日本の文学賞

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帯 十蔵

おび じゅうぞう

Obi Jūzō

ペンネーム: オビー短編小説の初期作品で使用したペンネーム

プロフィール

性別
男性
生誕
1979-04-15 (福岡県福岡市)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
福岡市(出生) → 東京都(在住)

経歴

職業
小説家, 脚本家
活動期間
2003年〜
影響を受けた人物
村上春樹, 川上弘美

学歴

早稲田大学
文学部 / 文学科
学位: 文学士
期間: 1997-2001
卒業年: 2001
国: 日本

受賞歴

東風文学賞
2011
対象作品: 黄昏の街
部門: 長編小説
主催: 東風文化財団
結果: winner
新鋭作家賞
2009
対象作品: 短夜の蒼
部門: 短編
主催: 日本現代文学振興会
結果: winner

受賞・候補エディション

芥川龍之介賞 1回登壇
  1. 受賞作: 登攀

    『登攀』は小尾十三による作品で、1944-1回の芥川龍之介賞で受賞対象となった。初期の同賞を形づくった作品の一つとして、作者の時代認識や人物描写の特色を伝える。

    小尾十三の『登攀』は、芥川龍之介賞の初期受賞作として記録される作品である。

    近代日本文学芥川賞社会と個人

作品

代表作

黄昏の街

2010年 現代文学 320ページ

過去と現在が交錯する地方都市を舞台に、主人公の孤独と再生を描く長編小説。記憶の断片と都市の風景が織りなす叙情的な筆致で評価された。

孤独記憶都市
映像化・舞台化
  • [映画] 黄昏の街 / 佐藤洋 (2013)
翻訳
  • 英訳:City of Twilight(2015年)

風の記憶

2014年 短編集 240ページ

さまざまな「風」をモチーフにした短編集。日常の細部を掬い上げる視点と、静かな不穏さを孕む終わり方が特徴。

記憶人間関係移動
翻訳
  • 一部短編が英語訳・ドイツ語訳あり

夜行列車

2018年 長編小説 280ページ

夜行列車を舞台に、複数の視点が交錯する群像劇。過去の選択が現在の縁を紡ぐ構成で、叙述トリックとも評される。

運命出会い記憶
映像化・舞台化
  • [テレビドラマ] 夜行列車 / 中村絵里 (2020)
翻訳
  • 英語版刊行予定

全著作

  • 短夜の蒼(2009)
  • 黄昏の街(2010)
  • 風の記憶(2014)
  • 夜行列車(2018)
  • 海辺の理由(2022)

翻案

  • 黄昏の街(映画化、2013)
  • 夜行列車(テレビドラマ化、2020)

作品の翻訳

  • 黄昏の街 → City of Twilight(英語、2015)
  • 風の記憶(選集)→ Selected Stories (German, 2017)

作風・主題

文体
抒情的で内省的な文体現実と幻想の境界を曖昧にする描写
頻出モチーフ
列車記憶移動

評価・遺産

都市と記憶を主題にした作風で評価され、映画・テレビ化を通じて広い読者層に支持されている。大学での講義や若手作家の育成にも関わり、現代日本文学の一側面を担う存在となっている。

関連学会

  • 現代文学会

資料所蔵先

  • 早稲田大学文学部付属資料室(帯十蔵資料)

大衆文化への影響

  • 黄昏の街(映画)の公開により、作品の舞台を巡る聖地巡礼が起こった

引用

  • 記憶は消えるものではなく、形を変えて私たちの中に留まるのだ。
    出典: 黄昏の街(2010) (2010年)
  • 旅は外側の風景だけでなく、内側の地図をも書き換える。
    出典: 夜行列車(2018) (2018年)

豆知識

  • 通勤の夜行列車の中で執筆を進める習慣がある。
  • 作中に登場する駅名や風景は実在の都市風景をモチーフにしているが、名前は架空化されている。