日本の文学賞

← ホームに戻る

宮下 伸

みやした しん

Miyashita Shin

プロフィール

性別
男性
生誕
1941-11-05 (東京都)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
東京都

経歴

職業
箏奏者, 三十絃奏者, 作曲家, 音楽教育者
活動期間
1964年〜
所属
財団法人日印協会 理事, 中央教育審議会 専門委員, 創造学園大学 元副学長, 堀越学園 元理事, 宮下伸箏曲研究所 主宰
影響を受けた人物
初世 宮下秀冽

学歴

東京芸術大学
音楽学部
卒業年: 1964
国: 日本
在学中に安宅賞受賞

受賞歴

安宅賞
1964
結果: Winner
芸術選奨新人賞
1968
結果: Winner
文化庁芸術祭大賞
1973
対象作品: 『宮下伸 箏・三十弦リサイタル』の演奏・作曲
主催: 文化庁
結果: Winner
文化庁芸術祭賞
1981
対象作品: 『響の宴』
主催: 文化庁
結果: Winner
松尾芸能賞 優秀賞
1997
主催: 松尾芸能賞
結果: Winner

受賞・候補エディション

作品

代表作

二面の三十絃と打楽器のための“ひびき”

1972年 現代邦楽/箏曲

二面の三十絃を用い、打楽器とともに重層的な共鳴を探るための作品。音色の対話と残響を主題とする。

共鳴対話伝統と現代の融合

三十絃と打楽器のための(ひびき)

1978年 現代邦楽/箏曲

単一の三十絃と打楽器の編成による別ヴァージョン。共鳴とリズムの対比に重点を置く。

共鳴リズム拡張技法

朗唱による箏独奏曲『海のまほろば』

1979年 箏独奏曲/現代邦楽

朗唱(語り)を伴う箏独奏曲。海や郷愁を題材にした叙情的な作品。

郷愁語りと音楽の融合

日本舞踊協会委嘱『祀の中で』

1979年 舞踊伴奏曲/箏曲

日本舞踊の舞台のために委嘱された作品。舞踊の所作と響きを念頭に置いた作曲。

舞踊伴奏伝統儀礼形式と即興

日本三曲協会委嘱『海流にのって』

1993年 箏合奏曲/現代邦楽

合奏で描く海のうねりを主題とした作品。NHK開局70周年記念で演奏されるなど高い評価を得た。

合奏表現情景描写

箏とピアノのための『水琴抄』

1993年 室内楽/箏曲

箏とピアノのために書かれた室内楽作品。水の音をモチーフにした静謐な楽想を含む。

対話繊細な音響

箏とオーケストラのための祝楽『煌』

2000年 協奏曲風/現代邦楽

高崎市制100周年委嘱作品として作曲された、箏とオーケストラのための祝典的作品。

祝祭性和洋融合大編成の響き

三十絃・尺八・歌による『南島』

1995年 合奏曲/現代邦楽

三十絃、尺八、声を組み合わせた作品。南国の風景や歌を思わせるテクスチャを持つ。

民族性声と楽器の結合風景描写

響の宴

1981年 委嘱作/現代邦楽

NHKの委嘱により作曲された作品で、文化庁芸術祭賞を受賞した。音の重なりと空間性が特徴。

空間性重層する音響祝祭性

全著作

  • 楽しくひける箏教則本
  • 宮下伸/響流 遠却より(CD・楽譜等の出版)

翻案

  • DVD『箏の物語』(2004年)出演

作風・主題

文体
邦楽の伝統に基づく現代的作曲手法音色の細やかな操作と残響を重視する表現
頻出モチーフ
海や水のモチーフ共鳴と余韻声と楽器の対話

評価・遺産

宮下伸は箏・三十絃の演奏家、作曲家、教育者として国内外で邦楽の普及と発展に寄与した。多くの委嘱作品を残し、演奏・教育・行政の面で邦楽界に大きな影響を与えている。

資料所蔵先

  • 国立国会図書館 所蔵資料(宮下伸 関連)
  • NHKアーカイブス(放送・委嘱作品の記録)

豆知識

  • 5歳より父・宮下秀冽に師事して箏を学ぶ。
  • 東京芸術大学卒業(1964年) 在学中に安宅賞受賞。
  • NHK邦楽育成会第9期を首席で修了。
  • 1973年に文化庁芸術祭大賞、1981年に文化庁芸術祭賞を受賞。
  • 創造学園大学副学長や中央教育審議会専門委員を務めるなど教育・行政面でも活動。