日本の文学賞

← ホームに戻る

田口 ランディ

たぐち らんでぃ

Taguchi Randi

ペンネーム: 田口ランディ筆名(本名は田口けい子)

プロフィール

性別
女性
生誕
1959-10-03 (東京都)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
東京都 → 茨城県筑西市

経歴

職業
小説家, エッセイスト, 作家, フリーライター
活動期間
1996年〜
所属
レッド・サークル(Red Circle Authors)
所属団体
レッド・サークル(Red Circle Authors)
ノミネート
2000年下半期 直木賞候補(コンセント), 2001年上半期 直木賞候補(モザイク), 2004年 直木賞候補(富士山)

受賞歴

婦人公論文芸賞
2001
対象作品: できればムカつかずに生きたい
主催: 婦人公論(雑誌)
結果: winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: できればムカつかずに生きたい

    日常の苛立ちや心の反応を見つめながら、怒りに振り回されずに生きる感覚を探る田口ランディのエッセイ。

    怒りを否定するのではなく、その奥にある弱さや願いを見つめ直す。

    怒り生活感覚自己観察

作品

代表作

コンセント

2000年 長編小説

2000年刊。性的オカルト要素を含む長編小説で、田口ランディを小説家として世に知らしめた作品。都市生活や人間関係の闇を描く。

性的オカルト人間関係心理サスペンス
映像化・舞台化
  • [映画] コンセント

アンテナ

2000年 小説

『コンセント』と並ぶ初期の長編の一つ。性的・オカルト的なモチーフが見られる。出版後に盗作指摘を受け、一時絶版となったが改訂版が出された。

オカルト性的表現人間の欲望
映像化・舞台化
  • [映画] アンテナ

モザイク

2001年 小説

2001年刊。『コンセント』『アンテナ』と共に初期の代表作群をなす。直木賞候補となった作品の一つ。

性的オカルトアイデンティティ都市の孤独

忘れないよ!ヴェトナム

1996年 エッセイ

1996年刊のエッセイ。ベトナム滞在や取材をもとにした随想・ルポルタージュ的な作品。

記憶国際理解

根をもつこと、翼をもつこと

2001年 エッセイ

人生観や生き方について綴ったエッセイ集。読みやすい語り口で幅広い読者に人気がある。

生き方自己啓発人間関係

富士山

2004年 小説

2004年刊。自然や象徴としての富士山をめぐる物語で、直木賞候補となった作品。

自然象徴性再生

全著作

  • 忘れないよ!ヴェトナム
  • 癒しの森 ひかりのあめふるしま屋久島
  • もう消費すら快楽じゃない彼女へ
  • スカートの中の秘密の生活
  • 馬鹿な男ほど愛おしい
  • ミッドナイト・コール
  • コンセント
  • アンテナ
  • できればムカつかずに生きたい
  • 根をもつこと、翼をもつこと
  • モザイク
  • 富士山
  • 被爆のマリア
  • キュア
  • パピヨン

翻案

  • コンセント(映画化)
  • アンテナ(映画化)

作風・主題

文体
性的オカルトを取り入れたセンセーショナルな文体エッセイ風の語りを織り交ぜることがある現代の都市生活を描くモダンな語り口
頻出モチーフ
オカルト死と再生都市の孤独

評価・遺産

田口ランディは1990年代末から2000年代初頭にかけて注目された日本の女性作家で、性的オカルトを特徴とする作風とエッセイ作品で知られる。『コンセント』『アンテナ』『モザイク』の三部作は広く読まれ、一部は映画化された。一方で盗作指摘を受けた作品があり、出版物の扱いに影響が出たことも評価の一部に含まれる。

大衆文化への影響

  • 『コンセント』『アンテナ』が劇場映画化された

豆知識

  • 本名は田口けい子。
  • 1996年にエッセイ『忘れないよ!ヴェトナム』を発表し、その後2000年に長編小説『コンセント』で小説家デビューした。
  • 『コンセント』『モザイク』『富士山』で直木賞候補となった。
  • 複数の著作で盗作指摘があり、『アンテナ』『モザイク』は一時絶版となったが、改訂文庫版が出された。