日本の文学賞

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宮西真冬

みやにし まふゆ

Miyanishi Mafuyu

プロフィール

性別
女性
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
小説家
活動期間
2017年〜

受賞歴

第52回メフィスト賞
2017
対象作品: 誰かが見ている
主催: 講談社(メフィスト編集部)
結果: Winner

受賞・候補エディション

メフィスト賞 1回登壇
  1. 受賞作: 誰かが見ている

    スーパーでパートとして働く主婦の千夏子は、ブログで賞賛されたいがために、実生活とはかけ離れた〈幸せでおしゃれな育児生活〉を書くことをやめることができないでいる。アパレル店の店長をしている結子は、新婚であるのに5歳年下の夫とのセックスレスに悩んでいた。保育士の春花は、仕事上のストレスで過食になり、恋人と結婚することだけに救いを求めている。主婦の柚季は、立派なタワーマンションに住み、円満な家庭を築いているようだった。4人は、様々な形で他の誰かとつながっていたが、あるとき、思わぬ事件が起こる。

    スーパーでパートとして働く主婦の千夏子は、ブログで賞賛されたいがために、実生活とはかけ離れた〈幸せでおしゃれな育児生活〉を書くことをやめることができないでいる。

    女性の葛藤嘘と見せかけ日常の闇サスペンス

作品

代表作

誰かが見ている

2017年 推理小説 272ページ

スーパーでパートとして働く主婦の千夏子は、ブログで賞賛されたいがために、実生活とはかけ離れた〈幸せでおしゃれな育児生活〉を書くことをやめることができないでいる。アパレル店の店長をしている結子は、新婚であるのに5歳年下の夫とのセックスレスに悩んでいた。保育士の春花は、仕事上のストレスで過食になり、恋人と結婚することだけに救いを求めている。主婦の柚季は、立派なタワーマンションに住み、円満な家庭を築いているようだった。4人は、様々な形で他の誰かとつながっていたが、あるとき、思わぬ事件が起こる。

女性の葛藤嘘と見せかけ日常の闇サスペンス

全著作

  • 誰かが見ている

作風・主題

文体
心理描写に重きを置く緊張感のある文体日常の細部を掘り下げるリアリズム
頻出モチーフ
母親・主婦の孤独隣人・他者との関係SNSやブログを介した虚像

評価・遺産

メフィスト賞受賞作として注目を集め、女性の葛藤を描いたサスペンス作品として読者や批評家から評価された。2017年刊行後、ラストの衝撃や救済の要素がしばしば言及された。

引用

  • この作品は、女性たちの葛藤の物語である。「誰にだって弱いところはある。完璧な人なんていない。それでいいよね」と言いたくて書いたのが本作である。
    出典: 著者インタビュー(講談社の紹介文) (2017年)
  • ラストで瞠目した。これは決してイヤミスではない。むしろ救済の物語である。それがいちばんの衝撃だった。吸引力抜群のサスペンスの果てに待ち受ける、怒涛のクライマックスに胸が震えた。
    出典: 大矢博子(文芸評論家) (2018年)
  • 物語の後半がすごい。第4章の終盤からサプライズのつるべ打ちで読者を翻弄しながら、イヤミスとしては予想外の場所に着地する。これこそが最大の企みだったかと感心した。
    出典: 細谷正充(文芸評論家) (2018年)

豆知識

  • 第52回メフィスト賞受賞作
  • 講談社より2017年4月13日に単行本刊行
  • 装幀:名久井直子、装画:agoera
  • ページ数:272
  • ISBN:978-4-06-220470-5
  • ジャンル:推理小説