日本の文学賞

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斎藤 真理子

さいとう まりこ

Saito Mariko

プロフィール

性別
女性
生誕
1960-01-01 (新潟県新潟市)
国籍
日本
言語
日本語, 韓国語
居住地歴
新潟市(出生) → ソウル(延世大学語学堂留学)

経歴

職業
翻訳者, 著述家, 編集者
活動期間
1980年〜
影響を受けた人物
パク・ミンギュ, ハン・ガン

学歴

明治大学
文学部 / 史学(地理学科、考古学専攻)
国: 日本
在学中に大学のサークルで朝鮮語を学び、後に延世大学語学堂に留学。

受賞歴

日本翻訳大賞(第1回)
2015
対象作品: カステラ
主催: 日本翻訳大賞運営
結果: 受賞
韓国文学翻訳賞(第18回・文化体育観光部長官賞)
2020
主催: 韓国文学翻訳院
結果: 受賞
読売文学賞(第76回・研究・翻訳部門)
2025
対象作品: 別れを告げない
部門: 研究・翻訳部門
主催: 読売新聞社
結果: 受賞

受賞・候補エディション

作品

代表作

韓国文学の中心にあるもの

2022年 評論

韓国文学の現在と歴史を考察し、翻訳と受容の視点から論じた評論集。増訂版が2025年に刊行。

韓国文学翻訳論文化交流

本の栞にぶら下がる

2023年 随筆

書物と読書をめぐる随筆集。翻訳者としての眼差しや読書体験を綴る。

読書翻訳者の視点書物論

隣の国の人々と出会う 韓国語と日本語のあいだ

2024年 言語・エッセイ

韓国語と日本語という二つの言語を通して、異文化理解と翻訳の実践を語る一冊。

言語異文化交流翻訳実践

在日コリアン翻訳者の群像

2024年 編著・論考

在日コリアン翻訳者たちの仕事と歴史、ネットワークを紹介する編著。

在日コリアン翻訳史共同制作

カステラ

2014年 翻訳(小説)

パク・ミンギュの作品の日本語訳。ユーモアと都市生活を描く短編・中編を収める。

都市世代ユーモア

82年生まれ、キム・ジヨン

2018年 翻訳(小説)

チョ・ナムジュによる韓国社会の女性問題を扱った長編の日本語訳。

ジェンダー社会問題家族

別れを告げない

2024年 翻訳(小説)

ハン・ガンの作品の日本語訳。繊細な文体で人間関係と喪失を描く。

喪失記憶関係性

ギリシャ語の時間

2017年 翻訳(小説)

ハン・ガンの短編・小説集の日本語訳。独特の比喩と静謐な語りが特徴。

言語孤独美学

全著作

  • 韓国文学の中心にあるもの(2022, 増訂版2025)
  • 本の栞にぶら下がる(2023)
  • 隣の国の人々と出会う 韓国語と日本語のあいだ(2024)
  • 在日コリアン翻訳者の群像(編著、2024)
  • カステラ(訳、パク・ミンギュ、2014)
  • ピンポン(訳、パク・ミンギュ、2017)
  • 82年生まれ、キム・ジヨン(訳、チョ・ナムジュ、2018)
  • 別れを告げない(訳、ハン・ガン、2024)

作家による翻訳

  • カステラ(パク・ミンギュ、2014)
  • ピンポン(パク・ミンギュ、2017)
  • ギリシャ語の時間(ハン・ガン、2017)
  • 82年生まれ、キム・ジヨン(チョ・ナムジュ、2018)
  • 別れを告げない(ハン・ガン、2024)

作風・主題

文体
明快で読みやすい訳文原文の文体や比喩を尊重する繊細な訳し方注や解説による背景説明を重視
頻出モチーフ
言語と境界異文化間の対話女性の視点と日常性

評価・遺産

韓国文学の良質な日本語訳を多数手掛け、日本における韓国文学受容の架け橋となった翻訳者。受賞歴もあり、研究・批評活動も併せて行うことで翻訳文化の深化に寄与している。

豆知識

  • 父は新潟大学名誉教授の斎藤文一。
  • 姉は文芸評論家の斎藤美奈子。
  • 1980年頃から大学のサークルで朝鮮語を学び始めた。
  • 1991年に延世大学語学堂に留学した。
  • 2015年に『カステラ』の翻訳で第1回日本翻訳大賞を受賞。
  • 2020年に第18回韓国文学翻訳賞(文化体育観光部長官賞)を受賞。
  • 2025年に第76回読売文学賞(研究・翻訳部門)を受賞。