日本の文学賞

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狩久

かり きゅう

Kari Kyū

ペンネーム: 貝弓子別名として使用されたペンネーム

プロフィール

性別
男性
生誕
1922-02-10 (東京府高輪)
死没
1977-10-12 (日本(詳細不明)) 55歳
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
高輪(東京都)

経歴

職業
小説家
活動期間
1951年〜1977年
所属
SRの会(東京支部、旧・関西鬼クラブ東京支部), 同人雑誌『密室』
影響を受けた人物
梶龍雄, 鮎川哲也

学歴

慶應義塾大学
工学部 / 電気学科
学位: 学士
卒業年: 1946
国: 日本
1946年卒業。同年に結核を発病し療養生活を送る。

受賞・候補エディション

宝石賞 1回登壇
  1. 受賞作: 落石

    『落石』は、狩久による作品で、1951年の宝石賞で受賞対象となった。受賞記録で作品名と著者名を確認できる一方、単行本、文庫、短編集としての刊行を確認できる公開情報が限られるため、掲載誌や雑誌号の識別子は採用しない。

    『落石』は、宝石賞の受賞履歴に残る狩久の作品である。

    受賞作文学賞作品履歴

作品

代表作

落石

1951年 短編推理

療養所在住期に発表された短編の一つ。短編懸賞に応募され、雑誌で発表された。

推理閉鎖環境

氷山

1951年 短編推理

『別冊宝石』で発表された短編の一つ。感覚的な文体とサスペンス性が特徴。

サスペンス心理

共犯者

1954年 短編推理

1954年発表の短編。推理色の強い作品。

犯罪道徳

妖しい花粉

1958年 短編集

1958年刊行の短編集。初期の代表作を収めた作品集。

怪奇サスペンス

追放

1975年 SF短編

1975年に雑誌『幻影城』に発表されたSF小説。数年ぶりの創作再開作。

SF追放

不必要な犯罪

1976年 長編(官能サスペンス)

1976年刊行の初の長編とされる作品。官能的な要素を含むサスペンス性の高い小説。

官能犯罪

全著作

  • 妖しい花粉(1958)
  • 追放(1975)
  • 不必要な犯罪(1976)
  • 狩久全集(全6巻、2013)

作風・主題

文体
感覚的な文体サスペンス志向私小説的手法の導入
頻出モチーフ
作家自身を登場させるメタフィクション的手法閉鎖された空間と心理描写官能と犯罪

健康

  • 結核
    1946-1953
    療養所での長期療養を余儀なくされ創作活動にも影響を与えたが、その期間に短編を執筆・発表した。
  • 肺癌
    1977
    1977年に肺癌で死去。享年55。

評価・遺産

短編を中心に独特の感覚的文体とサスペンス性で知られる作家。死後に全集が刊行され、ミステリ研究やアンソロジーで作品が紹介され続けている。

資料所蔵先

  • ミステリー文学資料館 所蔵のアンソロジー等に作品収録

豆知識

  • 本名は市橋久智(ひさあき)。
  • 療養所生活中に短編を発表し文壇に登場した。
  • 貝弓子という別名でも執筆している。
  • テレビのアテレコ台本の翻訳やCM・PR映画の企画制作に携わった時期がある。
  • 亡くなるまでに第2長編『裸舞&裸婦奇譚』を書き上げたが長らく未刊行だった。