日本の文学賞

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川島 喜代詩

かわしま きよし

Kawashima Kiyoshi

プロフィール

性別
男性
生誕
1926-10-29 (東京都浅草鳥越)
死没
2007-04-24 80歳
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
東京都浅草鳥越(出生地) → 南青山(詩作指導を受けた場所) → 東京都新宿区西新宿(川島書店創業地) → 秋田県にかほ市(歌碑建立地・ゆかりの地)

経歴

職業
歌人, 出版人, 編集者
活動期間
1946年〜2007年
所属
現代歌人協会, 運河の会, 川島書店(出版)
所属団体
現代歌人協会会員, 運河の会(結成同人)
影響を受けた人物
佐藤佐太郎

学歴

豊島学院高等学校
期間: 編入・卒業(年代詳細不明)
国: 日本
昭和18年に編入学、卒業
明治大学 専門部政治経済学科
専門部 / 政治経済学科
期間: 昭和22年入学 - 昭和25年3月卒業
卒業年: 1950
国: 日本
昭和25年3月卒業(1950年)

受賞歴

現代歌人協会賞(第14回)
1969
対象作品: 波動
主催: 現代歌人協会
結果: 受賞
短歌研究賞(第17回)
1981
対象作品: 冬街30首(『短歌研究』1980年4月号所載)
主催: 短歌研究
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 波動

    『波動』は、川島喜代詩の第一歌集で、写実を基盤にしながらも柔らかな詩情を響かせる作品である。街や生活の細部に生じる揺れを、短歌の中で静かな波として立ち上げている。

    写実の奥にある柔らかな揺れを、第一歌集として刻んだ作品。

    168ページ
    短歌第一歌集写実都市
短歌研究賞 1回登壇
  1. 受賞作: 冬街

    川島喜代詩の短歌作品群。都市の冬景、歩道や街川の気配、日常の光景を通して、生の意味や孤独の感触を凝視する。

    冬の街の景と、そこを歩く者の内面が静かに重ねられる。

    冬の街都市風景孤独写実生の意味

作品

代表作

波動

1969年 短歌

第一歌集。写実的な視点と個人的感慨を織り交ぜた短歌を収める。

写実生と日常都市と自然

層灯

1975年 短歌

第二歌集。生活感と内省が深まる作品群。

内省記憶

星雲

1983年 短歌

第三歌集。自然や宇宙との対話を感じさせる作品を含む。

自然宇宙

人の香

1986年 短歌

第四歌集。人間関係や感情の機微を描く短歌集。

人間感情

水の器

1994年 短歌

第五歌集。成熟した視座での詩情が展開される。

成熟静謐

消息

1998年 短歌

第六歌集。往来する時間と記憶を織り成す作品群。

記憶時間

沈黙

2005年 短歌

第七歌集。晩年の沈黙と観照を反映した歌集。

沈黙観照

全著作

  • 波動
  • 層灯
  • 星雲
  • 人の香
  • 水の器
  • 消息
  • 沈黙
  • 歌集 川島喜代詩集(照井方子編)
  • 出版人の萬葉集

作風・主題

文体
写実的短歌純粋短歌の伝統に連なる穏やかでしなやかな語調
頻出モチーフ
都市と自然の対比生と日常の観察記憶と時間

健康

  • 大脳皮質基底核変性症
    2004–2007
    晩年の創作と生活に大きな影響を与えた。

評価・遺産

佐藤佐太郎門下として写実的な短歌を深め、戦後から平成期にかけて7冊の歌集と多数の短歌を残した。出版人としても活動し、歌碑建立などによって地域にも顕著な足跡を残す。

関連学会

  • 現代歌人協会

資料所蔵先

  • 国立国会図書館所蔵
  • 日本現代詩歌文学館蔵

大衆文化への影響

  • 秋田県にかほ市賀祥山禅林寺境内の歌碑(1999年建立)

引用

  • 大寺は山を負へれば朝闌けてわが身あづけんしづけさにあり
    出典: 賀祥山禅林寺歌碑(碑文) (2000年)

豆知識

  • 総歌数3337首(刊行歌集合計)
  • 晩年に未刊の短歌が800首超残された
  • 川島書店を創業した出版人でもある
  • 終戦直後の昭和20年に5ヶ月間兵役に従事