日本の文学賞

← ホームに戻る

高田宏

たかだ ひろし

Takada Hiroshi

プロフィール

性別
男性
生誕
1932-08-24 (京都市)
死没
2015-11-24 83歳
国籍
日本
言語
日本語, フランス語
居住地歴
京都市 → 石川県加賀市 → 東京都

経歴

職業
編集者, 作家, 随筆家
活動期間
1955年〜2015年
所属
光文社, アジア経済研究所, エッソ・スタンダード石油(現・ENEOS), 国立民族学博物館(創設準備室企画委員), 石川県九谷焼美術館(館長)
所属団体
日本ペンクラブ, 将棋ペンクラブ

学歴

石川県立大聖寺高等学校
国: 日本
京都大学
文学部 / 仏文学科
国: 日本

受賞歴

大佛次郎賞
1978
対象作品: 言葉の海へ
結果: 受賞
亀井勝一郎賞
1978
対象作品: 言葉の海へ
結果: 受賞
読売文学賞
1990
対象作品: 木に会う
結果: 受賞
雪国文化賞
1995
結果: 受賞
旅の文化賞
1996
結果: 受賞

受賞・候補エディション

大佛次郎賞 1回登壇
  1. 日本初の近代国語辞書『言海』を編纂した大槻文彦の生涯を描くノンフィクション。辞書づくりに費やされた長い歳月と、明治という時代の言葉への熱を重ねる。

    一冊の辞書に賭けた生涯から、近代日本の言葉の海が見えてくる。

    295ページ
    評伝辞書編纂明治文化

作品

代表作

言葉の海へ

1978年 評伝

大槻文彦の生涯を描いた評伝。近代日本語辞書『言海』の編纂者である大槻の生涯と業績を丁寧にたどり、言葉と文化の関係を考察する。

言語辞書伝記近代日本文学史

木に会う

1989年 随筆・自然論

樹木や森を主題とした随筆集。自然への観察と敬意、暮らしとのつながりを柔らかな視点で綴る。

自然樹木随筆風土

雪 古九谷

1987年 歴史小説

書き下ろし長編歴史小説。古九谷にまつわる歴史と雪国の風土を織り込みながら物語を展開する。

歴史伝統文化

島焼け

1997年 歴史小説

1785年の青ヶ島の大噴火と離島・帰島にまつわる約40年の歴史を描いた伝記小説風の作品。

災害歴史

全著作

  • 言葉の海へ
  • 本のある生活
  • おや、旅だ!
  • われ山に帰る
  • 五十歳、いざ!
  • 言葉の影法師
  • エッセーの書き方
  • 雪日本 心日本
  • 「吾輩は猫でもある」覚書き
  • 冬の花びら 中谷宇吉郎の一生
  • 遊びをせんとや
  • 海上の王国
  • 雪 古九谷
  • 木に会う
  • 猫のしっぽ
  • ふるさと再び
  • 花のあるミュージアム
  • 田舎者の東京暮らし
  • 島へ 12の旅の物語
  • 旅の図書館
  • 山川草木紀行
  • 大空と大地へ還りゆく日は
  • 木のことば 森のことば
  • 島焼け

作風・主題

文体
随筆的な文体自然描写を重視する語り口明晰で落ち着いた叙述評伝的記述
頻出モチーフ
樹木言葉

健康

  • 肺がん
    2015年(死亡)
    2015年に肺がんで死去。長年の執筆活動に終止符が打たれた。

評価・遺産

編集者としての経歴と幅広い著作群で知られる。『言葉の海へ』などで主要な文学賞を受賞し、自然随筆、紀行、歴史小説など多分野に影響を与えた。

記念館・博物館

  • 石川県九谷焼美術館 石川県加賀市
  • 深田久弥 山の文化館

関連学会

  • 日本ペンクラブ

豆知識

  • 1955年に光文社入社、雑誌編集者として出発した。
  • エッソ(現ENEOS)でのPR誌『エナジー』は会社PRを行わず一冊一特集主義を採り、多くが単行本化された。
  • 長男の高田尚平は将棋棋士である。
  • 将棋ペンクラブの会長を務めたことがある。
  • 著作は約100冊にのぼる。