日本の文学賞

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伏見 丘太郎

ふしみ きゅうたろう

Fushimi Kyūtarō

ペンネーム: 藤田敏男本名

プロフィール

性別
男性
生誕
大阪
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
小説家, 脚本家, 放送作家
活動期間
1949年〜
ノミネート
1963年 江戸川乱歩賞候補

学歴

早稲田大学
文学部
期間: 在学中に兵役のため中退
国: 日本
兵役のため中退(卒業年なし)

受賞歴

小説現代新人賞
1965
対象作品: 悪い指
主催: 小説現代(雑誌)
結果: winner
江戸川乱歩賞
1963
結果: nominee

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 悪い指

    『悪い指』は、伏見丘太郎の小説現代新人賞受賞作である。題名の不穏さを軸に、人物の内面や事件の気配を読ませる作品として、初期の同賞受賞作一覧に記録されている。

    不穏な題名が、人物の内面と事件の気配を呼び込む。

    心理事件新人賞短編小説

作品

代表作

悪い指

1965年 短編小説

性的ユーモアと人間関係の微妙さを描いた短編。1965年に『小説現代新人賞』を受賞した作品。

艶笑ユーモア性と人間関係

宝ちん先生行状記

1975年 艶笑小説

主人公・宝ちん先生を中心とした艶笑味のある短篇集。

艶笑教師像滑稽な人間模様

かんにんどっせ

1975年 短篇小説

関西弁の語り口を活かしたユーモラスな作品集。

ユーモア方言性愛風刺

てんじょ裏日記

1975年 小説

日常の滑稽さと艶笑を織り交ぜた日記風の作品。

日常艶笑風刺

お先にごめん

1976年 艶笑小説

軽妙な語り口で男女の機微を描く短篇。

男女関係ユーモア日常の滑稽さ

童貞くん危機一髪

1976年 コメディ小説

若い男性の性の戸惑いと滑稽さを描いた作品。

成長と性ユーモア恥と誇り

舌ころがし きょうとヤトナ艦隊

1977年 艶笑小説

京都を舞台に口語的で艶笑的なエピソードを並べた作品。

地域色艶笑会話表現

東山先生風流譚

1977年 艶笑小説

東山先生を主人公にした艶笑譚集。滑稽さと色香を狙った短篇が並ぶ。

教師像中年の恋愛艶笑

ピンクの寝棺

1978年 小説

タイトルからも分かるような艶めいたモチーフを前面に出した作品。

官能ユーモア都市生活

きのう寝た女

1983年 ロマン・ロマンス

男女の一夜や関係の機微を扱った短篇集。

一夜の出来事人間関係性愛

全著作

  • 宝ちん先生行状記(桃園書房、1975)
  • かんにんどっせ(青樹社、1975)
  • てんじょ裏日記(スポーツニッポン新聞社出版局、1975-1976)
  • お先にごめん(光文社、1976)
  • 童貞くん危機一髪(スポーツニッポン新聞社出版局、1976)
  • 舌ころがし きょうとヤトナ艦隊(スポーツニッポン新聞社出版局、1977)
  • 東山先生風流譚 タダほど怖いものはない(スポーツニッポン新聞社出版局、1977)
  • 東京本社栄転 バリキ君奮闘帖(グリーンアロー出版社、1978)
  • ピンクの寝棺(グリーンアロー出版社、1978)
  • 京都五条どんつきホテル(グリーンアロー出版社、1978)
  • もつれ合い(日本文華社、1979)
  • 助ッ人運ちゃんらぶ繁盛記(桃源社、1980)
  • 内緒でちょっと(スポニチ出版、1981)
  • きのう寝た女(双葉社、1983)
  • 代理ワイフ、昇天 東山先生艶笑譚(光文社、1986)
  • 東山先生行状記 熟女学入門の巻(光文社文庫、1988)

作風・主題

文体
艶笑を基調としたユーモラスな文体軽妙で口語的な語り口風刺や俗語を交えた描写
頻出モチーフ
教師や中年男性を主人公にした滑稽さ性愛と日常の交錯都市風景と庶民的な会話

評価・遺産

戦後の大衆文学、特に艶笑小説の作家として知られ、放送作家としてもテレビ番組制作に携わった。1965年の小説現代新人賞受賞などが代表的な業績である。

資料所蔵先

  • 国立国会図書館(著者情報)

豆知識

  • 本名は藤田敏男。
  • 1915年10月生まれ(大阪出身)。
  • 1949年に『サンデー毎日』の大衆文芸で「下宿あり」が当選し雑誌に小説を書くようになった。
  • 1963年に江戸川乱歩賞候補、1965年に「悪い指」で小説現代新人賞を受賞。
  • 1955年頃から戯曲やシナリオを執筆し、NHKなどのテレビ番組制作に携わる放送作家としても活動した。