日本の文学賞

← ホームに戻る

大木 実

おおき みのる

Ooki Minoru

プロフィール

性別
男性
生誕
1913-12-10 (東京府東京市本所区(現:東京都墨田区))
死没
1996-04-17 (日本) 82歳
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
東京(本所区・現墨田区) → 埼玉県大宮市(現:さいたま市)

経歴

職業
詩人
活動期間
1942年〜1996年
影響を受けた人物
北原白秋, 西條八十, 佐藤春夫, 室生犀星, フョードル・ドストエフスキー, シャルル=ルイ・フィリップ

学歴

東京電機大学(当時:電機学校)
期間: 在学(中退)
国: 日本
入学後中退

受賞歴

現代詩人賞(第10回)
1992
対象作品: 柴の木戸
結果: Winner

受賞・候補エディション

現代詩人賞 1回登壇
  1. 受賞作: 柴の折戸

    大木実晩年の詩集で、古典的な言葉遣いと静かな眼差しを通じて、生死や記憶を深く見つめます。簡素な詩形の中に、長い時間を生きた詩人の澄んだ感覚が宿ります。

    柴の折戸は、大木実の表現世界を凝縮した受賞作です。

    92ページ
    記憶生死

作品

代表作

場末の子

1939年 詩集

初期詩集。都市周縁や幼年期の情景を描く作品群。

幼年期都市周縁喪失

屋根

1941年 詩集

戦時下の時期の詩を含む詩集。

戦時家庭記憶

故郷

1943年 詩集

郷愁や帰属意識を扱った作品を収録。

郷愁帰属記憶

天の川

1957年 詩集

自然や宇宙的なイメージを織り交ぜた詩集。

自然宇宙孤独

冬の支度

1971年 詩集

季節感と人生の準備を主題とした詩集。

季節準備成熟

柴の木戸

1992年 詩集

人生的旅情を漂わせる作風が評価された作品。現代詩人賞受賞作。

旅情郷愁人生

全著作

  • 場末の子(1939年)
  • 屋根(1941年)
  • 故郷(1943年)
  • 天の川(1957年)
  • 冬の支度(1971年)
  • 柴の木戸(1992年)
  • 詩人の歩み
  • 詩を作ろう
  • 大木実詩集(思潮社、1989年)

作風・主題

文体
人生的旅情を漂わせる抒情的な文体素朴で抑制の効いた表現
頻出モチーフ
故郷喪失

評価・遺産

幼年期の喪失や旅情を基盤にした詩作で知られ、20世紀後半の日本詩壇において評価を得た。複数の詩集を通じて郷愁や人生の断片を描き続けた。

豆知識

  • 幼少期に実母を病気で失い、関東大震災で継母や実弟・実妹を失うなど不遇な環境で育った。
  • 東京電機大学(当時電機学校)に入学したが中退した。
  • 1967年から1975年まで雑誌『四季』の同人となった。