日本の文学賞

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小田 光雄

おだ みつお

Oda Mitsuo

プロフィール

性別
男性
生誕
1951-05-03 (静岡県)
死没
2024-06-08 (静岡県内の病院) 73歳
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
文筆家, 翻訳家, 編集者
活動期間
1982年〜2024年
所属
パピルス(出版社) 編集責任者, 論創社(共著先・出版協力)
影響を受けた人物
エミール・ゾラ

学歴

早稲田大学
国: 日本

受賞歴

ドゥマゴ文学賞
2019
対象作品: 古本屋散策
主催: Bunkamura
結果: Winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 古本屋散策

    現代社会や人間心理を鋭く観察し、言葉と認識のずれを掘り下げる作品。読み手に既成の見方を問い直させる批評性を備えている。

    古本屋散策は、受賞作としての輪郭を通じて、人物と社会の関係を見つめる作品である。

    259ページ
    受賞作人間関係記憶社会葛藤

作品

代表作

古本屋散策

2019年 ノンフィクション・随筆

古本屋を巡る紀行・評論。古書店の風景や流通、店主の営みを通じて出版と読書の現在を考察したエッセイ集。

古書書店文化出版流通

近代出版史探索 Ⅶ

2024年 出版史・研究

近代出版史を体系的に探るシリーズの第7巻。出版流通や雑誌・書店の歴史に関する考察を収める。

出版史流通雑誌研究

出版社と書店はいかにして消えていくか 近代出版流通システムの終焉

1999年 ルポルタージュ・研究

近代出版流通の仕組みとその変容を詳述し、出版社・書店の衰退や流通の変化を論じた論考。

出版流通書店の変容産業史

ルーゴン・マッカール叢書(訳)

2004年 翻訳文学

エミール・ゾラの『ルーゴン・マッカール叢書』のうち複数巻を日本語に翻訳した仕事。自然主義文学の紹介に貢献した。

翻訳自然主義フランス文学
翻訳
  • ごった煮
  • 夢想
  • 大地
  • 壊滅
  • パスカル博士
  • 生きる歓び
  • ナナ
  • プラッサンの征服
  • ジェルミナール
  • ウージェーヌ・ルーゴン閣下

図書館逍遥

2001年 エッセイ・紀行

図書館を巡る観察とエッセイを収めた一冊。図書館の文化とその変遷に焦点を当てる。

図書館文化史書誌

全著作

  • 消費される書物 西村寿行と大衆文学の世界
  • 船戸与一と叛史のクロニクル
  • 〈郊外〉の誕生と死
  • 出版社と書店はいかにして消えていくか 近代出版流通システムの終焉
  • ブックオフと出版業界 ブックオフ・ビジネスの実像
  • 図書館逍遥
  • 文庫、新書の海を泳ぐ ペーパーバック クロール
  • 書店の近代 本が輝いていた時代
  • ヨーロッパ 本と書店の物語
  • 民家を改修する
  • 出版業界の危機と社会構造
  • 古雑誌探究
  • 古本探究 I
  • 古本探究 II
  • 古本探究 III
  • 出版状況クロニクル I
  • 出版状況クロニクル II
  • 出版状況クロニクル III
  • 出版状況クロニクル IV
  • 出版状況クロニクル V
  • 出版状況クロニクル Ⅵ
  • 出版状況クロニクル Ⅶ
  • 郊外の果てへの旅 混住社会論
  • 古本屋散策
  • 近代出版史探索
  • 近代出版史探索 II
  • 近代出版史探索 III
  • 近代出版史探索 Ⅳ
  • 近代出版史探索 Ⅴ
  • 近代出版史探索 Ⅵ
  • 近代出版史探索 Ⅶ
  • 近代出版史探索 外伝
  • 近代出版史探索 外伝 II(遺著)

作家による翻訳

  • エマ・ゴールドマン自伝(小田透と共訳)

作風・主題

文体
ルポルタージュ的な観察記録実証的・調査に基づく論考平易で読みやすい随筆調
頻出モチーフ
書店・古書店の風景出版流通の仕組み雑誌・書評文化

健康

  • 食道がん
    晩年に体力と活動に影響を与え、2024年に死去の原因となった。

評価・遺産

出版流通・書店文化に関する詳細な研究とルポルタージュで知られ、古書店の現場や出版業界の問題を広く伝えた。エミール・ゾラの翻訳でも知られ、出版史・書誌の分野で評価を受ける。2019年に『古本屋散策』でドゥマゴ文学賞を受賞した。

豆知識

  • エミール・ゾラの『ルーゴン・マッカール叢書』を多数翻訳している。
  • 2019年に『古本屋散策』でドゥマゴ文学賞(第29回)を受賞した。
  • 2024年6月8日に静岡県内の病院で死去した(73歳)。
  • 2025年6月21日に神田神保町で偲ぶ会が行われた。
  • ブログ「出版・読書メモランダム」を運営していた。