

従軍体験や社会観を背景にした随筆集。第23回読売文学賞随筆・紀行賞受賞作。

戦後論従軍体験社会観

全著作

  • 服飾の読本(1950)
  • 流行の手帖(1951)
  • 風俗時評(1953)
  • 暮しの眼鏡(1953)
  • 一銭五厘の旗(1971)
  • 花森安治のデザイン(編)

翻案

  • とと姉ちゃん(NHK連続テレビ小説、2016)

作風・主題

文体
平易で率直な語り口編集・デザイン重視の誌面構成消費者目線の実証的記述
頻出モチーフ
日常生活消費と検証手作り精神

健康

  • 結核
    1938-1940
    満州での療養を経て除隊の原因となった。
  • 心筋梗塞
    1978-01-14
    心筋梗塞により逝去。

評価・遺産

暮しの手帖の創刊者として、編集・デザインを通じて消費者目線のジャーナリズムと雑誌文化に大きな影響を与えた。表紙画や紙面の多くを自ら手がけ、生活者のための実験的な商品テストや中立性の堅持で知られる。

資料所蔵先

  • 暮しの手帖社アーカイブ

大衆文化への影響

  • NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(2016年)でモデルとなる人物が登場

引用

  • 男はいいわけをするな。
    出典: 『暮しの手帖』掲載記事(発言文脈)

豆知識

  • 創刊号から死の直前に発行された第2世紀52号まで、『暮しの手帖』の表紙画をすべて担当した。
  • おかっぱ頭を貫き、しばしば奇矯な行動で知られたエピソードが残る。
  • アサヒビールのキャッチコピー(例:「一番うまいアサヒビール」)のデザインや文言を手がけた。
  • 戦時中の国策広告に関与し、『欲しがりません 勝つまでは』などのスローガン採用に関わった事実がある(花森自身は詳細な弁明をしなかった)。