日本の文学賞

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中村 正䡄

なかむら まさのり

Nakamura Masanori

別名: 中村正軌

プロフィール

性別
男性
生誕
1928-02-16 (満洲 撫順県 撫順市(現:中華人民共和国遼寧省撫順市))
死没
2020-03-01 92歳
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
満洲(出生) → 在ドイツ(フランクフルト勤務) → 日本(帰国・在住)

経歴

職業
小説家, 日本航空社員, 支配人・調達部長(日本航空:フランクフルト支店)
活動期間
1970年〜2020年
所属
日本航空
所属団体
日本文芸家協会

学歴

学習院大学
文政学部 / 政治学科
国: 日本
学習院大学政治学科卒業(出典: ウィキペディア)

受賞歴

直木三十五賞
1980
対象作品: 元首の謀叛
主催: 直木賞選考委員会
結果: 受賞 (Winner)

受賞・候補エディション

直木三十五賞 1回登壇
  1. 受賞作: 元首の謀叛

    東西冷戦下のヨーロッパを舞台に、ソ連の謀略と西側諸国の対応を描く国際政治小説。東西ドイツ国境線で起きる大爆発を発端に、戦争を避けながら勢力図を塗り替えようとする国家権力の思惑が交錯する。

    東西ドイツ国境線の大爆発から、ヨーロッパの秩序を揺さぶる政治的陰謀が動き出す。

    270ページ
    冷戦東西ドイツ国際政治国家権力謀略

作品

代表作

元首の謀叛

1980年 小説(政治サスペンス)

1970年代の東西ドイツを舞台にした政治的陰謀を描く長編。著者のデビュー作で、冷戦下の権力闘争を主題とする。

冷戦政治クーデター東西ドイツ

貧者の核爆弾

1990年 小説

社会問題を題材にした長編小説。文藝春秋刊。

社会問題貧困核・兵器

アリスの消えた日

1992年 SF小説

早川書房刊。失踪を巡るSF的・サスペンス的要素を含む作品。

失踪アイデンティティSFサスペンス

四つの聖痕

1993年 小説(宗教的モチーフ)

宗教的な象徴や謎をモチーフにした長編小説。文藝春秋刊。

宗教謎解き象徴

教皇の手文庫

1998年 小説(宗教・陰謀)

教会や教皇を巡る謎や陰謀を扱った作品。文藝春秋刊。

教会陰謀書物

全著作

  • 元首の謀叛(文藝春秋、1980)
  • 貧者の核爆弾(文藝春秋、1990)
  • アリスの消えた日(早川書房、1992)
  • 四つの聖痕(文藝春秋、1993)
  • 教皇の手文庫(文藝春秋、1998)

作風・主題

文体
政治・社会を扱う硬い語り口現実描写を重視した写実的な文体一部にSF的要素やサスペンスの手法を導入
頻出モチーフ
権力と陰謀冷戦・東西対立宗教的象徴(聖痕、教皇)失踪・アイデンティティ

評価・遺産

1970年代以降に活動した作家。1970年代の東西ドイツを舞台にした『元首の謀叛』で第84回直木三十五賞を受賞したことで知られる。日本航空の要職を務めながら執筆を続け、政治的・宗教的テーマやSF要素を織り交ぜた作品群を残した。2020年に92歳で没した。

資料所蔵先

  • 国立国会図書館(NDL)
  • ドイツ国立図書館(GND)
  • 米国議会図書館(LCCN)

豆知識

  • 本来の表記は「中村正䡄」だが、「中村正軌」と代用されることがある。
  • 1970年代の東西ドイツを舞台にした『元首の謀叛』でデビューし、第84回直木三十五賞を受賞した。
  • 日本航空に勤務し、フランクフルト支店で支配人・調達部長を務めながら執筆活動を行っていた。
  • 2020年3月1日に92歳で死去した。