新田次郎文学賞
にったじろうぶんがくしょう
公益財団法人新田次郎記念会が主催する非公募の文学賞。形式の如何を問わず、史実・事実に基づいた文学または自然界に材を取った作品を対象とし、年1回発表される。受賞者には正賞として気圧計(バロメーター)、副賞として賞金100万円が授与される。
- 創設年
- 1982
- 主催
- 公益財団法人新田次郎記念会
- カテゴリー
- ノンフィクション・記録文学
- 受賞対象
- プロ
- 開催頻度
- 年1回
- 発表時期
- 3〜5月頃
- 賞のステータス
- 活動中
説明
公益財団法人新田次郎記念会が主催する日本の文学賞。前年に初めて刊行された作品で、歴史・現代を問わず、ノンフィクション文学または自然界に材を取ったものを対象とし、年1回『小説新潮』にて発表される。受賞者には正賞として気圧計(バロメーター)、副賞として賞金100万円が授与される。
賞品
- 主賞品
- 気圧計(バロメーター)
- 賞金
- 1,000,000円
選考情報
選考プロセス
| 段階 | 審査員 | 通過率 | 発表 |
|---|---|---|---|
| 最終選考 | 選考委員による合議 | — | 小説新潮にて発表 |
選考基準
- 前年に初めて刊行された作品であること
- ノンフィクション文学または自然界を題材とした作品であること
関連の賞
- 文学賞の一覧
公式情報
https://nittajiro.com/過去の受賞者
江戸の町を愛しながらも評価されずにいた歌川広重が、ベロ藍との出会いをきっかけに名所絵で開花していく半生を描く。
江戸の青空を描きたいという思いが、広重を名所絵へ導く。
播州高砂の漁師から身を起こした工楽松右衛門が、帆の改良を通じて江戸海運を変えていく姿を描く歴史長編。海商としての成長と、松右衛門帆完成までの苦闘を軸にしている。
一枚の帆が、江戸の海を変える。
『つかこうへい正伝 1968-1982』は、長谷川康夫が演出家・劇作家つかこうへいの黄金期を追った評伝である。関係者への取材と自身の記憶をもとに、口立て稽古、劇団の熱気、時代を動かした舞台の力を描き出す。
つかこうへいの舞台が放った熱を、同時代の証言として記録する評伝。
『ひみつの王国 評伝 石井桃子』は尾崎真理子による受賞作です。受賞データと書誌確認先をもとに、作品名・著者名・出版状況を確認しました。
受賞歴と書誌確認を通じて読む『ひみつの王国 評伝 石井桃子』。
『バウルを探して 地球の片隅に伝わる秘密の歌』は川内有緒による受賞作品。賞記録で確認できる作品名と著者名を基礎に、単行本・文庫・短編集として採用できる識別子の有無を切り分けて整理した。
川内有緒『バウルを探して 地球の片隅に伝わる秘密の歌』の受賞作情報と書誌状況を整理した作品紹介。
『天佑なり 高橋是清・百年前の日本国債』は幸田真音による受賞作品。賞記録で確認できる作品名と著者名を基礎に、単行本・文庫・短編集として採用できる識別子の有無を切り分けて整理した。
幸田真音『天佑なり 高橋是清・百年前の日本国債』の受賞作情報と書誌状況を整理した作品紹介。
『満つる月の如し 仏師・定朝』は、2013年の受賞作として記録される作品です。作品名と著者情報を基点に、受賞歴、刊行形態、公開書誌を照合し、受賞対象そのものに結びつく範囲で整理しました。
受賞作『満つる月の如し 仏師・定朝』の書誌と作品情報を、掲載誌 ID を混入させずに整理しました。
ヒマラヤに棲むとされる雪男を追う捜索隊に加わった著者が、探索行の現場と、雪男に魅せられた人々の証言をたどるノンフィクション。未確認の存在を追う行為を通して、探検、信仰、執念、合理性の境界を描き出す。
雪男を探す旅は、存在の証明だけでなく、信じる人間の姿を照らし出す。
『あとより恋の責めくれば 御家人南畝先生』は、竹田真砂子による歴史小説です。受賞対象として記録される作品で、題名が示すイメージと作者の関心を手がかりに、人物や土地、記憶、感情の動きを描きます。
『あとより恋の責めくれば 御家人南畝先生』は、竹田真砂子の表現を受賞作として伝える歴史小説です。
『水神』は、筑後川流域を舞台に、水とともに生きる人びとの暮らしと治水への願いを描く歴史小説です。自然の脅威、村の結束、命を守るための知恵と苦闘が、上下巻にわたって重厚に展開します。
水を畏れ、水に生かされる人びとの祈りが歴史の流れを動かします。
『恋の蛍 山崎富栄と太宰治』は、太宰治と最後の時間をともにした山崎富栄の生涯に光を当てる長編小説です。恋、献身、文学者の影に隠れがちな女性の視点を通じて、戦後の空気と切迫した愛を描きます。
太宰治の最期に寄り添った女性の人生を、恋と時代の中に描きます。
『群青 日本海軍の礎を築いた男』は、植松三十里による作品で、2009年の受賞作として記録されている。作品名と著者名で国立国会図書館サーチを確認し、単独書籍として一致する資料がある場合のみ紙書籍の識別子を採用した。
植松三十里の『群青 日本海軍の礎を築いた男』は、受賞歴と刊行形態を手がかりに読まれる作品である。
