日本の文学賞

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小川 さやか

おがわ さやか

Ogawa Sayaka

プロフィール

性別
女性
生誕
1978-02-25 (愛知県尾張旭市)
国籍
日本
言語
日本語, 英語, スワヒリ語(研究使用)

経歴

職業
文化人類学者, 大学教員, 研究者
活動期間
2001年〜
所属
立命館大学 大学院先端総合学術研究科, 国立民族学博物館(研究戦略センター), 京都光華女子大学(非常勤講師), 大阪大学(非常勤講師), 京都精華大学(非常勤講師)

学歴

信州大学
人文学部 / 人間情報学科
期間: 1996-2000
卒業年: 2000
国: 日本
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
地域研究
学位: 博士(地域研究)
期間: 2000-2009
卒業年: 2009
国: 日本
博士(地域研究)、博士論文は「アフリカ都市零細商人の商慣行に関する人類学的研究」。

受賞歴

サントリー学芸賞
2011
対象作品: 都市を生きぬくための狡知 ─ タンザニアの零細商人マチンガの民族誌
部門: 社会・風俗部門
主催: サントリー
結果: 受賞
河合隼雄学芸賞
2020
対象作品: チョンキンマンションのボスは知っている ─ アングラ経済の人類学
主催: 河合隼雄記念財団
結果: 受賞
大宅壮一ノンフィクション賞
2020
対象作品: チョンキンマンションのボスは知っている ─ アングラ経済の人類学
主催: 大宅壮一記念財団
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 香港の重慶大厦に集うタンザニア人商人たちの交易と助け合いを追った人類学ノンフィクション。制度に頼らず、ついでの連鎖で回る商慣行と信用のあり方を描く。

    助け合いは、かたちばった制度よりも、ついでの連鎖から生まれる。

    276ページ
    香港タンザニア人人類学非正規経済互助SNS

作品

代表作

都市を生きぬくための狡知 ─ タンザニアの零細商人マチンガの民族誌

2011年 民族誌/アフリカ研究

タンザニア・ムワンザにおける零細商人(マチンガ)の参与観察にもとづき、都市で生きるための商慣行や機知(ウジャンジャ)を描いた民族誌。

アフリカ研究都市人類学非正規経済商慣行

「その日暮らし」の人類学――もう一つの資本主義経済

2016年 学術一般/ノンフィクション

不安定な日々の暮らしを送る人々の経済実践を人類学の視点から考察し、既存の資本主義論に対する別の見方を提示する一般向けの論考。

経済人類学生計非正規労働

チョンキンマンションのボスは知っている ─ アングラ経済の人類学

2019年 民族誌/都市研究

香港のチョンキンマンション滞在を通じ、アフリカ系商人を含む移動者たちの交易や地下経済の実践を調査したルポ的民族誌。国際的な移動、非公式経済、人間関係のダイナミクスを論じる。

移民・交易地下経済都市間交流

全著作

  • 都市を生きぬくための狡知 ─ タンザニアの零細商人マチンガの民族誌 (世界思想社, 2011)
  • 「その日暮らし」の人類学――もう一つの資本主義経済 (光文社新書, 2016)
  • チョンキンマンションのボスは知っている ─ アングラ経済の人類学 (春秋社, 2019)
  • 負債と信用の人類学:人間経済の現在(共著, 以文社, 2023)
  • 所有とは何か:ヒト・社会・資本主義の根源(共著, 中央公論新社, 2023)

作風・主題

文体
学術的で民族誌的な記述参与観察に基づく詳細なフィールドワーク記述一般読者にも配慮したルポ・論考の混合
頻出モチーフ
都市における生存戦略非正規・地下経済移動する商人と交易機知(ウジャンジャ)と交渉術

評価・遺産

アフリカおよびグローバルな非正規経済に関する精緻な民族誌を通して、都市人類学・経済人類学の理解を深めた研究者。実地研究と一般向け執筆を橋渡しし、学術界と一般社会双方で評価を受けている。

関連学会

  • 日本人類学会

豆知識

  • 大学院生時代からタンザニア・ムワンザで長期の参与観察を行った。
  • 香港のチョンキンマンションに滞在してフィールドワークを行い、アフリカ系商人の交易を研究した経験がある。
  • 受賞歴にサントリー学芸賞(2011年)、河合隼雄学芸賞(2020年)、大宅壮一ノンフィクション賞(2020年)がある。