日本の文学賞

← ホームに戻る

中津 燎子

なかつ りょうこ

Nakatsu Ryoko

プロフィール

性別
女性
生誕
1925-10-19 (福岡県福岡市博多)
死没
2011-06-15 85歳
国籍
日本
言語
日本語, 英語
居住地歴
ソビエト連邦(ウラジオストク) 1928–1937 → 日本(帰国後) → 米国(留学、1956年〜)

経歴

職業
評論家, 英語教育者
活動期間
1950年〜2011年

学歴

1956年より米国に留学した記録があるが、在籍機関の詳細は不明

受賞歴

大宅壮一ノンフィクション賞
1974
対象作品: なんで英語やるの?
主催: 大宅壮一ノンフィクション賞
結果: winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: なんで英語やるの?

    『なんで英語やるの?』は、中津燎子による文学作品。1974年の受賞作として、題材を絞り込んだ表現と、人物や土地、時代の手触りを読者に残す構成が評価された。

    なんで英語やるの?は、限られた形式の中に時代と人の気配を刻む作品。

    人間心理時代性土地

作品

代表作

なんで英語やるの?

1974年 ノンフィクション・英語教育論

英語教育と日本人の関係を問い直す評論。英語学習の目的や方法、文化的背景について論じたエッセイ集。

英語教育異文化理解言語とアイデンティティ

呼吸と音とくちびると

1975年 研究・教育

発音訓練や音声の身体的側面について論じた著作。発音教育における呼吸や口の使い方に焦点を当てる。

発音身体性教育実践

異文化のはざまで 英語と日本人の周辺

1976年 評論

異文化接触の中で日本人が英語とどのように向き合うかを考察した評論集。文化摩擦やコミュニケーションの問題を扱う。

異文化接触コミュニケーション文化摩擦

再びなんで英語やるの?

1978年 ノンフィクション

初刊の問いを発展させ、英語教育や学習観の変化について再検討した続編的著作。

英語教育教育批評

こども・外国・外国語 ある日とつぜん英語になってしまった子

1979年 教育評論

子どもと外国語教育をめぐる考察。外国語が子どもの生活や発達に与える影響を論じる。

子どもと教育外国語習得

未来塾って、何? 異文化チャレンジと発音

1986年 教育実践

中津が開設した英語発音訓練研究所「未来塾」に関する記録と教育論。実践的な発音指導の方針を示す。

発音訓練教育実践異文化

全著作

  • なんで英語やるの?(1974)
  • 呼吸と音とくちびると(1975)
  • 異文化のはざまで 英語と日本人の周辺(1976)
  • 再びなんで英語やるの?(1978)
  • こども・外国・外国語 ある日とつぜん英語になってしまった子(1979)
  • 異文化のはざまで 英語と日本人の周辺(三修社版、1983)
  • 母国考(1984)
  • 未来塾って、何? 異文化チャレンジと発音(1986)
  • Butとけれども考(1988)
  • 風のシカゴ シェリダン・ロード物語(1989)
  • 英語と運命 つきあい続けて日が暮れて(2005)
  • 声を限りに蝉が哭く(2010)

作風・主題

文体
批評的かつ説明的な文体教育現場を意識した実践的な記述
頻出モチーフ
英語と日本人の関係異文化摩擦発音と身体性

評価・遺産

中津燎子は英語教育の批評と実践を結びつけた論考と実践で知られ、1974年の『なんで英語やるの?』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。発音訓練研究所「未来塾」を開設し、発音教育の普及に寄与した。

引用

  • なんで英語やるの?
    出典: 書籍『なんで英語やるの?』 (1974年)

豆知識

  • 1928年から1937年までソビエト連邦ウラジオストクで過ごした。
  • 国連軍の特別電話台で交換手として働いた経験がある。
  • 英語発音訓練研究所「未来塾」を開設し、顧問を務めた。