日本の文学賞

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岩佐 美代子

いわさ みよこ

Iwasa Miyoko

プロフィール

性別
女性
生誕
1926-03-01 (大日本帝国)
死没
2020-01-17 (日本) 93歳
国籍
大日本帝国, 日本
言語
日本語
居住地歴
大日本帝国 → 日本

経歴

職業
国文学者, 大学教授, 研究者, 著者
活動期間
1930年〜2017年
所属
国立国会図書館(非常勤職員), 立教大学(非常勤講師), 鶴見大学(助教授・教授、名誉教授)
影響を受けた人物
高群逸枝

学歴

女子学習院高等科
高等科
卒業年: 1945
国: 日本
終戦直後に高等科を卒業
立教大学
学位: 文学博士
国: 日本
学位(文学博士)を取得した旨の記載ありが取得年は明示されていない

受賞歴

読売文学賞
2001
対象作品: 光厳院御集 全釈
主催: 読売新聞社
結果: 受賞

受賞・候補エディション

読売文学賞 1回登壇
  1. 受賞作: 光厳院御集

    『光厳院御集』は、2000年の受賞対象となった短歌作品です。題名が示すイメージを軸に、作者の関心や同時代の表現感覚がうかがえる作品として位置づけられます。

    『光厳院御集』は、題名の余韻から作品世界へ読者を引き込む短歌作品です。

    短歌抒情現代歌壇

作品

代表作

京極派歌人の研究

1974年 学術研究

京極派に属する歌人たちの作品と流れを検討し、系譜と作風を明らかにする研究書。

宮廷文学和歌研究歌人史

永福門院

1976年 伝記的研究

永福門院に関する史料と和歌を通じてその生涯と詠歌の特質を論じる。

女房文学中世和歌

光厳院御集 全釈

2000年 注釈・校訂

光厳天皇の御集について詳細な注釈と全釈を行い、成立背景や歌の解釈を示した労作。これにより読売文学賞を受賞。

勅撰和歌注釈王朝文学

宮廷の春秋

1998年 解説・評論

宮廷文学を時代や人物ごとに読み解き、その文化的背景と文章表現の特色を解説する一冊。

宮廷文学文化史

讃岐典侍日記 全注釈

2012年 注釈書

讃岐典侍日記(中世日記)についての全注釈を行い、史料としての価値と和歌表現を解説する。

中世日記注釈和歌

京極派と女房

2017年 学術論考

京極派の成立と女房歌人との関係を考察し、宮廷歌壇の構造を再検討する論考集。

京極派女房歌人宮廷歌壇

全著作

  • 京極派歌人の研究(笠間書院 1974年)
  • 永福門院(笠間書院 1976年)
  • あめつちの心(笠間書院 1979年)
  • 京極派和歌の研究(笠間書院 1987年)
  • 木々の心花の心(笠間書院 1994年)
  • 宮廷に生きる(笠間書院・古典ライブラリー 1997年)
  • 宮廷の春秋(岩波書店 1998年)
  • 宮廷女流文学読解考 中世編(笠間書院 1999年)
  • 光厳院御集 全釈(風間書房 2000年)
  • 宮廷文学のひそかな楽しみ(文春新書 2001年)
  • 源氏物語 六講(岩波書店 2002年)
  • 内親王ものがたり(岩波書店 2003年)
  • 千年の名文すらすら源氏物語(小学館 2005年)
  • 岩佐美代子の眼 古典はこんなにおもしろい(笠間書院 2010年)
  • 讃岐典侍日記 全注釈(笠間書院 2012年)
  • 和泉式部日記注釈 三条西家本(笠間書院 2013年)
  • 岩佐美代子セレクション 1・2(笠間書院 2015年)
  • 為家千首全注釈(笠間書院 2016年)
  • 京極派と女房(笠間書院 2017年)

作風・主題

文体
学術的で注釈中心の文体古典資料に基づく精緻な検証明快で読みやすい解説
頻出モチーフ
宮廷文学和歌・勅撰集の注釈女房文学と歌人の系譜

健康

  • 肺炎
    2020年1月
    2020年1月に肺炎のため死去

評価・遺産

宮廷文学と和歌の詳細な注釈・研究を通じて、中世・王朝文学の理解を深めた国文学者。鶴見大学での教育と多数の注釈書により後進・研究基盤に大きく貢献した。

資料所蔵先

  • 国立国会図書館(関連資料の所蔵可能性あり)
  • 鶴見大学(在職・研究資料)

豆知識

  • 父は法学者の穂積重遠、母方の祖父は児玉源太郎、父方の曾祖父には渋沢栄一がいる家系に連なる。
  • 昭和天皇の第一皇女・照宮成子内親王に学友として宮仕えした経歴がある。
  • 著作には注釈書や研究書が多く、2001年に読売文学賞を受賞した。
  • 一家の間では渋沢栄一に似ていると言われた。