日本の文学賞

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高橋 光子

たかはし みつこ

Takahashi Mitsuko

ペンネーム: 上条 由紀主に少女小説で使用した筆名

プロフィール

性別
女性
生誕
1928-08-15 (愛媛県宇摩郡川之江町(現:四国中央市))
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
東京都武蔵野市

経歴

職業
小説家, 脚本家
活動期間
1965年〜
所属
日本文藝家協会, 群青(同人)
所属団体
日本文藝家協会
ノミネート
芥川賞候補(1965年『蝶の季節』), 芥川賞候補(1972年『遺る罪は在らじと』)

学歴

愛媛県立川之江高等女学校
国: 日本

受賞歴

文學界新人賞
1965
対象作品: 蝶の季節
主催: 文學界
結果: 受賞
潮賞(ノンフィクション部門優秀賞)
1993
対象作品: 高畠華宵とその兄
部門: ノンフィクション
主催: 潮賞(潮出版社)
結果: 受賞

受賞・候補エディション

作品

代表作

蝶の季節

1965年 純文学

デビュー作。女性の内面と日常の機微を繊細に描いた短編。

女性の心情成長自然

遺る罪は在らじと

1981年 純文学

戦後の記憶や罪責感をテーマとした長編作品。

戦争の記憶罪と贖罪家族

高畠華宵とその兄

1993年 ノンフィクション

画家・高畠華宵とその家族を掘り下げた評伝的ノンフィクション。

伝記美術史家族

ぼくは風船爆弾

2018年 児童文学

風船爆弾に関わった自身の経験や戦争の記憶を若い読者に向けて綴った作品。

戦争の記憶子どもと歴史平和

とし子さん あなたに似た人

1966年 短編集

複数の短編を収めた作品。日常と人間関係の描写が中心。

日常家族人間関係

ハムスターになった男

1984年 小説

ユーモラスな着想を持つ短編・中編。家族や個人の奇妙さを描く。

ユーモア家族アイデンティティ

全著作

  • とし子さん あなたに似た人(1966)
  • 先生! 泣いてたまるか(1968)
  • 蝶の季節(1965)
  • 遺る罪は在らじと(1981)
  • ハムスターになった男(1984)
  • 母は平和の大地(1988)
  • この素敵な女たち(1989)
  • 漢方すばらしき人生(1992)
  • 高畠華宵とその兄(1993)
  • 「雪女」伝説 謎の作家・森万紀子(1995)
  • 私をささえた母の一言 39人の母たち(1995)
  • おだやかな死(1999)
  • 蝶の季節(再刊2001)
  • 海のつぶやき(2008)
  • 家族の肖像(2016)
  • ぼくは風船爆弾(2018)
  • 心に愛の鐘がなる(上条由紀名義・1973)
  • さよなら悲しみの川よ(上条由紀名義・1976)
  • 美しく燃える炎を見た(上条由紀名義・1976)
  • わが心の真珠(上条由紀名義・1977)
  • 愛ふたりだけ(上条由紀名義・1978)
  • 白い蝶の涙(上条由紀名義・1979)
  • 遠い声遠い海(上条由紀名義・1980)
  • 恋人たちの夜明け(上条由紀名義・1980)
  • 津和野の恋(上条由紀名義・1980)
  • 夜明けのハーバーライト(上条由紀名義・1982)
  • 恋のひとり旅(上条由紀名義・1982)
  • おいかけて初恋(漫画原作・1978)
  • オルフェウスの窓(共著・1983)
  • 奇跡の詩(翻訳・上条由紀訳・1975)

翻案

  • おいかけて初恋(漫画化、菊川近子画)
  • オルフェウスの窓(漫画原作・共著)

作家による翻訳

  • 奇跡の詩(ジュゼッペ・スコテーゼ著、上条由紀訳、集英社、1975)

作風・主題

文体
繊細で内省的な文体叙情的な描写
頻出モチーフ
母と子戦争の記憶

評価・遺産

高橋光子は1965年の『蝶の季節』で文學界新人賞を受賞してデビューし、以後純文学から少女小説、ノンフィクションまで幅広く執筆。戦争の記憶や女性の心理を扱う作風で評価され、日本文藝家協会の会員として活動を続けている。

関連学会

  • 日本文藝家協会

資料所蔵先

  • 国立国会図書館所蔵資料
  • VIAF / WorldCat による目録情報

豆知識

  • 高校在学中に勤労動員で風船爆弾の製造に関わった経験がある。
  • 上条由紀名義で1970〜80年代に集英社コバルト文庫などで少女小説を執筆した。
  • デビュー作『蝶の季節』で1965年に文學界新人賞を受賞した。