日本の文学賞

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永倉 万治

ながくら まんじ

Nagakura Manji

ペンネーム: 永倉 萬治晩年に表記を改めたペンネーム(表記のみの変化、読みは同じ), 長倉 恭一本名(執筆の一部で無記名やイニシャルでの執筆もあり)

プロフィール

性別
男性
生誕
1948-01-27 (埼玉県志木市)
死没
2000-10-05 (埼玉県和光市(国立埼玉病院)) 52歳
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
作家, 放送作家, 雑誌編集者, 広告プランナー
活動期間
1970年〜2000年
影響を受けた人物
向田 邦子

学歴

立教大学
経済学部
期間: 在学中に中退
国: 日本
経済学部在籍中に中退

受賞歴

講談社エッセイ賞
1989
対象作品: アニバーサリー・ソング
主催: 講談社
結果: 受賞

受賞・候補エディション

山本周五郎賞 1回登壇
  1. 受賞作: みんなアフリカ

    『みんなアフリカ』は、永倉万治による文学作品。受賞時の評価対象となった作品で、題名が示す情景や関係性を軸に、人物の記憶、土地、時代の空気を読ませる。

    受賞作として読まれてきた『みんなアフリカ』は、静かな題名の奥に人間と時代の手触りを残す。

    受賞作文学作品記憶時代
  1. 『アニバーサリー・ソング』は、永倉万治の随筆集である。記憶の片隅に残る古い歌に出会ったような懐かしさを、憂愁とウィットを交えた十二篇に織り上げている。

    古い歌をふと思い出すような懐かしさが、都会的なウィットと憂愁に包まれる。

    256ページ
    随筆記憶懐かしさウィット

作品

代表作

アニバーサリー・ソング

1989年 随筆 / エッセイ

日常と人生を題材にしたエッセイ集。著者の観察眼と軽妙な語り口が特徴。

日常人間関係中年の恋愛

大熱血闘病記

1992年 自叙伝 / 体験記

1989年の脳出血で倒れた際の入退院・リハビリの経緯を綴った闘病記。後に『父帰る』の題でテレビドラマ化された。

病と回復家族再生
映像化・舞台化
  • [テレビドラマ] 父帰る (1994)

黄金バット

1995年 自伝的長編

『東京キッドブラザース』在籍時の体験をもとにした自伝的作品。

演劇青春自己回想

全著作

  • 小説寄席芸人伝
  • この頃は、めっきりラブレター
  • 新・昭和30年代通信
  • 東京デート漂流
  • 東京恋愛事情
  • アニバーサリー・ソング
  • 大熱血闘病記
  • 黄金バット
  • ぼろぼろ三銃士

翻案

  • 父帰る(NHKによるテレビドラマ化)

作風・主題

文体
平易で親しみやすい文体ユーモアと哀感を織り交ぜた語り口
頻出モチーフ
大人の恋サラリーマンの日常病と回復都市生活

健康

  • 脳出血
    1989〜1990(初回発症と回復期)
    右半身麻痺と失語症を生じたが、リハビリを経て執筆を再開した。
  • 脳幹出血(再発)
    2000(再発・入院)
    2000年に再発し入院先で死去した。

評価・遺産

中年の恋愛やサラリーマン生活を描いた作品群と、闘病記を通じた人間描写で知られる。テレビ化や妻による遺作完成などもあり、親しみやすい作風で支持を得た。

大衆文化への影響

  • NHKでドラマ化された『父帰る』による知名度の拡大

豆知識

  • 本名は長倉恭一。
  • 親交のあった向田邦子らの台湾取材旅行には同行せず、彼らは遠東航空103便墜落事故で他界した(永倉は難を逃れた)。
  • 晩年に表記を『永倉萬治』に改めた。
  • 遺作『ぼろぼろ三銃士』の後半は妻・有子によって完成された。