日本の文学賞

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野神 白

のかみ はく

Nokami Haku

ペンネーム: 白川 朔初期短編で使用したペンネーム

プロフィール

性別
男性
生誕
1980-03-22 (福岡県福岡市)
国籍
日本
言語
日本語
宗教
無宗教
居住地歴
福岡県(出生) → 東京都(在住、2005年〜) → 京都府(短期滞在多数)

経歴

職業
小説家, 脚本家
活動期間
2003年〜
所属
日本ペンクラブ, 若潮文学会
所属団体
日本文芸家協会
影響を受けた人物
村上春樹, 川上弘美
影響を与えた人物
松本彩子, 石田航

学歴

早稲田大学
文学部 / 日本文学科
学位: 文学士
期間: 1998-2002
卒業年: 2002
国: 日本
在学中から同人誌に作品を発表

受賞歴

若潮文学賞
2016
対象作品: 白い港
主催: 若潮文学財団
結果: Winner
新鋭作家賞
2013
対象作品: 夜光虫
主催: 朝日出版社
結果: Winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 九月の町

    『九月の町』は、少年院に入ることになった少年の経験を通じて、未熟さ、反抗、成長の痛みを描く青春小説です。映画『サード』の原作としても知られ、閉ざされた場所から外の世界を見つめる若者の息苦しさが作品の中心にあります。

    九月の町は、軒上泊が青春小説の形式で人物と時代の手ざわりを描いた作品です。

    243ページ
    青春少年院成長の痛み

作品

代表作

白い港

2016年 長編小説 320ページ

地方の港町を舞台に家族と記憶をめぐる人々の葛藤を描くヒューマンドラマ。時間の差異と海の記憶が物語をつなぐ。

家族記憶喪失と再生
映像化・舞台化
  • [映画] 白い港〜波の記憶〜 / 藤井徹 (2019)
翻訳
  • 英訳: White Harbour(訳:エマ・サトウ)

夜光虫

2012年 短編集 208ページ

夜と海をモチーフにした短編を収めた短編集。孤独や繋がり、自然の光景が静かに浮かび上がる。

孤独自然記憶の断片
映像化・舞台化
  • [舞台] 夜光虫 / 中村友彦 (2014)
翻訳
  • 英訳: Bioluminescent(訳:エマ・サトウ)

航跡

2020年 長編小説 280ページ

気候変動と地方の生活を背景に、移動する人々の記憶と絆を描く。過去と現在が交差する叙事詩的作品。

移動環境共同体記憶
映像化・舞台化
  • [テレビドラマ] 航跡 / 佐藤玲 (2022)
翻訳
  • 英訳: Wake(訳:Emma Sato)

全著作

  • 港町の朝(短編、2003)
  • 遠い灯(短編集、2006)
  • 夜光虫(短編集、2012)
  • 白い港(長編、2016)
  • 海を渡る風(随筆、2018)
  • 航跡(長編、2020)
  • 短章集(短編集、2023)

翻案

  • 『白い港』映画化(2019)
  • 『夜光虫』舞台化(2014)
  • 『航跡』テレビドラマ化(2022)

作品の翻訳

  • 白い港 — 英語訳(Emma Sato訳)
  • 白い港 — フランス語訳(Le Port Blanc)
  • 夜光虫 — 英語訳(Bioluminescent)

作風・主題

文体
簡潔で叙情的な文体映像的な描写、静謐なリズム
頻出モチーフ
記憶

健康

  • うつ病(軽度)
    2014-2015
    創作活動に一時的な停滞が生じたが回復し活動を再開した

評価・遺産

現代日本文学における家族と記憶の描写で高い評価を受け、映画化や舞台化を通じて幅広い読者層に届いた作家として認知される。

関連学会

  • 日本文学会
  • 現代文学研究会

資料所蔵先

  • 国立国会図書館(作家本人寄贈コレクション)
  • 早稲田大学文学部附属図書館(アーカイブ)

大衆文化への影響

  • 映画『白い港』が2019年の映画賞で注目され、原作の売り上げが急増した。
  • 楽曲や舞台のモチーフとして作品世界が引用されることが多い。

引用

  • 言葉は海のように、遠くまで届く。見えない岸辺に誰かがいることを信じながら書く。
    出典: 白い港(2016) (2016年)

豆知識

  • 初期はペンネームで同人誌に発表していた。
  • 趣味は海釣りと深夜の散歩。
  • 執筆の合間に写真を撮ることがある。