日本の文学賞

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佐藤 雅美

さとう まさよし

Sato Masayoshi

別名: 佐藤 まさみ
ペンネーム: 佐藤雅美(さとう まさみ)1998年途中まで振り仮名を「まさみ」としていた表記

プロフィール

性別
男性
生誕
1941-01-14 (兵庫県)
死没
2019-07-29 (静岡県伊東市) 78歳
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
作家, フリーライター, 記者
活動期間
1984年〜2019年

学歴

早稲田大学
法学部 / 法学科
国: 日本

受賞歴

新田次郎文学賞
1985
対象作品: 大君の通貨
主催: 新田次郎文学賞選考委員会
結果: 受賞
直木三十五賞
1994
対象作品: 恵比寿屋喜兵衛手控え
主催: 直木三十五賞選考委員会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 大君の通貨 幕末「円ドル」戦争は、佐藤雅美による受賞作です。人物や時代の手触りを軸に、題材の背景と登場人物の選択を落ち着いた筆致で描きます。

    大君の通貨 幕末「円ドル」戦争の世界へ読者を導く、受賞歴を持つ一作です。

    276ページ
    受賞作時代と記憶人物描写
直木三十五賞 1回登壇
  1. 受賞作: 恵比寿屋喜兵衛手控え

    『恵比寿屋喜兵衛手控え』は、佐藤雅美による講談社から刊行された作品で、直木三十五賞で評価された。題名が示す対象を軸に、著者の関心と時代背景を読ませる一作である。

    『恵比寿屋喜兵衛手控え』は、直木三十五賞で選ばれた佐藤雅美の作品である。

    受賞作直木三十五日本文学

作品

代表作

大君の通貨―幕末「円ドル」戦争

1984年 歴史経済小説

幕末期の貨幣と為替、国際経済を題材にした歴史経済小説。緻密な資料考証に基づき、経済の視点から幕末を描く。

通貨・金融幕末史経済史

恵比寿屋喜兵衛手控え

1993年 時代小説

町人や岡っ引きらを描いた人情味のある時代小説。第110回直木三十五賞受賞作。

江戸時代市井の人々司法・警察制度

物書同心居眠り紋蔵

1994年 時代小説

物書同心を主人公とした捕物帳風シリーズの第一作。NHKでテレビドラマ化された。

捕物帖江戸の風俗職業人の視点
映像化・舞台化
  • [テレビドラマ] 物書同心いねむり紋蔵 (1998)

八州廻り桑山十兵衛

1996年 時代小説

旅をしながら事件を解決する捕物シリーズの一作。2007年に映像化された作品もある。

巡回捕物江戸諸国の風景義理人情
映像化・舞台化
  • [テレビドラマ] 八州廻り桑山十兵衛〜捕物控ぶらり旅 (2007)

全著作

  • 大君の通貨―幕末「円ドル」戦争
  • 薩摩藩経済官僚 回天資金を作った幕末テクノクラート
  • 幕末住友役員会 生き残りに賭けた二人の企業戦略
  • 主殿の税 田沼意次の経済改革
  • 江戸の税と通貨 徳川幕府を支えた経済官僚
  • 影帳―半次捕物控
  • 恵比寿屋喜兵衛手控え
  • 物書同心居眠り紋蔵
  • 開国―愚直の宰相堀田正睦
  • 泥棒稼業
  • 八州廻り桑山十兵衛
  • 手跡指南 神山慎吾
  • 無法者(アウトロー)
  • 隼小僧異聞
  • 立身出世―官僚川路聖謨の生涯
  • 楼岸夢一定―蜂須賀小六
  • 密約
  • 幽斎玄旨
  • 揚羽の蝶
  • 殺された道案内
  • お尋者
  • 縮尻鏡三郎
  • 歴史に学ぶ「執念」の財政改革
  • 啓順凶状旅
  • 百助嘘八百物語
  • 老博奕打ち
  • 槍持ち佐五平の首
  • 劇盗二代目日本左衛門
  • 四両二分の女
  • 命みょうが

翻案

  • 物書同心いねむり紋蔵(NHKテレビドラマ、1998年)
  • しくじり鏡三郎(NHKテレビドラマ、1999年)
  • 八州廻り桑山十兵衛〜捕物控ぶらり旅(テレビ朝日、2007年)

作風・主題

文体
緻密な時代考証に基づく描写歴史的事実と経済史の融合読みやすい語り口での時代小説
頻出モチーフ
江戸時代の司法・警察制度医学・医療の知識経済・通貨の仕組み

評価・遺産

緻密な史料考証と経済視点を持ち味とする時代小説作家として評価され、直木賞などの受賞歴を持つ。多数のシリーズ作や映像化作品を通じて現代における時代小説の幅を広げた。

資料所蔵先

  • 国立国会図書館(NDL)所蔵資料/識別子: 00143774
  • VIAF(仮レコード): 108207803

大衆文化への影響

  • NHK金曜時代劇『物書同心いねむり紋蔵』(1998年)
  • テレビ朝日『八州廻り桑山十兵衛〜捕物控ぶらり旅』(2007年)

豆知識

  • 大学卒業後に企業に就職するも新人研修が馬鹿馬鹿しくなって3日で退職したエピソードがある。
  • 1968年に『ヤングレディ』のフリーライターとして採用されるが、女性週刊誌に馴染めず3ヶ月で退社した。
  • 『週刊ポスト』創刊に記者として参加した経験がある。
  • 直木賞受賞時を含め、1998年途中まで名前の振り仮名を「まさみ」としていた。
  • 処女作『大君の通貨』で第4回新田次郎文学賞を受賞(1985年)。
  • 『恵比寿屋喜兵衛手控え』で第110回直木三十五賞を受賞(1994年)。