『落花は枝に還らずとも 会津藩士・秋月悌次郎』は中村彰彦による受賞作です。中央公論新社から上下巻で刊行された歴史小説です。会津藩士・秋月悌次郎の生涯を通じて幕末維新後の時間を描きます。
受賞歴と書誌記録からたどる『落花は枝に還らずとも 会津藩士・秋月悌次郎』。
東郷隆の『狙うて候 銃豪の生涯』は、火縄銃・射撃の技を極めた人物の生涯を描く歴史小説。武芸と時代の変化、職能に生きる者の矜持を通じて、近世日本のもう一つの戦いを浮かび上がらせる。
銃を構える一瞬に、技を磨いた者の生涯と時代の変化が凝縮する。
近代文学を支えた作家や編集者、出版社の人間模様をたどる文壇史の作品。文学が生まれる場の華やぎと葛藤を、人物の交錯から浮かび上がらせる。
文壇栄華物語は、文壇史を手がかりに人の心と時代の気配を描く作品です。
『藪の中の家 芥川自死の謎を解く』は、山崎光夫によるノンフィクション文学、自然文学の作品。新田次郎文学賞で評価された作品として、作者の関心や時代性が表れた一作である。
新田次郎文学賞で注目された、山崎光夫の個性がうかがえる作品。
『江戸前の男 春風亭柳朝一代記』は、吉川潮による作品で、1997年の新田次郎文学賞で受賞対象となった。刊行形態が確認された作品として読まれている。
新田次郎文学賞で受賞対象となった『江戸前の男 春風亭柳朝一代記』。
『白き嶺の男; 沢の音; 頂稜』は、谷甲州による新田次郎文学賞の対象作。作品名が示す題材を軸に、人物、時代、場所、記憶の手触りをたどる作品として読める。
白き嶺の男; 沢の音; 頂稜という題名のもと、谷甲州が対象に向き合う姿勢が前面に出る作品。
『四十七人の刺客』は、池宮彰一郎による東宝から刊行された作品で、新田次郎文学賞で評価された。題名が示す対象を軸に、著者の関心と時代背景を読ませる一作である。
『四十七人の刺客』は、新田次郎文学賞で選ばれた池宮彰一郎の作品である。
『漱石先生ぞな、もし』は、半藤一利による文芸春秋から刊行された作品で、新田次郎文学賞で評価された。題名が示す対象を軸に、著者の関心と時代背景を読ませる一作である。
『漱石先生ぞな、もし』は、新田次郎文学賞で選ばれた半藤一利の作品である。
『天空の舟 小説・伊尹伝』は宮城谷昌光による作品です。中国古代、夏から殷へ向かう時代を背景に、伊尹の歩みを描く歴史長編。孤児から料理人、そして政治の先覚者へ至る人物像を大河的に描く。
天空の舟 小説・伊尹伝は、中国古代史の文脈で読まれる受賞作です。
『反骨 鈴木東民の生涯』は鎌田慧によるノンフィクション・評論系の作品。人物、社会、歴史、文化を題材に、対象を具体的な叙述でたどる。
『反骨 鈴木東民の生涯』は、鎌田慧の表現を新田次郎文学賞の文脈で読むための重要な対象である。
『北の海明け』は佐江衆一によるノンフィクション・評論系の作品。人物、社会、歴史、文化を題材に、対象を具体的な叙述でたどる。
『北の海明け』は、佐江衆一の表現を新田次郎文学賞の文脈で読むための重要な対象である。
『華日記 昭和生け花戦国史』は早坂暁によるノンフィクション・評論系の作品。人物、社会、歴史、文化を題材に、対象を具体的な叙述でたどる。
『華日記 昭和生け花戦国史』は、早坂暁の表現を新田次郎文学賞の文脈で読むための重要な対象である。
『我が名はエリザベス 満洲国皇帝の妻の生涯』は、入江曜子による受賞作で、題名が示す人物・場所・出来事を手がかりに、人間の選択や時代の空気を描く作品である。物語性のある作品では登場人物の関係と転機を、評論・ノンフィクションでは対象への観察と論点の積み重ねを軸に読ませる。
『我が名はエリザベス 満洲国皇帝の妻の生涯』は、受賞時代の問題意識と著者の視線が交差する一作である。
『ハラスのいた日々』は中野孝次による、人物の記憶や関係の揺らぎを通じて、時代や人生の陰影を描く作品です。受賞作として、題名が示す主題を軸に、読後に残る余韻を重んじた一作として位置づけられます。
『ハラスのいた日々』は、短い題名の奥に人物、時代、土地の気配を重ねる作品です。
異郷に生きる人間の孤独と記憶を見つめる小説。土地を離れた者の感情、文化のずれ、帰属への思いを抑制された筆致で描く。
異郷に生きる人間の孤独と記憶を見つめる小説。
大君の通貨 幕末「円ドル」戦争は、佐藤雅美による受賞作です。人物や時代の手触りを軸に、題材の背景と登場人物の選択を落ち着いた筆致で描きます。
大君の通貨 幕末「円ドル」戦争の世界へ読者を導く、受賞歴を持つ一作です。
責任 ラバウルの将軍今村均は、角田房子による受賞作です。人物や時代の手触りを軸に、題材の背景と登場人物の選択を落ち着いた筆致で描きます。
責任 ラバウルの将軍今村均の世界へ読者を導く、受賞歴を持つ一作です。
「小さな島の明治維新 ドミンゴ松次郎の旅」は、若城希伊子による受賞作。受賞歴により注目された作品として、作者の問題意識と語りの特色を示す一作である。
受賞作「小さな島の明治維新 ドミンゴ松次郎の旅」を入口に、作者の表現世界へ導く。
『一瞬の夏』は、沢木耕太郎による作品で、1982年前後の文学賞で評価された一作。題名が示す情景や主題を軸に、作者の関心と時代の空気を反映した作品として読むことができる。
沢木耕太郎の『一瞬の夏』は、受賞歴とともに読み継がれる作品である。