日本の文学賞

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長田 育恵

おさだ いくえ

Osada Ikue

プロフィール

性別
女性
生誕
1977-05-18 (東京都大田区, 日本)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
東京都大田区 → ソウル(文化交流で短期滞在)

経歴

職業
劇作家, 脚本家, 作詞家, 演出家
活動期間
1996年〜
所属
てがみ座, ノート(所属), ジョーズカンパニー(過去の協働)
所属団体
北海道戯曲賞 最終選考委員(2014-2017), 読売新聞 読書委員(2021), 日本劇作家協会 研修課 個人研修生(過去)
影響を受けた人物
井上ひさし
ノミネート
第16回鶴屋南北戯曲賞 候補: 青のはて―銀河鉄道前奏曲―, 第58回岸田國士戯曲賞 候補: 地を渡る舟, 第17回鶴屋南北戯曲賞 候補: 地を渡る舟, 第61回岸田國士戯曲賞 候補: SOETSU -韓くにの白き太陽-, 第65回岸田國士戯曲賞 候補: ゲルニカ

学歴

普連土学園中学校・高等学校
国: 日本
在学中に演劇活動に参加
早稲田大学 第一文学部
第一文学部 / 文芸専修
学位: 学士
国: 日本
早稲田大学在学中は早大ミュージカル研究会所属。脚本・作詞・演出を担当。

受賞歴

文化庁芸術祭賞
対象作品: 地を渡る舟
部門: 演劇部門 新人賞
主催: 文化庁芸術祭委員会
結果: 受賞
鶴屋南北戯曲賞
2016
対象作品: 蜜柑とユウウツ -茨木のり子異聞-
主催: 鶴屋南北戯曲賞選考委員会
結果: 受賞
紀伊國屋演劇賞
2018
対象作品: 砂塵のニケ・海越えの花たち・豊饒の海
部門: 個人賞
主催: 紀伊國屋演劇賞選考委員会
結果: 受賞
読売演劇大賞 選考委員特別賞
2020
対象作品: 現代能楽集X〜能「道成寺」「隅田川」より
主催: 読売演劇大賞選考委員会
結果: 受賞
読売演劇大賞 優秀作品賞
2020
対象作品: ゲルニカ
主催: 読売演劇大賞選考委員会
結果: 受賞
東京ドラマアウォード2021
2021
対象作品: 流行感冒
部門: 単発ドラマ部門 優秀賞
主催: 国際ドラマフェスティバル in TOKYO(東京ドラマアウォード)
結果: 受賞
芸術選奨新人賞
2024
対象作品: らんまん
部門: 放送部門
主催: 文化庁
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 蜜柑とユウウツ―茨木のり子異聞―

    『蜜柑とユウウツ―茨木のり子異聞―』は、長田育恵による受賞作。人物の選択、時代や場所の空気、語りの余韻を通じて、読後に残る問いを描く作品として整理した。

    『蜜柑とユウウツ―茨木のり子異聞―』は、受賞歴と書誌情報をあわせて読むことで輪郭が見えてくる作品である。

    文学人生記憶
  1. 受賞作: らんまん

    牧野富太郎をモデルにした朝ドラとして、植物への尽きない好奇心と人の往来を描いたテレビ作品。

    牧野富太郎をモデルにした朝ドラとして、植物への尽きない好奇心と人の往来を描いたテレビ作品。

    テレビ朝ドラ植物学人物描写

作品

代表作

地を渡る舟

2013年 戯曲(舞台)

1945年前後を背景に、記憶と再生をめぐる群像劇。

戦争と記憶個人と歴史トラウマの継承

蜜柑とユウウツ -茨木のり子異聞-

2015年 戯曲(舞台)

詩人・茨木のり子を題材に、詩と人生の交錯を描くフィクション。

詩と表現女性の視点記憶

砂塵のニケ

2018年 舞台

戦争や喪失をめぐる登場人物たちの内面を描くドラマ。

戦争喪失家族

海越えの花たち

2018年 舞台

海を越えて交わる人々の物語。移動と異文化理解がテーマ。

移動国際交流アイデンティティ

豊饒の海(戯曲・上演台本)

2018年 戯曲(小説の舞台化)

三島由紀夫の小説『豊饒の海』を原作とした舞台脚本。原作のテーマを演劇的に再構築する。

宿命転生歴史

ゲルニカ

2020年 舞台

戦争の記憶と表現を問うドラマ。タイトルはピカソの絵画に由来する。

戦争記憶表現

流行感冒(NHK特集ドラマ)

2021年 テレビドラマ

志賀直哉の原作を元にした単発ドラマの脚本。伝染病と人間の葛藤を描く。

病と社会倫理個人の選択

全著作

  • ランド(1996)
  • ATLAS(1998)
  • カシオペア(2009)
  • 乱歩の恋文(2010)
  • 青のはて―銀河鉄道前奏曲―(2012)
  • 地を渡る舟(2013)
  • 蜜柑とユウウツ -茨木のり子異聞-(2015)
  • 砂塵のニケ(2018)
  • 海越えの花たち(2018)
  • 豊饒の海(2018)
  • ゲルニカ(2020)
  • 流行感冒(NHK特集ドラマ、2021)
  • 山女(映画脚本、2023)
  • らんまん(連続テレビ小説・脚本担当、2023)

翻案

  • 豊饒の海(原作:三島由紀夫)

作風・主題

文体
現代劇的なリアリズムと詩的表現の融合台詞におけるリズム感と音楽性歴史と個人の記憶を織り交ぜる構成
頻出モチーフ
記憶移動・越境女性の視点戦争とその余波

評価・遺産

長田育恵は舞台を中心にテレビ・映画・オペラまで幅広く活躍する劇作家・脚本家であり、受賞歴も多く現代日本演劇において影響力のある人物である。若手育成や国際交流にも関与している。

関連学会

  • 日本劇作家協会

大衆文化への影響

  • NHK連続テレビ小説『らんまん』の脚本を手がけ、幅広い一般層に知られる存在となった。

豆知識

  • 演劇ユニット「てがみ座」を主宰している。
  • 早稲田大学在学中からミュージカル制作に携わる。
  • ジョーズカンパニーのファミリーミュージカルで脚本執筆を開始した(2003)。
  • セガのドリームキャスト作品『ROOMANIA』のシナリオチームに参加したことがある。