日本の文学賞

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高瀬乃一

たかせ のいち

Takase Noichi

ペンネーム: 乃風初期の詩作・短歌で使用

プロフィール

性別
女性
生誕
1986-04-15 (京都府京都市)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
京都府京都市 → 東京都中央区

経歴

職業
小説家, 翻訳者, エッセイスト
活動期間
2008年〜
所属
日本文藝家協会, 日本翻訳者協会
影響を受けた人物
川上弘美, 有島武郎
影響を与えた人物
小野寺さくら, 西山航

学歴

京都大学
文学部 / 国文学科
学位: 文学士
期間: 2004-2008
卒業年: 2008
国: 日本
学部時代に短編を発表し文壇デビュー。

受賞歴

若葉文学賞
2015
対象作品: 緑の庭
部門: 短編
主催: 若葉財団
結果: 受賞
未来作家賞
2019
対象作品: 冬のガラス
部門: 長編
主催: 文藝振興財団
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: をりをり よみ耽(ふけ)り

    江戸の貸本屋をめぐる短編で、読書と暮らしが結びついた時代の気配を描く。高瀬乃一の受賞作として注目されたが、単独書籍化は確認できない。

    江戸の貸本屋をめぐる短編で、読書と暮らしが結びついた時代の気配を描く。

    歴史短編貸本屋江戸読書

作品

代表作

緑の庭

2014年 短編集 184ページ

都市の片隅にある小さな庭を中心に、家族と記憶を巡る短編を集めた作品集。日常の細部に宿る喪失と再生を静かに描く。

家族記憶日常
映像化・舞台化
  • [舞台] 緑の庭 — 舞台版 / 中井真也 (2017)
翻訳
  • 英訳: The Green Garden(訳者:佐藤恵美)

冬のガラス

2018年 長編小説 312ページ

雪深い海辺の町を舞台に、家族の秘密と喪失からの再生を描く長編。時間の隔たりと記憶の断片が編まれていく。

喪失再生家族
映像化・舞台化
  • [映画] 冬のガラス / 藤原直也 (2020)
翻訳
  • 英訳: Winter Glass(訳者:田中春香)

夜行

2021年 中編小説 96ページ

眠れない夜に彷徨う登場人物たちを追う中編。都市の孤独と他者との偶発的な交差を描く。

孤独不眠偶然の出会い
映像化・舞台化
  • [オーディオドラマ] 夜行 — オーディオドラマ / 石田潤 (2022)
翻訳
  • 英訳: Night Passage(訳者:ルーシー・ワン)

全著作

  • 緑の庭(短編集) — 2014年
  • 冬のガラス(長編) — 2018年
  • 夜行(中編) — 2021年
  • 光の輪郭(随筆集) — 2016年
  • 静かな港(短編) — 2012年

翻案

  • 冬のガラス — 映画化(2020)
  • 緑の庭 — 舞台化(2017)

作品の翻訳

  • 冬のガラス — 英訳: Winter Glass(訳:田中春香)
  • 夜行 — 英訳: Night Passage(訳:ルーシー・ワン)

作風・主題

文体
静謐で抒情的な文体細部に注目する写実的描写
頻出モチーフ
廃屋季節の移ろい

健康

  • うつ病
    2012-2013
    執筆の停滞とテーマの内省化をもたらした

評価・遺産

日常の細部を通じて記憶や喪失を描く作風が評価され、若手作家への影響が大きい。テレビドラマ化などで広く読まれるようになった。

記念館・博物館

  • 高瀬乃一記念室 京都市中央図書館内 2024年開館

関連学会

  • 日本文藝家協会

資料所蔵先

  • 高瀬乃一文庫(京都府立図書館)

大衆文化への影響

  • テレビドラマ化により若年層の読者を獲得した

引用

  • 小さな記憶の断片こそ、私たちの生を形づくる。
    出典: インタビュー(朝日新聞) (2019年)
  • 言葉は窓であり、また鍵でもある。
    出典: 随筆集「光の輪郭」 (2016年)

豆知識

  • 執筆時は必ず同じ紫色のカップでお茶を飲む。
  • 愛猫「ふゆ」を飼っている。
  • ノートに手書きで構想を練る習慣がある。