日本の文学賞

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直井 明

なおい あきら

Naoi Akira

プロフィール

性別
男性
生誕
1931-09-22 (東京)
死没
2025-02-02 (東京都内(病院)) 93歳
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
東京 → パキスタン・カラチ → アメリカ・ヒューストン → ルーマニア・ブカレスト → アメリカ・ニューヨーク

経歴

職業
海外ミステリ研究家, 著作家, 評論家
活動期間
1950年〜2025年
所属団体
日本推理作家協会
影響を受けた人物
エド・マクベイン

学歴

東京外国語大学
外国語学部 / インド語科
国: 日本

受賞歴

日本推理作家協会賞(評論部門)
1989
対象作品: 87分署グラフィティ―エド・マクベインの世界
部門: 評論部門
主催: 日本推理作家協会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 87分署シリーズ グラフィティ ―エド・マクベインの世界

    『87分署シリーズ グラフィティ ―エド・マクベインの世界』は、直井明による受賞作で、題名が示す人物・場所・出来事を手がかりに、人間の選択や時代の空気を描く作品である。物語性のある作品では登場人物の関係と転機を、評論・ノンフィクションでは対象への観察と論点の積み重ねを軸に読ませる。

    『87分署シリーズ グラフィティ ―エド・マクベインの世界』は、受賞時代の問題意識と著者の視線が交差する一作である。

    時代と個人記憶社会人間関係

作品

代表作

87分署のキャレラ エド・マクベインの世界

1984年 ミステリ研究・評論

エド・マクベインの『87分署シリーズ』に関する解説と研究をまとめた書。

エド・マクベインシリーズ小説研究海外ミステリ

87分署グラフィティ エド・マクベインの世界

1988年 ミステリ研究・評論

エド・マクベイン研究の集大成的著作。シリーズの歴史や作風を詳細に検証。

作家論シリーズ分析翻訳と解釈

87分署シティ・クルーズ エド・マクベインの世界

1990年 ミステリ研究

マクベイン作品を都市と警察描写の観点から分析した短評的研究。

都市の描写警察小説

87分署インタビュー エド・マクベインに聞く

1992年 インタビュー集・研究

エド・マクベイン本人へのインタビューを中心にまとめた一冊。

インタビュー作家の言説

エド・マクベイン読本(編)

2000年 編纂・評論

直井が編んだマクベイン関連の読本。研究者視点での解題や解説を収める。

アンソロジー評論

海外ミステリ見聞録

2000年 エッセイ・批評

海外での滞在経験を踏まえたミステリ観や考察をまとめたエッセイ集。

海外滞在ミステリ批評

海外ミステリ誤訳の事情

2003年 翻訳論・批評

海外ミステリの翻訳における誤訳や訳出の問題点を論じた研究書。

翻訳問題比較文学

本棚のスフィンクス 掟破りのミステリ・エッセイ

2008年 エッセイ・評論

名作ミステリやミステリ映画を再検証するエッセイ集。話題を呼んだ著作。

映画論名作再検証

ヴィンテージ作家の軌跡―ミステリ小説グラフィティ

2011年 評論

ヴィンテージ世代のミステリ作家たちを描いた評論集。

作家論歴史的考察

スパイ小説の背景

2011年 評論・研究

スパイ小説の歴史的・文化的背景を考察した研究書。著者プロフィールとしても参照される。

スパイ小説文化的背景

全著作

  • 87分署のキャレラ エド・マクベインの世界
  • 87分署グラフィティ エド・マクベインの世界
  • 87分署シティ・クルーズ エド・マクベインの世界
  • 87分署インタビュー エド・マクベインに聞く
  • エド・マクベイン読本(編)
  • 海外ミステリ見聞録
  • 海外ミステリ誤訳の事情
  • 本棚のスフィンクス 掟破りのミステリ・エッセイ
  • ヴィンテージ作家の軌跡―ミステリ小説グラフィティ
  • スパイ小説の背景

作風・主題

文体
批評的・検証的な文体事実確認を重視する解説的アプローチ
頻出モチーフ
海外ミステリの精密な分析シリーズ作品の系譜検証

健康

  • インフルエンザ感染症
    2025年2月(罹患し入院、その後死去)
    入院後、感染症が原因で死去

評価・遺産

海外ミステリ、特にエド・マクベイン研究の第一人者として知られ、翻訳や誤訳の問題など実務的側面も含めた精緻な研究で評価された。長年の海外滞在経験を活かした評論やエッセイで日本のミステリ研究に貢献した。

関連学会

  • 日本推理作家協会

豆知識

  • エド・マクベイン本人と交流があり、マクベインが自身の過去作について直井に問い合わせることがあったと報じられている。
  • 商社勤務で長年海外に赴任し、その経験をもとに海外ミステリの研究を行った。