日本の文学賞

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須山 静夫

すやま しずお

Suyama Shizuo

プロフィール

性別
男性
生誕
1925-07-22 (静岡市)
死没
2011-07-10 85歳
国籍
日本
言語
日本語, 英語
居住地歴
静岡市 → 横浜 → アメリカ(ミシガン州アナーバー) → 東京

経歴

職業
アメリカ文学者, 翻訳家, 小説家, 大学教授
活動期間
1947年〜2011年
所属
農林水産省水産庁(漁船課), 明治大学(教授), 聖学院大学(教授)
所属団体
同人誌『月水金』
影響を受けた人物
青沼一郎, ハーマン・メルヴィル, ウィリアム・フォークナー, フラナリー・オコナー, ウィリアム・スタイロン

学歴

静岡県立静岡高等学校
期間: 卒業 1943
卒業年: 1943
国: 日本
横浜工業専門学校
造船科
期間: 卒業年不明
国: 日本
造船科卒業後、農林省水産局に入省
ミシガン大学
期間: 1952–1953 (留学、約1年間)
国: アメリカ合衆国
ガリオア資金による留学
明治大学文学部
文学部 / 文学
学位: 学士
期間: 夜間3年編入後卒業(〜1954)
卒業年: 1954
国: 日本
青沼一郎に師事、ハーマン・メルヴィル『白鯨』論で卒論提出
明治大学大学院
文学研究科
期間: 進学(詳細不明)
国: 日本

受賞歴

新潮新人賞(第3回)
1971
対象作品: しかして塵は-
主催: 新潮社
結果: 受賞
アメリカ研究図書賞(第1回)
1978
対象作品: 神の残した黒い穴 - 現代アメリカ南部の小説
結果: 受賞

受賞・候補エディション

作品

代表作

神の残した黒い穴 - 現代アメリカ南部の小説

1978年 文学批評(アメリカ南部文学論)

現代アメリカ南部の小説を論じた研究書。フォークナーら南部作家の作品を論考。

アメリカ南部文学文学批評

海鳴り

1981年 小説

職業作家として刊行した小説作品。

人間の苦悩

腰に帯して、男らしくせよ

1986年 随筆/小説

エッセイや短編を含む刊行物。

自我男性性

墨染めに咲け

2008年 自伝小説

最初の妻や長男の死など、個人的な喪失と苦悩を描いた自伝的要素の強い作品。

喪失悲嘆自伝

クレバスに心せよ! :アメリカ文学、翻訳と誤読

2012年 評論・エッセイ

アメリカ文学、翻訳、読解に関する論考を集めた論考集(遺稿・編纂可能性あり)。

翻訳読解アメリカ文学

地下に潺潺たる水の音を聞け

2013年 随筆/小説

晩年刊行(または遺稿刊行)の作品群。

回想静謐さ

全著作

  • 神の残した黒い穴 - 現代アメリカ南部の小説
  • 海鳴り
  • 腰に帯して、男らしくせよ
  • 墨染めに咲け
  • クレバスに心せよ! :アメリカ文学、翻訳と誤読
  • 地下に潺潺たる水の音を聞け

作家による翻訳

  • 『エジソンの生涯』(マシュウ・ジョセフソン、共訳)
  • 『闇の中に横たわりて』(ウィリアム・スタイロン)
  • 『八月の光』(ウィリアム・フォークナー)
  • 『黒と白 ― オーブリー・ビアズリーの肖像』(ブリジッド・ブローフィ)
  • 『月は沈みぬ』(ジョン・スタインベック)
  • 『ロング・マーチ』(ウィリアム・スタイロン)
  • 『賢こい血』(のち改題『賢い血』)(フラナリー・オコナー)
  • 『ミュージック・スクール』(ジョン・アップダイク)
  • 『プアハウス・フェア』(ジョン・アップダイク)
  • 『友だち』(ジョン・ノールズ)
  • 『マッケルヴァ家の娘』(ユードラ・ウェルティ)
  • 『危機の作家たち フォークナー、トマス・ウルフ、スタインベック論』(マックスウェル・ガイスマー、共訳)
  • 『マーク・トウェイン 動物園』(ガイスマー編)
  • 『死に憑かれた八人の女 小説集2』(テネシー・ウィリアムズ)
  • 『ブルーについての哲学的考察』(ウィリアム・H・ギャス、共訳)
  • 『クラレル 聖地における詩と巡礼』(ハーマン・メルヴィル)

作風・主題

文体
批評的で学術的な文体明晰で分析的な記述
頻出モチーフ
アメリカ南部文学喪失と苦悩翻訳と解釈

評価・遺産

アメリカ文学研究者として、翻訳・研究・教育の各分野で長年にわたり貢献した。フォークナーやメルヴィルの研究・翻訳を通じて日本におけるアメリカ文学理解を深め、多くの学生・研究者に影響を与えた。

資料所蔵先

  • 国立国会図書館(所蔵情報)

豆知識

  • 1925年7月22日生、2011年7月10日没(享年85)。
  • 1952年にガリオア資金によりミシガン大学へ約1年間留学した。
  • 明治大学で青沼一郎に師事し、ハーマン・メルヴィル『白鯨』に関する卒論を提出した。
  • 1971年、『しかして塵は-』で第3回新潮新人賞を受賞した。
  • 1978年に長男(隆志)を交通事故で失った経験があり、2008年に自伝的要素の強い『墨染めに咲け』を刊行した。
  • 多数のアメリカ英文学作品を翻訳し、日本に紹介した。