日本の文学賞

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坪井 秀人

つぼい ひでと

Tsuboi Hideto

プロフィール

性別
男性
生誕
1959-10-06 (愛知県名古屋市)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
名古屋市(出生・勤務) → ウィーン(客員研究員、在外研究) → 金沢市(講師として勤務) → 東京(早稲田大学勤務)

経歴

職業
日本近代文学研究者, 大学教員, 文学研究者
活動期間
1982年〜
所属
金沢美術工芸大学(講師), 名古屋大学(助教授・教授、附属研究センター長など), 国際日本文化研究センター(教授、名誉教授), 早稲田大学文学学術院(教授)
影響を受けた人物
萩原朔太郎

学歴

名古屋大学
文学部
学位: 学士
期間: 1978-1982
卒業年: 1982
国: 日本
名古屋大学
大学院文学研究科
学位: 文学博士(論文博士)
期間: 1987-1990
卒業年: 1990
国: 日本
学位論文『萩原朔太郎論』により名古屋大学で文学博士(論文博士)を取得

受賞歴

日本比較文学会賞(50周年記念特別賞)
1998
対象作品: 声の祝祭 日本近代詩と戦争
主催: 日本比較文学会
結果: 受賞
やまなし文学賞(評論・研究部門)
2005
対象作品: 戦争の記憶をさかのぼる
部門: 評論・研究部門
主催: やまなし文学賞実行委員会
結果: 受賞
鮎川信夫賞(第4回)
2013
対象作品: 性が語る 20世紀日本文学の性と身体
主催: 鮎川信夫賞選考委員会
結果: 受賞
読売文学賞(第72回)
2021
対象作品: 二十世紀日本語詩を思い出す
主催: 読売新聞社
結果: 受賞

受賞・候補エディション

読売文学賞 1回登壇
  1. 受賞作: 二十世紀日本語詩を思い出す

    『二十世紀日本語詩を思い出す』は、坪井秀人による受賞作。人物の選択、時代や場所の空気、語りの余韻を通じて、読後に残る問いを描く作品として整理した。

    『二十世紀日本語詩を思い出す』は、受賞歴と書誌情報をあわせて読むことで輪郭が見えてくる作品である。

    文学人生記憶

作品

代表作

萩原朔太郎論 <詩>をひらく

1989年 文学研究

萩原朔太郎の詩作と詩論を詳細に分析し、近代詩の表現と感性のあり方を論じた研究書。

萩原朔太郎近代詩

声の祝祭 日本近代詩と戦争

1997年 文学研究 / 音声資料付

戦時下の詩と朗読を中心に、声の表象や詩が戦争とどのように関わるかを考察した研究。朗読のCDが付属している。

戦争朗読近代詩
映像化・舞台化
  • [朗読CD(付属資料)] 声の祝祭(朗読CD付) (1997)

戦争の記憶をさかのぼる

2005年 評論・文化研究

戦争と記憶の表象、戦後における記憶継承の問題を論じた評論的著作。

戦争記憶戦後

感覚の近代──声・身体・表象

2006年 文化史・文学研究

声や身体を手がかりに近代の感覚史を検討し、表象と身体性の関係を論じる研究。

身体性近代表象

性が語る 20世紀日本文学の性と身体

2012年 文学研究・ジェンダー研究

20世紀日本文学における性と身体の表象を精緻に読み解き、文学とジェンダーの交差を論じる評論。

身体ジェンダー20世紀文学

二十世紀日本語詩を思い出す

2020年 詩研究・文学史

20世紀の日本語詩の歴史と記憶を再検討し、詩の位置づけと継承の問題を考察する論考集。

記憶文学史

戦後表現 Japanese Literature after 1945

2023年 戦後文学研究

戦後日本の表現の展開を概観し、戦後文学・文化の転換と記憶を論じる総合的な研究。

戦後文学表現

全著作

  • 萩原朔太郎論 <詩>をひらく (1989)
  • 声の祝祭 日本近代詩と戦争 (1997)
  • 戦争の記憶をさかのぼる (2005)
  • 感覚の近代──声・身体・表象 (2006)
  • 性が語る 20世紀日本文学の性と身体 (2012)
  • 二十世紀日本語詩を思い出す (2020)
  • 戦後表現 Japanese Literature after 1945 (2023)
  • 編著・共編著多数(『戦後日本を読みかえる』全6巻ほか)

翻案

  • 声の祝祭(朗読CD付)

作風・主題

文体
比較文学的なアプローチ文化史的視点批評的・理論的分析
頻出モチーフ
戦争と記憶声と朗読身体性・感覚近代性の検討

評価・遺産

坪井秀人は日本近代文学、特に詩と戦争・身体・記憶の研究で知られる文学研究者であり、戦後表象論やジェンダー・身体論への貢献が評価されている。大学での長年の教育・研究活動により国内外で影響力を持つ。

豆知識

  • 1959年、名古屋市出身。
  • 1992-1993年に文部省長期在外研究でウィーン大学の客員研究員を務めた。
  • 1990年に名古屋大学で文学博士(論文博士)を取得。
  • 1998年に日本比較文学会賞50周年記念特別賞を受賞。
  • 2021年に『二十世紀日本語詩を思い出す』で第72回読売文学賞を受賞。
  • 2014年より早稲田大学文学学術院で教授を務める。