多喜二・百合子賞
1回登壇
-
第2回(1970年) 受賞受賞作: 仮のねむり
『仮のねむり』は中里喜昭による小説。眠りの比喩を通じて、時代の不安と人間の内面を重ねる。
仮のねむりは、時代の陰影の中で人が抱える痛みと意志を見つめる作品。
戦後社会政治孤独
なかざと きしょう
Nakazato Kisho
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1969 | 多喜二・百合子賞 | 仮のねむり | — | 多喜二・百合子賞選考委員会 | 受賞 |
『仮のねむり』は中里喜昭による小説。眠りの比喩を通じて、時代の不安と人間の内面を重ねる。
仮のねむりは、時代の陰影の中で人が抱える痛みと意志を見つめる作品。
日本共産党創立40周年の文芸作品募集に入選した作品。長崎を背景に労働者の日常と闘いを描く。
『しんぶん赤旗』に連載された長編で、三無事件などを取り入れ、労働者の生活と政治的問題を描いた作品。第2回多喜二・百合子賞受賞作。
島原半島の旧家の崩壊を描いた長編。家族の没落と地域の歴史を通して民衆意識を探る。
隠れキリシタンの造船労働者を主人公に、信仰と労働、地域社会の交差を描いた作品。
三井三池炭鉱の下積み労働者の出自を探る長編。労働者のルーツや生活史を描く。
1970年代初頭に連載され、1973年に完結した作品。長崎の風土に根ざした労働者の闘いを描く。
熊本県の川辺川ダム問題を巡るルポ。住民、環境、開発の関係を詳細に報告するノンフィクション。
中里喜昭は長崎を中心とした地域性と労働者の視点を重視した作品群で知られる。1960〜80年代の労働者文学や社会派文学において評価され、晩年はルポルタージュを通じて地域の課題や環境問題に貢献した。