日本の文学賞

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中村 紘子

なかむら ひろこ

Nakamura Hiroko

プロフィール

性別
女性
生誕
1944-07-25 (山梨県東山梨郡塩山町(現・甲州市))
死没
2016-07-26 72歳
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
山梨県(塩山町・現 甲州市) → 東京都世田谷区等々力(育ち)

経歴

職業
ピアニスト, 著作家, 審査員, 司会者
活動期間
1959年〜2016年
影響を受けた人物
フレデリック・ショパン, アルトゥール・ルービンシュタイン, フェルッチョ・ブゾーニ

学歴

桐朋学園女子高等学校
音楽科
期間: 中等・高等教育(在学中に中退して渡米)
国: 日本
音楽科在学。中退してジュリアード音楽院へ進学(奨学金獲得)。
ジュリアード音楽院
期間: 渡米後(入学年は資料により不詳)
国: アメリカ合衆国
ロジーナ・レヴィーンに師事。

受賞歴

大宅壮一ノンフィクション賞
1989
対象作品: チャイコフスキー・コンクール ピアニストが聴く現代
主催: 大宅壮一ノンフィクション賞選考委員会
結果: 受賞
文藝春秋読者賞
1991
主催: 文藝春秋
結果: 受賞
東燃ゼネラル音楽賞(エクソンモービル音楽賞)
2005
主催: 東燃ゼネラル(エクソンモービル音楽賞)
結果: 受章
紫綬褒章
2008
主催: 日本政府
結果: 受章
日本芸術院賞(恩賜賞)
2009
部門: 恩賜賞
主催: 日本芸術院
結果: 受賞
旭日中綬章
2016
主催: 日本政府
結果: 追贈
ミュージック・ペンクラブ音楽賞(功労賞)
2017
部門: 功労賞
主催: ミュージック・ペンクラブ
結果: 受賞(追贈)

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: チャイコフスキー・コンクール

    『チャイコフスキー・コンクール』は、中村紘子による受賞作で、題名が示す人物・場所・出来事を手がかりに、人間の選択や時代の空気を描く作品である。物語性のある作品では登場人物の関係と転機を、評論・ノンフィクションでは対象への観察と論点の積み重ねを軸に読ませる。

    『チャイコフスキー・コンクール』は、受賞時代の問題意識と著者の視線が交差する一作である。

    時代と個人記憶社会人間関係

作品

代表作

チャイコフスキー・コンクール ピアニストが聴く現代

1988年 ノンフィクション(音楽評論・紀行)

国際音楽コンクールをめぐる考察と現代音楽への眼差しをまとめたノンフィクション。

国際コンクール音楽批評演奏の現場

私の猫ものがたり

1983年 エッセイ

中村紘子の飼い猫にまつわるエッセイ集。家庭的な側面を伝える作品。

動物家庭随筆

ピアニストという蛮族がいる

1992年 エッセイ/音楽評論

演奏家としての視点や舞台裏を綴ったエッセイ集。演奏観や音楽家論を含む。

演奏論舞台裏教育

全著作

  • 私の猫ものがたり
  • チャイコフスキー・コンクール ピアニストが聴く現代
  • ピアニストという蛮族がいる
  • アルゼンチンまでもぐりたい
  • どこか古典派(クラシック)
  • 国際コンクールの光と影
  • コンクールでお会いしましょう 名演に飽きた時代の原点
  • ピアニストだって冒険する

翻案

  • 中村紘子 フォーエバー(ライブ録音)

作風・主題

文体
明快で親しみやすい語り口演奏経験に基づく具体的な描写音楽的洞察に富む
頻出モチーフ
音楽と人間性舞台と舞台裏回想と教育

健康

  • 大腸がん
    2014-2016
    2014年の手術で発見され治療。2015年に一時復帰したが大腸がん治療のため2015年8月から活動休止、その後復帰と再休養を繰り返し2016年に逝去。

評価・遺産

国際的に活躍した日本を代表するピアニストであり、演奏・教育・コンクール運営・執筆を通じて後進に大きな影響を与えた。多くの公共・慈善活動にも関わり、受賞・栄典も多数ある。

関連学会

  • 日本芸術院

大衆文化への影響

  • テレビ番組出演(NHK、テレビ朝日等)や多数のコマーシャル出演

引用

  • 絢爛たる技巧と溢れる情感、そしてロマンティックな音楽への親和力。
    出典: ハロルド・C・ショーンバーグ『ピアノ音楽の巨匠たち』 (1987年)

豆知識

  • 夫は小説家の庄司薫。
  • 国内外での演奏回数は3800回を超えるとされる。
  • ショパン国際ピアノコンクール(1965年)で第4位入賞および最年少者賞受賞。