日本の文学賞

← ホームに戻る

斎藤 夏風

さいとう かふう

Saitō Kafū

別名: 斎藤安弘(本名)
ペンネーム: 斎藤夏風俳号として用いる筆名

プロフィール

性別
男性
生誕
1931-02-01 (東京都)
死没
2017-08-21 (東京都) 86歳
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
俳人, 詩人, 編集者, 選者
活動期間
1954年〜2017年
所属
夏草(同人), 俳誌「屋根」創刊・主宰, 俳人協会(理事), 日本ペンクラブ(会員), 日本文芸家協会(会員)
所属団体
俳人協会, 日本ペンクラブ, 日本文芸家協会
影響を受けた人物
山口青邨

学歴

早稲田大学
法学部
期間: 在学中に中退
国: 日本
法学部在学中に中退

受賞歴

夏草新人賞
1962
主催: 夏草
結果: winner
夏草賞
1986
主催: 夏草
結果: winner
俳人協会賞
2010
対象作品: 辻俳諧(第6句集)
主催: 俳人協会
結果: winner

受賞・候補エディション

俳人協会賞 1回登壇
  1. 受賞作: 辻俳諧

    『辻俳諧』は、斎藤夏風による作品。季語と日常の手触りを重ね、短い言葉の中に時間と風景の奥行きをひらく句集。

    『辻俳諧』は、言葉の密度と題材の力で読者を作品世界へ導く。

    239ページ
    記憶時間人間関係表現の力

作品

代表作

埋立地 句集

1980年 俳句

初期の句集。都市や日常の風景を詠む句が含まれる。

都市日常季節

桜榾 句集

1985年 俳句

自然や花木を題材にした句が中心の句集。

自然季節感

斎藤夏風集

1989年 俳句

代表句をまとめた自註現代俳句シリーズの一冊。

回想伝統と現代

次郎柿 句集

1989年 俳句

果物や身近な景物を通して季節を詠んだ句集。

果物身近な風景

斎藤夏風句集

1994年 俳句

ふらんす堂から刊行された句集。代表句を収録。

季節日常

1996年 俳句(解説書)

俳句創作のための解説書。技法や題材についての考察を含む。

作句法題材論

燠の海 句集

1997年 俳句

感覚的な風景描写を特徴とする句集。

光と影

三艸春秋

1999年 随筆・俳句

随筆と俳句を織り交ぜた作品集。

随筆季節感

禾 句集

2005年 俳句

成熟期の句を集めた句集。

稲穂豊穣感

俳句実作のための草木花春夏秋冬 NHK俳句

2008年 俳句(解説書)

NHK俳句関連の実作指南書。季節の植物を題材にした句作の指導。

植物季語作句

辻俳諧 句集

2010年 俳句

第6句集。2010年に俳人協会賞を受賞した作品集。

俳諧伝統と批評

夏風先生の俳句道場

2013年 俳句(解説書)

句作指導を主題にした書。俳句の実践的な教えを伝える。

作句指導教育

全著作

  • 埋立地 句集(1980)
  • 桜榾 句集(1985)
  • 斎藤夏風集(1989)
  • 次郎柿 句集(1989)
  • 斎藤夏風句集(1994)
  • 河(1996)
  • 燠の海 句集(1997)
  • 三艸春秋(1999)
  • 禾 句集(2005)
  • 俳句実作のための草木花春夏秋冬 NHK俳句(2008)
  • 辻俳諧 句集(2010)
  • 夏風先生の俳句道場(2013)
  • 斎藤夏風全句集(2020、編纂刊行)

作風・主題

文体
簡潔で緊密な表現伝統俳句の形式感と現代的感性の融合
頻出モチーフ
季節(四季)植物・花木身近な生活風景河・海・光

評価・遺産

斎藤夏風は戦後から現代にかけて活動した俳人で、俳誌の主宰や選者としての役割を通じて後進の育成に貢献した。俳人協会賞受賞などにより評価を確立し、実作と評論・指導書の両面で影響を残した。

関連学会

  • 俳人協会
  • 日本ペンクラブ
  • 日本文芸家協会

資料所蔵先

  • 国立国会図書館(典拠レコード)
  • VIAF(識別子)

豆知識

  • 本名は斎藤安弘。
  • 1954年に山口青邨の『夏草』に入会し、のちに『夏草』の同人・編集人を務めた(1991年まで)。
  • 1986年に俳誌『屋根』を創刊・主宰した。
  • NHK俳壇の選者を2001年4月から2003年3月まで務めた。
  • 2010年に『辻俳諧』で第50回俳人協会賞を受賞した。